- Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062649834
感想・レビュー・書評
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東野圭吾はガリレオシリーズの1編で読んだことあるのでとばすとして。。。
★殺されたい女 野沢尚
TV局に「私は殺されるので犯人を探して」と一本の電話は入る。というのを軸にしたミステリー。
これは、結構面白い設定で「そうきたか~」という展開になってる。
★去年に福袋 渡辺容子
去年もらった友人の福袋事件と、今年の福袋の事件。
これは面白くよんだ。「最後にこう二つが絡むのね~」と気持ちよい終わりだった。
★命日の恋 藤田宣永
父の不倫現場を目撃した娘が、その後すぐ交通事故にあって死ぬ。果たして事件の真相は?
んーー。これはまぁまぁ。こんなもん。
★道連れ 南島砂江子
正月早々、妻と義姉そして義母を亡くした夫。居なくなって初めて分かった妻の有り難味。そして、妻の秘密。しかし、事件の真相は、コロコロと変わり、最後にドッカーーン。とやられた!これが、私の一番のお気に入り短編。女ってこわ~~~。
★殺意が見える女 新津きよみ
付き合ってた男が自分をふって条件のいい女と結婚する。それを阻止しようとする復讐に燃える二人の女
んーーー。最後に、え?なに?ってちょっと読み返してしまった。いまいち。。。
★骨まで愛した 小杉健治
死期間近な夫を退院させ娶った妻の死の真相は?
これは、あああ、なる程ね。と素直に納得。
★仮説の行方 夏樹静子
一人の男が二人の女を殺害した。その真相は?
これは、なんかイマイチ自分の中で盛り上がれなかった。んーー。
さすが人気ある作家さんばかりの短編でどれも話に入りこめ、楽しかった。
でも、私はやっぱり『道連れ』が最高に好き。
悲しみ、哀れさから、一気に憎しみ、復讐、執念と落とすとこが、ゾゾーーーとやられた。
『道連れ』には★5つ。
平均すると
★★★★ -
短編集って今まで嫌いだった。本の世界に入り込む前に話が終わってしまうから。でも、この本を読んでこうゆう世界観の見方もあんだなと気付かされた。少しだけズレ。まぁ、たまにはこういうのもいいかなと
この本の中の
「道連れ」…南島砂江子
が一番好きだ -
東野圭吾さん、野沢尚さんなどすごい人ばかり集めたミステリー。
中でも南島砂江子さんの「道連れ」は良かった。
途中、ストーリーの読める展開と思いきや、最後に、え?という落ち。悲しい落ちでしたが、面白く読めました。
途中、泣きそうになったりしたのに。。。やられました。(笑)
東野さんはさすがです。「爆ぜる」ガリレオシリーズの。
とても面白かった湯川教授。
野沢さんの「殺されたい女」もせつなくて。。
女ココロですね~この方本当に男性?なんて思うぐらい。(笑)
新津きよみさんの「殺意が見える女」もかわいそうな。。しかしこの男は許せん。と言いたくなる。
どれもこれもとても楽しく読めました。
旅先とかちょっとした人待ちにお勧めの一冊です♪ -
全体では★三つですが、日頃手に取らない作家さんが読めて、目から鱗の傑作選です。一つ々ドキドキしながら読めました。
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推理小説年鑑1998-1(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/1824393.html)
(収録作品)爆ぜる(東野圭吾)/殺されたい女(野沢尚)/去年の福袋(渡辺容子)/命日の恋(藤田宜永)/道連れ(南島砂江子)/殺意が見える女(新津きよみ)/骨まで愛した(小杉健治)/仮説の行方(夏樹静子) -
1998年度版ベストミステリー
ほとんど知ってる作家さんでした。
「探偵ガリレオ」の1篇も入ってました〜