- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062654050
作品紹介・あらすじ
家族の愛と絆をユーモア豊かに描く、感動の名作。メニム一家の物語、完結編。
感想・レビュー・書評
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3巻最後の衝撃の展開から、このラストまで、この流れはなかなかすごい。(ただし決して派手ではない!)
決して甘くはないラストだが、この物語にとても合っているし、良い余韻が残った。
2巻からのアルバートとピルビーム然り。デイジーとメニム家や、プーピーとビリー然り。
人形と人間のお互いを思いやる微妙な距離感に、切なくも温かくなり、もどかしくも納得してしまう。
ユーモアで満ちてはいるけれどほんとに地味で、決して明るくはない話だ。
でも私はこの物語とこの愛すべき人形の家族が大好きなんだなぁ。 -
めぐり合わせ、そして家族というものについて考えさせられる。みんな何かしら役割があるんだなあ…素晴らしかったです。チューリップおばあちゃんを初めて尊敬した。終盤デイジーやビリーとメニム家の関係が、全然甘い展開にならなくて、でも人生(人形生?)は交錯して変わって行くのが切なくも素晴らしかった。
あとがきにはケイトの物語を執筆中ってあるけど!読みたい! -
10年越しの最終巻。中学の図書室で借りパクしたやつ、ほんと反省して。
面白かったー!と同時に終わっちゃったのかぁと少し寂しくもあり。
10年たってもやっぱりワクワクしながら、ページをめくる手が止まらなかった。 -
せつなすぎる(;_;)
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等身大の見事な人形メニム一家の物語大円団
女主人デイジーの愛のもと北岸通りの骨董屋の階上に集められたメニムたち。一家は再び命を得るが、住み慣れた屋敷は人手に渡り、すでに彼らのものではなかった。