還暦ルーキー 60歳でプロゴルファー (The New Fifties)

著者 : 平山譲

• 講談社 (2001年4月11日発売)

感想・レビュー・書評

[aya00226さんの感想 · 2018年3月10日]

金と暇と体力はどうにかこうにか作り出すもの。

ウエアは普段着になるものを買う。
配達を大急ぎで済ませて練習時間を作り出す。
毎日5キロのランニングを雨の日も雪の日も欠かさず、体力を維持する。

歳をとった、と泣き言を口にした瞬間から人間は老いる。

人生に満足してしまいたくない。これでいい、と思いたくない。いつも夢を追いかけていたい。

大好きなことをやっているなら、逆境でも俯かない。それだけで幸せ者だ。笑う。逆境など小さなもの。

[baxさんの感想 · 2014年11月4日]

［　内容　］
逆風だから、がんばれる。
阪神大震災で、家も、店も、友も失くした。
瓦礫の中に遺された、たった一つのゴルフクラブから６０歳の挑戦が始まった…。
古市忠夫プロ誕生秘話。

［　目次　］
鈍色の一番ティー
哀愁のサンデーゴルファー
神戸市長田区鷹取商店街
平成七年一月十七日
瓦礫とゴルフバッグ
二つの復興
最後のプロテスト
黄昏色の十八番グリーン
神戸からのティーショット

［　問題提起　］


［　結論　］


［　コメント　］


［　読了した日　］

[小野不一さんの感想 · 2008年12月19日]

　60歳でプロゴルファーになった古市忠夫氏を描いたノンフィクション。私はゴルフというスポーツに全く興味はないが、それでもこの本は堪能できた。生涯青春を絵に描いたような生きざまが清々（すがすが）しい。

　<a href="http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20080428/p1" target="_blank">http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20080428/p1</a>

[Vitzyさんの感想 · 2006年10月27日]

震災ですべてを失ってプロゴルファーになるまで。
好きこそ物の上手なれ