岡本太郎の遊ぶ心 (The New Fifties)

著者 : 岡本敏子

• 講談社 (2005年3月24日発売)

作品紹介・あらすじ

常識にとらわれすぎたあなたへ。「最後は遊びがモノをいう」。貴重写真180点。太郎の生き方と発想法がわかる。

感想・レビュー・書評

[こうじろうさんの感想 · 2023年11月2日]

利潤のための経済で人間が堕落してしまうのを許せなかった太郎は芸術で世界と対決した。
ただ生きているだけなら犬や牛とおなじ。命を賭して危険な道を選ぶことで、ほんとうの人間的な生き方が出来る。
より問題なのは、自分の心に集団のモラルがしみ込み、己のうちに敵がいることだ。それが心のブレーキになっている。
好かれるというのは、人が用意した場所にうまく座り込むこと。それは堕落であり、自分自身を喪失してしまう。
人生に目的はない。肝心なのは生命の充実感だ。合理主義は虚構であり、楽しく豊かなはずの人生を抑圧している。
「男に生まれた以上世界中の女の男であるべきだ」
「ほんとうに生きるということは死んでもいいということだ」
「個と集団のモラルはいつでも対立関係にある」
「私はよく、嫌われなければならないと言う」
「合理主義こそが人間を大虐殺する」

[baxさんの感想 · 2014年11月4日]

［　内容　］
常識にとらわれすぎたあなたへ。
「最後は遊びがモノをいう」。
貴重写真１８０点。
太郎の生き方と発想法がわかる。

［　目次　］
１　岡本太郎のＤＮＡ
２　実験茶会という名の遊び
３　遊びがモノをいう本気の交遊
４　縄文土器の魅力を発見す
５　夢中の人
６　カメラマン太郎が行く
７　万博アメイジング
８　常識にとらわれないエネルギー
９　子どもスピリッツ
１０　アトリエにて
年表　岡本太郎は自分でつくった

［　問題提起　］


［　結論　］


［　コメント　］


［　読了した日　］

[moruku36さんの感想 · 2014年3月27日]

無償の情熱をもって遊ぶ