ティーン・パワーをよろしく(5) -甘い話にご用心!- (YA! ENTERTAINMENT)
- 講談社 (2005年3月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062693516
感想・レビュー・書評
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最近のティーン・パワーは、なんだかミステリアスでなかなか解けないような謎が多くなってきました。
読んでいて、それが面白くていいですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この巻ではサニーこと本名アリスが主役~パン屋でアルバイトすることに言いしれぬ不安を抱いているサニーは前のアルバイト先のハンバーガー店での失敗(嫌がらせ・妨害)が尾を引いているのかも知れないが誰にも云えない悩みも持っていた。テニスプレーヤーでコーチもしているお父さんがアメリカでチャンスを掴まないかと誘っているからだ。でもパン屋の「ジンジャーブレッドハウス」には引っ掛かりを感じる。案の定,こんがり焼けたネズミがトレイに乗っていたり,蠅がパン生地に練り込まれていたりして,パン焼きの職人の女性がクビになり,店番にリッチェルが抜擢されて,ウサギの着ぐるみを着て宣伝をするのは残りの5人になったが,サニーに着ぐるみは大きすぎて困る。嫌がらせを仕掛けた中学生はこっぴどくお仕置きを去れ溜飲は下がるが,同じショッピングモールの宝石店で万引き騒ぎが起きて,ウサギが怪しいと疑われた日には早く見切りをつけてカリフォルニアに移った方が良いかも知れない。父とオーストラリアを離れようとした矢先,自分が見たウサギの数が5匹だったのに違和感を覚え,父が家を離れたときに読んでいた本がヘンゼルとグレーテルで,お菓子の家の名が・・・~「日本人観光客がぞろぞろやってきた」を今なら,「中国人・・・」と書くだろうなあと思った。次は皮肉やニックが主役
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(中学三年生)