都会のトム&ソーヤ(11)≪DOUBLE≫上 (YA! ENTERTAINMENT)

  • 講談社
4.11
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062694711

作品紹介・あらすじ

頭脳明晰で、超巨大企業竜王グループの御曹司でもある、竜王創也。
 塾通いに追われるフツウの中学生だが、サバイバル能力だけは人並み外れている内藤内人。
 二人の中学生が、都会(まち)を舞台に、究極のゲームづくりをめざして冒険を繰り広げる「都会のトム&ソーヤ」は、累計100万部を突破した人気シリーズ! 

(11巻の内容)
 伝説のゲームクリエイター集団「栗井栄太」による、史上最大スケールの新作ゲーム「ダブル」がベールを脱ぐ! 
 ゲームに挑戦した創也と内人のまわりで、次々と不思議なできごとが。これはゲームなのか、現実なのか?
 「パラレルワールド」をテーマに描く、「都会のトム&ソーヤ」待望の新刊は、特大スケールの上下巻! 

※中学生以上の漢字はルビ付

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ11作目、上巻。
    栗井栄太の作った新たなR・RPGである「DOUBLE」をプレイしはじめるストーリー。
    内人と創也以外にも、なぜか今回は真田女史もプレイヤーとして参加している。
    はじめは内人と創也も「こんなものか…?」と思っていた新作ゲーム(それでも充分すごい)だったが、段々と現実とゲームの境が分からなくなってきて…という流れ。
    絵歩が何者なのか気になる。

    ドッペルゲンガーのことを英語でdoubleというのは知らなかった。

  • 栗井栄太が作った「DOUBLEダブル)」を体験する物語だった。
    蓋がある、ゲーミングチェアに座り、蓋を閉めて本人はゲームチェアで眠ったまま、もう1人の自分がRRPGに参加する。RRPGの世界では、自分とドッペルゲンガーである自分がいて、ドッペルゲンガーが自分を食ったらゲームオーバーというスリルがあり、とても面白かった。
    しかし、色々不可解な出来事が起こり、ドキドキハラハラした。

  • 遂に栗井栄太の「DOUBLE」が始まった。

    量子力学とかはちんぷんかんぷん。

    どこまでが現実でどこからがゲームなのか。
    思わせぶりな伏線、キーワードは目立つけれど、それが何を意味するか…。
    栗井栄太が交わす契約。
    真田女史の時見の力が失われる。
    創也が自転車に乗れる。
    卓也さんは映画出演で不在。
    水色パジャマ2人組の正体。
    謎のコンテナ、爆発音、悲鳴。
    柳川さんと神宮寺さんの大型特殊免許。

    みんな怪しく見えてくる。

    真田女史がかわいい。
    ジャパンテレビも何かやらかしてくれそうだ…。

    いつもあんまり予想したり、考えたりしないで読み進めるけれど、今回はちょっと考えながら読んでみた。
    予想は出来た。
    はたして…。

    真相は下巻で。
    Are you ready? 

    関係ないけれどYA!ENTERTAINMENTも10周年か…。
    10年経ってもまだ終わらないトムソ…。

  • 究極のゲームを創る上でのライバル、栗井栄太の最新作『DOUBLE 』今回は上下の2巻なので、読み応えがあります。現実の世界さながらのリアリティを持ったゲームにワクワクしてしまいます。

  • さっとしか読んでないのでよくわからなかったけど、色んなギミックが凝らしてあってよかった。やっぱり真田さん大好きだ

  • やっと読んだ。
    ゲームの世界。するするっと読めていいんだけど。

    トムのおばあちゃん、ステキ。これは変わらない。

  • 街トムも健在

  • 上巻はひたすら不思議がたくさん。

  • 【図書館本】さすがは栗井栄太。DOUBLEの設定もそれなりに練られてそうで楽しい。イメージとして『ツバサ』の“桜花国”(? 名前うろ覚え)が出てきた。休憩時間も仮想現実空間だと思ってるんだけど、どうだろう? 種明かしが楽しみ。
    今回のゲームでは真田女史と健一くんも巻き込むのか。この二人には早くくっついて幸せになってもらいたい。真田母の存在も気になる。絵コンテ書いたのは彼女かな? さっそく続きも読もう。

  • 面白いんだと思う、たぶん。

    仮想現実で創也や内人が別人にすり替わっていた訳が、
    神宮寺の思い付きとわがままだったことや、
    アルゴシティのそっくりさんを街ごと作った訳も、
    映画やドラマの撮影に使ってたり、
    行動心理学の実験に使うためと、
    どちらも全く説得力のない理由だとしても。

    (下巻に続く)

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著者プロフィール

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!! 虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。

「2023年 『都会のトム&ソーヤ 日めくり名言カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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