死神うどんカフェ1号店 一杯目 (YA! ENTERTAINMENT)
- 講談社 (2014年5月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062694865
作品紹介・あらすじ
中二の夏、溺れていた子どもを助けようとして、自らも命を落としかけた希子は、それ以来心を閉ざしてきた。だれとも関わりを持たないように。将来の夢など見ないように。
そんな希子の前に、「死神うどんカフェ1号店」があらわれる。どこか世慣れない店長と、男子ふたりが開店したそのうどんカフェには、なぜか三田亜吉良、自分を助けるために川に飛びこみ、意識不明の重体のまま眠りつづける元クラスメイトの姿があった。
妙に人間くさい死神たちと、半死人となってよみがえった元クラスメイトの少年と過ごす時間の中で、自分らしく生きることができずにいた少女はどう変わっていくのかーー。
感想・レビュー・書評
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主人公の希子は一見逆ハーっぽいポジションだけど、内実はシビア。ある事件をきっかけに死んでいるみたいに生きようとする希子が、店の皆と出会って生き直そうとする物語。
こういう物語が、大人に絶望する前の誰かに届いてくれたらいいなと思う。 -
死神など現実離れした展開の中、2年前の事故での両親の反応など妙にリアルな部分が光って続きが気になります。
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タイトルにひかれて。シリーズ1冊目なので、設定や人物を語ったかんじ。続きも読んでみよう
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中学生の時に読んで今も題名を覚えているくらい好きな作品。うどんたべたくなる
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キャラクターもとっても素敵だし(月太郎抱きしめたい…) 生きることということについて、非常に真摯に問いかけてくれる、作品です。それでも悲しくなりすぎることなく、さらっと読めるお話しで、とにかく、「バランスが素晴らしい」と言える作品です。しかし「死神うどんカフェ」凄いネーミングのお店です。ならんじゃいけないものが単語として並んでいます。かけたまうどんと、カフェオレしかメニューにないお店。しかも死神。混沌としています。でもそういう所が個人的にすごく好きです。
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死神と元死神と半死人。
こんな奇天烈な出逢い。だけどだからこそ、彼らと関わることで「生きてる」ことを考えさせられる。
可愛くて可笑しくて、少しせつない。
希子ちゃんが今後、死神うどんカフェ一号店の
面々との関わりを通してどう変わっていくのかとても楽しみ。
そして亜吉良くん、何という男前ぶり…。 -
たまよしがよかったし、なにやら中学高校で売れてる?らしいので期待してたけど
う~~~~~ん
うすいなーー
うすい
庭さんのイラストが、キャラデザがよすぎて
いいものだ!!と錯覚しそうだけど
まだ1巻だからあれだけど
薄味
主人公の女の子もなんか葛藤してるんだけどいまいち真に迫ってないというかなんというか
でも絵がすごくいい
たまよし2巻~は期待してる
うどんは2巻はどうしようかなおもしろくなるのかなーー