都会のトム&ソーヤ(14)《夢幻》上巻 (YA! ENTERTAINMENT)

  • 講談社
3.98
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本棚登録 : 597
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062695084

作品紹介・あらすじ

内人と創也は、ついに究極のゲーム「夢幻」を完成させた!
 「夢幻」の基本コンセプトは、「悪夢からの脱出」。
 竜王グループが建てた実験用の町の中にある、竜王学園中等部に集まった参加者は--、内人のほか、栗井栄太ご一行、真田志穂、健一、堀越ディレクター、浦沢ユラなど。
 専用のメガネとベルトを着けた参加者たちは、自分の意識が作りだしたアバターたちに惑わされることなく、校舎の中に隠された『快眠枕』を見つけ出し、現実世界に戻ることができるか? 
 失敗すれば、夢の世界から抜け出せなくなる危険も……。
 人気キャラクターたちが一同に会し、「都会のトム&ソーヤ」シリーズのクライマックスが、いよいよ始まる!

感想・レビュー・書評

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  • 「南北磁石」の新作ゲームである、「夢幻」のはじまりはじまり。
    ゲームの舞台や設定の説明が主で、実際にプレイヤーが集められてプレイする寸前までで上巻は終わり。下巻で何が起こるか楽しみ。

  • 内藤内人と竜王創也がARを駆使して作った「夢幻」の概要や制作過程、完成するまでの関係者の生活などが書かれた物語だった。
    2016年発行なのに、すでにAR(もはやVRみたいなゲーム)を活かしたゲームを考えるってすごいなと思った。

    しかも、ポケモンGOににた技術をゲームに入れようとしたのに、原稿完成間際にポケモンGOが発売してしまうアクシデントもあり、はやみね先生は相変わらず色々すごいなと思った。

  • あー楽しかった。遊んだなー。
    キャラの渋滞は少しも緩和されないようです。
    私はずっと渋滞でも良いと思うけど。

    4回目読了。展開も犯人も面白い会話も覚えているけどやっぱり面白い。何度読んでも声を出して笑う

    内藤内人がいるから物語に入っていけるけど、
    展開はもはや空想世界。
    人物設定、ぶっとびすぎてる。
    子供だから、楽しい、面白いと思えるのかな。

  • 「赤い夢」というはやみね作品の永遠のテーマに手をかけた内人と創也にテンションが上がる

  • 夢幻が完成し、参加者も集まりゲームの内容に期待が高まった状態で終わった上巻。
    今までにたくさんの苦労などもあったため、下巻がすごく楽しみになる。

  • 夢幻、作成段階。創也のおばあちゃん登場
    C8093

  • 上巻はゲームが始まるまで。
    一番危険なのはネズミと呼ばれる産業スパイでしょうか。それ以外にも色々怪しい人物がいるので面白くなりそう。

  • 上巻なので感想はさらりと。

    だから危険なのはどうなのさ。というのがどうにも気になる。
    いや、コンセプトとしては面白そうだと思いながら読んでましたけど、夢の中で階段から落ちてビクッとなって目覚めたら実際落ちてました、はシャレにならんと思うのですのよ。

    まあ、危険を危険と思わないのは子供の特権だから、それすら楽しんでるのだろうなあ。
    昔は昆虫も高い所も何もかも平気だった。

  • 南北磁石が遂に新作のゲーム制作に乗り出した!

    今回はゲームのテストプレイに向けての準備段階のお話。
    結構金かかってます。 創也が自分の祖母に企画を持ち込んでフィールドとして使う学校を借りたりと気合の入り方が半端ない。
    南北磁石がサラリーマンの平均生涯賃金以上を稼ぎ出している事にびっくり。 もしかしたらこれまでの本の中で語られてたかもしれないけど、記憶していないのでとにかくびっくりw
    竜王グループの総帥であるおばあちゃんは別の目的の為に創也達のゲームを利用しようとしている。 しかも彼らのゲームの企画を不良品とバッサリ。
    なんとかこのおばあちゃんの鼻を明かしてもらいたい物だ。

    話としてはゲームの舞台の設定と制作。それに伴う小物制作。 テストプレイヤーの選別と招待。 招待されたプレイヤー達の人物紹介ってな感じ。
    VR技術を使いリアルフィールドで行われるゲームはどうなるのかな。
    内人はこのゲームの中で得意のサバイバル技術を駆使できるのか。 おばあちゃんの思惑はうまくいくのか。
    今度こそ神宮寺率いる栗井栄太達をぎゃふんと言わす事が出来るのか。
    そして卓也さんは中学教師として覚醒するのか!
    他のプレイヤー達それぞれの思惑も絡み、無事に終わりそうな気がしない。

    ここまで盛り上げときつつプレイ開始は次巻に持ち越し! 早く続き読まねば!

  • ゲームは始まりません。
    他の作家なら50ページで書くような場面を5倍以上に伸ばすのが、はやみねかおる。
    日常を楽しむという点ではよいが、少し引っ張りすぎ。

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著者プロフィール

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!! 虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。

「2023年 『都会のトム&ソーヤ 日めくり名言カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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