| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
“かつて子どもだったあなたと少年少女のためのミステリーランド”の一冊。
面白かった。子どもの時に読みたかったし自分に子どもがいたら読ませたくなるような小説。主人公が聡い子で、出来事だけじゃなく自分で考えたいろいろなことを併記してるところが(この小説は主人公が書いた日記という体なので)大人でも考えさせられるようなテーマで興味深かった。最後に読者が騙されていたことが分かるちょっとした仕掛けもあって、ニクい演出だなーと思った。こんな子ども向けの、でも子供だましじゃない小説もお書きになられるとは、森博嗣さんすごい。
「世の中、トリックだらけだよ……
まず、子供たちに、大人は偉いと
見せかけている、これはなかなか大掛かりな
トリックだ。」
児童文学だけど、
どう転んでも森博嗣
という最後でしたね。
ぞくりとしました。
でも、ちょっと展開が早かったかなぁ。
最後に明かされる事実は、同作者の作品をいくつか読んでいるとあまり新鮮味を感じないかもしれない。
児童書ということもあり、小学生の一人称でした。やっぱり森作品らしく視点がすごく変わってるし、小学生というところも新鮮で面白い。
ストーリーは淡々としてますが徐々に不穏な雰囲気が漂ってきて、あれ?と思いながらラストまで読んだところで実は相当どろどろした話ということに気付きました。この、僅か数行で印象ががらっと変わる例のアレ(笑)は森作品ではよくあることですが、やっぱいいなー!
子供向けとして書かれてるけど大人向けじゃね?と最初思っちゃったんだけど、そういった、子供を侮った見方がダメなんだよという話。
ラストに、性別を逆転とある。ということは本当に殺されたのは女児ということなんだろうな。本当にあった事件を題材にしているのなら、小説内の犯人の動機が明確にされていないのに納得できる。
「夏休みには日記を書けと言われた。「書いたら。」とか、「書いてごらん。」ではなくて、「書きなさい。」という命令だ。・・・僕は、命令があまり好きではない。・・・けれど、とにかく反発して書かないでおくと、もっと嫌なことをさせられそうな気がしたから、しかたなく書くことにした。・・・」
「一番大事なことは、きっと、自分の命を守るということで、その次に大事なことは、できるだけ沢山の人の命を大事にすることだと思う。人が人を殺すことは、悪いことというよりは、嫌なことだ。悪いことだからしないのではなくて、嫌なことだからしたくないのだ。」 ミステリーランド! 森博嗣氏です! 今回もまた、森イズム満載。 あぁ、なんだか、色んな物語に通じるなぁ、と思って、楽しく読みました。 ... 続きを読む »
森先生の書く話は元々読みやすいのですが、この本は児童書の為、さらに読みやすくなっています。
小学生の僕の視点で話が進んでいくので読みやすいのでしょう。
しかし、頭の良い小学生だ事。
初めのうちは冒険風に話が進んでいくのですが、途中から話が怪しくなってきます。
僕の友達が行方不明になったりと事件性を帯びてきます。
そんな中、探偵伯爵と僕で犯人探しを始めます。
最後の方で明らかになる伯爵の正体には切なさと悲しさを感じました。
事件の真相もまた恐ろしく、そして、悲しいです。
最後の最後で驚くべき事実も発覚します。
森博嗣が小学生目線・・・・・・!
理屈屋の男の子が探偵の伯爵(黒服・ヒゲ・男)と友達となり、
失踪した友人を探しだす探偵物語
夏休みの日記に待ち受ける最後のどんでん返し
ぜひ最初から順に読んでください
現実って本当にずるくて「醜い、でも目をそらしてはいけない」のですね
夏休み、僕が出会ったのは、黒い服に髭を生やしたどっから見ても怪しい印象の男の人。言うこともやることも普通の大人とは大分違ってるけど、伯爵で探偵だというんだ。
子どもが行方不明になる事件に巻き込まれた、僕と伯爵のひと夏の物語。
ミントグリーンの背景に描かれたちょっとレトロ風な絵に惹かれました。中を開くと少々大きめな文字で語り手は小学生、ジュニア向けのようですが、これがなかなか深いメッセージ性があるなと思いました。特に「人を殺すというのは、悪いことだからしないのではなく、嫌なことだからしないのだ」という言葉がストンと胸の中に落ちてくるようでした。これまで色々と理屈をこねて考えてきた問題が、これほど簡単に納得させられるとは!
子どもにも大人にもお勧めです。
探偵伯爵と名乗る男と出会った少年が、行方不明になった友人を追いかけるうちに危険が忍びより…な探偵小説。どこか懐かしい夏休みの匂いと、子供の子供なりの視点に心をくすぐられる感じ。ただ、事件自体が結構重い…
森さんにしてはストレートな印象で読みやすかった。
ミステリーランドの中の一冊です。 ―おおまかなあらすじ― 夏祭り直前、新太は黒いスーツの探偵伯爵と出会う。 数日後、新太の友達ハリィとガマが行方不明に。3人目は新太だという伯爵。 公園のブランコやジャングルジム、電柱の上に現れ、ゴミと間違われそうな自転車で疾駆する謎の伯爵と共に犯人を追う新太。 犯人は?そして伯爵の正体は? 初、森博嗣さんです。 小学生の日記風に描かれてい... 続きを読む »

読みやすかった。





