ラインの虜囚 (ミステリーランド)

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著者 : 田中芳樹
  • 講談社 (2005年7月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062705752

ラインの虜囚 (ミステリーランド)の感想・レビュー・書評

  • ミステリーランドシリーズとしては1830年代のフランスが舞台であり、毛色が違ったが
    面白かった。

    銀河英雄伝説やアルスラーン戦記の人かぁ。
    これらも読みたい。。

    後書きで作者が子ども時代読んだ作品を挙げていたが、確かに名作。
    自分も改めて読み返したい。

    どこまでが史実でどこまでが創作なのか分からないが
    魅力的な登場人物達。
    (少女だけ創作だろうか??)

    子どもに読ませたいと思える作品。
    これを機に歴史にも興味を持つと思う。
    (今シリーズはなかなかエグイ作品も多いので。。。)

    海底二万マイル
    地底旅行
    怪傑ゾロ
    三銃士
    鉄仮面
    モンテ・クリスト伯
    透明人間
    宇宙戦争
    ドラキュラ
    バスカヴィル家の犬
    失われた世界
    水滸伝
    西遊記
    三国志演義
    ソロモン王の洞窟
    ポンペイ最後の日
    ガリバー旅行記
    ロビンソン・クルーソー
    ゼンダ城の虜

  • このシリーズって子どもが主役で活躍する話が多いと思うんです。
    だけどこの作品は、おとながすごく魅力的。
    かっこよくて頼りになる、憧れのおとなが3人も出てきます。
    剣を教えてというコリンヌをモントラッシェが諭すシーンがいいですよね。
    彼女の意志を尊重しつつ、考えに甘さがあることもきちんと教える。

    あとがきに作者が夢中になった本の題名がたくさん挙げられていて、私も全部読破したい!と思いました。

  • ミステリランドシリーズのコンセプト 《少年少女のため》 に正統的に応えた冒険活劇。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/13492288.html

  • さすが田中芳樹!さすがミステリーランド!
    フランスの歴史冒険活劇で小さい頃好きだった世界観満載です。
    ジャン ラフィットについて胸キュンになったので巻末の参考文献から読んでみようと思います。
    「こどもの教育上よくないから」というセリフがちょこちょこでてきてクスっと笑えました。

  • トゥルーグリット思い出した。
    一緒に行動するなら疑わないという台詞はいいなぁ。

  •  1人の少女が素敵な大人の男達に出逢い、成長し、答えを見つける物語。歴史、電気、冒険、戦闘……描写が鮮やかです。

  • 最後の締めで彼らが実在した人物たちだったことを知りました(汗)テンポよく読めました。女の子が主人公で、コリンヌに伴った3人がずっと年上の男たちという構図が面白く、この小説の魅力でもあると思います。
    久しぶりの冒険小説でわくわくしっぱなしでした。子供の持つ純粋な気持ちを思い出せた気がします。

  • 久しぶりに田中芳樹。
    相変わらずのユーモアで、
    安心して楽しめた。

    児童書だろうが関係ない皮肉っぷり。
    いいなあ。

    最近は中華系に偏ってきているけれど、
    アル戦やマヴァール年代記が好きな私にとっては、
    ヨーロッパ系のこの雰囲気、いい感じだ。

  • 田中芳樹の欧州時代小説。
    舞台は1830年、七月王政期のフランス。
    フランス人の父とカナダ先住民の母との間に生まれた少女・コリンヌが、パリを訪れる。
    初めて会う祖父に認知してもらうため、祖父から依頼された冒険に乗り出す。
    ライン川の城塞「双角獣(ツヴァイホルン)の塔」に幽閉されている虜囚の正体を確かめる。
    旅の道連れは、パリで出くわした胡散臭い男三人、デュマ、ラフィット、モントラシュ。
    邪魔するのは、パリを荒らす無法者「暁の四人組(パトロン・ミネット)」。
    ナポレオンは生きている!?
    そして最後に明らかになる、驚愕の真実とは?

    主役四人は全員実在の人物で、最後に彼らの足跡が明かされます(^-^)
    この時代(ウィーン体制)の歴史や、フランスの鉄仮面、ドイツのカスパール・ハウザーなどの怪奇譚が満載♪
    少年向けの冒険小説です。
    アレクサンドル・デュマの小説や、ハイネの詩集を読みたくなりますねw

    ニン、トン♪

  • ミステリーランドの名に恥じない、大人も楽しめる児童書。子供目線で書かれてはいるが、子供を舐めて書いてはいないので、好感が持てる。さすがの田中芳樹、わくわくどきどき、だけじゃない冒険譚でした。

  • 田中芳樹先生のジュブナイル!子供の時の読書のワクワク感を思い出させてくれました!少年少女が主人公の冒険小説って楽しいなあ!周りを固める大人たちがとてもいい奴らで、本当に面白かった!

  • 子供向け冒険活劇 三銃士と鉄仮面のごった煮。勢いがあって楽しい。アニメ化すると良いかもしれないけど、今の子供には受けないかもしれないかな。

  • 全て読み終えて、さすが、と唸ってしまいました。
    児童文学でありがちな、説教くささがなくても、最後の一説に全てが込められている気がします。
    ああ、こんな大人になりたい・・。精進せねば。

  • 最近、ヨーロッパの歴史を舞台にして小粒の佳品も執筆開始の田中芳樹さんのジュニア向けの作品。
    三銃士に着想を得て、ダルタニアンを女性として描いてみたらという発想に、キャンディキャンディでもアレンジしてみましたかというふうです。

    女主人公を支えるメンバーはいずれも歴史上の有名人物、そのネタはかなり早いところで割れますが、最後の後日談にはもっと意表を突く仕掛けがあり、これにはトリックを見破ったと鼻高々の鼻もぺしゃんこにされてしまうでしょう。
    ジュニア向けというのは否定できませんが、充分読めます。ちなみに女主人公についての詳しい話題は、Wikipediaで調べられます。たまたま、直前にそれを読んでいたので、なるほど、とうなずくことしきり。

  • 子供には未知の世界への憧憬を、大人には歴史とのつながりの面白さをくれる、レンジの広い物語。
    読みやすい文章が、なにより良い。

  • 子供向きとしてはまとまってると思うけど
    大人目線で読むと物足りない。
    主人公は好きなタイプではあるけど抜きんでた色がない。
    なので脇の三人がサポートにつくまでが
    微妙に御都合主義的に見えてしまった。
    挿絵は凄く合っていて、このおかげで魅力倍増かも。

  • 父を亡くした少女は、生まれて初めてフランスへ行き祖父と会う。祖父は孫と認めず、「双角館(ツインホルン)」に幽閉されてるらしいナポレオンを確認して来いとのこと。少女は街で出会った仲間三人と、ライン河沿いの館へ向かう。デュマ(三銃士)やハイネ(詩人)も出てきて、本好きはそこも楽しい。

  • カナダからパリにやってきた少女コリンヌ。
    大富豪の祖父から不可解なクエストを押し付けられる。
    孫と認める条件として。
    死んだはずなのに実は囚われていると噂されているナポレオンが本物かどうか調べてこい、と。

    そのために彼女の見つけ出した仲間はどいつもひと癖ありそな連中で…。
    挿画があの鶴田謙二さん。
    作者も、画家も、こんな仕事やってるくらいならあの作品の続きを書いてくれよ~、と思う。ていうのはウソ。これはこれで、けっこう楽しかったですよ。
    「ミステリーランド」の中でもおもしろいほうだと思う。

    これ、同じメンバーで続編欲しいなあ。最低5冊分くらいのキャラクタになってると思うし。

    (2006年03月07日読了)

  • きっと小学生の時に江戸川乱歩やシャーロック・ホームズを読んでいた人が、より楽しめるに違いないシリーズ

    三爺に囲まれる女の子という構図が大変おいしい^^

    化粧ケースと見返しの美麗さに惹かれて買ってしまった一冊です

  • 「あんたがもうすこし大きくなって、すてきなおとなになりたい、と思う年頃になったら聞かせてあげよう。ライン河のほとりで冬の星空をながめながら葡萄酒を飲んだ夜のことを。自分がすてきなおとなたちにかこまれているのだ、と心から感じることができた、あの夜のことをね。」

    最高だった!!!
    物語が始まった瞬間に、冒険を感じることができた。
    そして始まってみれば、あの素敵な大人たちの活躍。
    胸が躍るとはまさにこのこと!!!

    自分がいつの間にかコリンヌになっていて、彼女と一緒に、彼らと冒険をすることができた。
    本当は、実は、あっという間の冒険なのだけれど、それは物凄く重厚で、とても、濃い日々だったのだ。

    ジャン・ラフィット、エティエンヌ・ジェラール、アレクサンドル・デュマ、そしてコリンヌ・ド・ブリクール=オーリック、本当にあったんじゃないかと思える凄い冒険。
    とっても、大好きでした。
    彼らの、本当の冒険も気になる。
    あぁ、凄く良い本でした。
    ミステリーランドの中で今まで読んだ中で一番好き!

    【3/23読了・初読・市立図書館】

  • 今のところハズレなしのミステリーランド作品。本作は主人公を食っちゃうほどに周りのおやじたちが格好良すぎるお話。世界史に疎いので剣士も海賊も文豪も実在した人物だとは最後まで知りませんでした。ただ、ラフィットの名は聞いたことあると思ったらONE PIECEに出てきていたなぁ、と。モデルになったのはジャン・ラフィットだったことを本作で知った。話の内容からだいぶ脱線したけど、無難に面白い冒険ミステリー小説でした。

  • 子供向けに書かれた作品と言うことですが大人でも楽しめます。ガーーッと読めるのでやや物足りない感がありますが、『ミステリーランド』シリーズのコンセプトにはぴったりの作品だと思います。小中学生向けの冒険活劇小説といったところで、文句なく楽しい。
    最近の子供がどんなものを読むのかわかりませんが、こういうものを楽しいと思える子供が大勢いるといいなぁと思いますね。そしてこれをとっかかりに、実在の登場人物たちの関連作品を追っかけたりするのが読書の楽しみではないかと思います。
    鶴田謙二さんの挿絵も素敵です。

  • 子供を対象にして書いた作品なのに
    大人をも呻らせるのは流石の一言
    これぞ児童向け書籍の正しい姿だと思います。
    最近の児童書籍は、子供を舐めたものが多く、
    『子供が読むんだし、どうせバレやしない』と
    勉強もせずにむちゃくちゃな事を書きまくるものが多いですけど
    大人が読んでも突っ込めない話を、子供が理解できるように書く!
    それこそが理想の児童書籍です

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ラインの虜囚 (ミステリーランド)の作品紹介

一八三〇年、冬、パリからライン河へ謎と冒険の旅がはじまる。旅の仲間は四人、カナダから来た少女コリンヌ、酔いどれ剣士モントラシェ、カリブの海賊王ラフィット、若き自称天才作家アレク。奇怪な塔に幽閉された仮面の男は死んだはずのナポレオンなのか?謎と冒険の旅がいまはじまった。

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