神様ゲーム (ミステリーランド)

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著者 : 麻耶雄嵩
  • 講談社 (2005年7月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062705769

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神様ゲーム (ミステリーランド)の感想・レビュー・書評

  • 気になっていた作品。麻耶さん初読み。


    本当はノベルの方が読みたくってね。図書館に予約をかけたらミステリーランドの方が届き、「え…YAなの?」と、少し動揺。何だか不穏な感じがして、しばらく読む気が起こらなかった。


    あまりの二転三転さに二度読みしてしまった…。挿絵がいちいちこわくって不安を煽りまくる。…これ…小学生には刺激が強すぎるような気がする。と思いながら、もし自分が小学生の時にこの作品に出会ったら、ハマり過ぎて大変な影響を受けていただろうなぁ…と思った。


    大人や親、世間、友達の今まで信じていたものが、音を立ててガラガラと崩れていく。あまりにも不条理で心臓がバクバクしてしまった。


    真相は神様にしかわからないのかもしれない。神様の気まぐれ。それともエスプリ?…とても後を引く作品でした。

  • 一応子ども向け作品なのですね、コレ。
    子どもにはとても読ませられないと思うし、
    もし読んだとしても「ねぇこれどういう意味?」と
    大人には答えにくい質問を無邪気にしてくる可能性大。

    ジェノサイドロボとかネクロフィリアロボとか
    全然わからなったけど、意味があったんですね。
    こちらも子どもに聞かれたら答えられない。
    (それを作中の小学生に無邪気に言わせているあたり、
     作者は相当な性格なのではと思う・・・)

    鈴木君が神様だと告白したあたりは
    すごく面白くて、どんどん読み進めていったけれど
    最後に向かって後味の悪い展開にスピードダウン。

    さらに結末。
    まだ芳雄が言っていた犯人説の方が納得がいくのに、
    何故その人が犯人なのか?
    読者はポカンとしたままページをめくり、
    そこには楽しそうに笑う探偵団のメンバーがいるのみ。

    ・・・え、終わり!?

    ハテナマークが頭の中をたくさん巡る。
    でも神様が言うことは絶対だから、なるほどこれが真実なのね。
    理由はわからないけど、これが真実なのね。
    まさに死人に口なしね・・・と納得するより他にない。

    これがアリなのかと言われれば、私はナシだと思う。
    でも好きか嫌いかと言えば、嫌いではない。

  • 「かつて子どもだったあなたと少年少女のための」と謳い文句の基に刊行されたミステリーランド第7回配本。

    字も大きくて行間も広い、装丁は子ども向けだけど、衝撃の展開とラストは子どもにはトラウマレベルじゃないかなーと心配してしまうほど。

    でも麻耶さんだしなー。
    絶対「かつて子どもだったあなた」の方に比重おいて書いてそうだなー。

  • 文字も大きめ、ふりがなも多く、読みやすくて子ども向けかと思いきや…。
    最後の章のゾワゾワと伏線が回収されていく感じ。
    なるほど、と納得したあと、クライマックスでまさかのどんでん返し。
    なになにどういうこと!?
    読了後、目が点になったのは初めて。
    いろんな人の解釈を知りたい。

  • 児童向けとは思えない内容(^-^;
    最後がどうして「この人?」なんだけど、ゾワゾワした。

  • 児童向けレーベル『ミステリーランド』から出版された麻耶雄嵩作品。

    同級生が殺された!?
    大人たちが事故として片付けた事件を、少年探偵団が調べ始めるが――。

    ...と、ここまでは普通なのだけど、その先がひと味違う。

    ――なんと、自分は神様だと名乗る転校生が現れたのだ!
    〝神様〟は、ことごとく予言を当てていき...!?

    というわけで、神の存在まで考慮しなければならない、ユニークなミステリー。
    そして、どんでん返しも凄ければ、児童向けとは思えないほどの後味の悪さも凄い!

    褒め言葉です(笑)。

  •  これ、YA向けでいいのかな。
     ラストの衝撃もスゴいけど、死に方とかも。主人公とか、小学生よ? いいの? ホントに?
     でも、最後の最後のところの真相は、やっぱ謎よね。

     てか、鈴木くんが神様なのは、もう確定なんだ?
     そこは絶対?

     あと、イラストが怖さを増幅させてる。

  • イヤミスでした。これは子供にはきついんじゃないかなあ
    続編の話はけっこう好きでした
    最後の天誅の相手だけは理解できなかったけど
    あの人が死ぬことが」一番の天誅ってことで私は納得しました」

  • 子供向けにしては面白いらしいから、という感じで読んでみたらとんでもなかった。児童書のふりをした本格サスペンス。

    現代っ子のリアルな小学校(!)生活を垣間見せながら展開していくので、事件がより残酷で生々しく感じられてウヒャ〜となった。

    "神様"に事件の真犯人が明らかになって動き出すストーリーは、椎名林檎のアルバムみたいにシンメトリーになっている目次のど真ん中から急展開。

    最後の最後まで気が抜けなくて楽しかった!

  • 再読。こんな物騒な話だったか。未来を知っちゃいけないな。

  • 児童文学だと思ったら、大人向け?と言うほどの残虐シーン満載です。
    猫の残酷な連続殺害が起こる町で、小学生の主人公は憧れの女の子の飼い猫も殺され憤ってます。そこで自分の事を「神様だ」という転校生に、冗談だと思って犯人の事を聞いてみると…。
    不条理な連鎖で事件の確信に迫って行きますが、
    エーーー!?という真犯人。そして、放り出される一読者…。

  • 探偵が神様?という奇抜なアイデア。ストーリーも、結末も麻耶作品らしいと言えば作品らしいが、、、。動機とかもはっきりしないし、あまり後味が良くない。続編がこのミスで2015年2位だったので読んでみようと思ったがどうしよう。

  • 面白かった( ´ ▽ ` )ノ
    知らないで子供が読んだらいろいろ大丈夫か⁇
    だけども。
    神様が残酷にそっけないのが神様っぽくて素敵。
    何気に主人公の不幸っぷりが…
    36歳まで逆に死ねないのに、見てきたものが…
    次は続き読もう‼︎

  • …なにがなんだかわからない…(Lか
    最初大きな活字と振り仮名、挿絵から児童書か?と思ったけど(児童書だったけど)内容は児童書じゃない。イヤミスとかいうものじゃなくて、質問は一切受け付けませんという感じ。
    子猫殺しの犯人を捜していた少年探偵団。少年探偵団の本部で主人公の親友の死。親友を殺したのは誰か。
    後半どろどろしてる。ラストは置いてけぼりを食らった。いまだに納得できる答えが見つからない。

  • このミス2015第2位の「さよなら神様」を読もうと思って、前作を読もうとしたら"小学生向け"で見つけたのでさらっと読んでみたが・・・小学生向け?猫殺しの内容、「天誅」の凄惨さ、ラストのひっくり返しっぷりと、どれをとっても小学生向けというには「?」だし、作者が麻耶雄嵩なのもうなづける。主人公は自分の寿命を知らされ、最後まで救いもなくあんまり。多分続編もこんなテイストなんだろうなー。笑うしかない。

  • これは〜〜共犯者はお父さんだった、そのお父さんに対しての天誅は妻を失うことだった、ってことじゃないかなぁ??いやー気持ち悪かったグロテスクだった!子ども向けなわけがない

  • ただただ衝撃!!

    えーっ、マジで?なにが?って感じで、キツネにつままれたようなラストでした。

    意外性は抜群。意味不明感も抜群。
    なんか不思議な本ですね。

    一つだけ確かなことは、子供向けではないってことだけ。

    意味がわからなすぎて、続編を読みたくなります。
    変わった本が好きな人はどうぞ。

  • え・・・・・という口を開けたまま終わった。

    なんだこれは(笑)

  • 小学四年生の芳雄が住む神降市で猫の連続惨殺事件が
    起こる。淡い想いを寄せていたミチルの
    可愛がっていた猫も犠牲になり
    少年探偵団を結成している芳雄たちは
    その犯人を捜すため調査を始める。
    そんな中、転校生の鈴木君が言った。
    「ぼくは神様なんだ。猫殺しの犯人も知っているよ。」

    書店で見かけた「さよなら神様」の装幀が
    すごく素敵だったので読んだみたいな~と思い、
    シリーズ一作目であるこちらを読んだのですが…
    ええ、そして、すごく久しぶりに麻耶雄嵩を
    読んだのですが…そうだった…
    麻耶雄嵩ってこんな感じだった…すっかり忘れて
    毒気に当たった…と膝をつく読了感。

    これを子供のためのミステリー、ミステリーの
    復興を願うミステリーランドで出すという…!
    「自称神様である鈴木君は本当に神様なのか」
    という視点で犯人が別に見える、という点で
    神様ゲームなのかな…とも思いますが
    神様からしたらお前たちの生き死になんて
    つまらないゲームだよ、という意味なのか…
    とりあえず安定の後味の悪さです。

  • 子供が読むと衝撃度が凄そう。これをミステリーランドで出そうと思った麻耶先生はなかなかいい趣味ですね。

    蓋に隠れてみたぼくに対して言ったミチルの「運がよかったのね。わたしたち。」という言葉と
    中学生並みに体格の良い孝志がギリギリ隠れられるサイズの蓋、小さな身体という描写からやはり共犯は母なんでしょうか。救いのない終わりかたで好みです。

  • 「さよなら神様」が出たのを契機に読了。児童書レーベルで出されたとは思えない救いのないラストに唖然となりました。最初はキツいブラックジョーク程度に思ってたけど……。「神の如き名探偵」へのアンチテーゼなのかとも思いました。 リドルストーリとしては3通りの解釈ができるのは面白いと思います。

  • 麻耶雄嵩を知らない頃読んだけれど、ヤーな本だと思った。しかもミステリーランド。子どもだって読むじゃないか!
    麻耶雄嵩を知ってから読んだらなんてラシイ本だと思う。
    麻耶雄嵩はチャレンジャーだ。偏頭痛がしてきそう。

  • 素知らぬ顔でYA棚に配架されているくせに相変わらず起承転結だがしかし転! という通常営業すぎる麻耶さん。後は自分で面白おかしく考えてみてね! と言われたような気持ちで読了後もしばらくぐらんぐらんした。

  • 子供向けミステリーランドだからか、わかりやすい。内容的に子供向けなのかビミョーだが。
    小学4年生のぼく。転校生の鈴木くんとトイレ掃除をすることにより、話をすることになる。鈴木くんは神様らしい。神様の理屈、これから起きること、いろいろ当てていく。ぼくの寿命は36歳で飛行機事故で死ぬこととか。
    親友の秀樹が殺された。ぼくたちが探偵ごっこをしていた鬼婆の空き家で。秀樹は同じ町ではなかったので、探偵団には入れなかったのだ。
    その犯人に天誅をくだしてほしいと鈴木くんに頼めば、下されたのはミチルちゃん。時計の針に串刺し。
    ぼくは共犯がいると思った。心当たりもあり、共犯についても、鈴木くんに天誅をくだしてほしいと頼んだ。
    で、実際天誅をくだされたのは・・・ブラックぅ
    まだ、続編もあるみたいだね。

  • 10歳の誕生日、芳雄はケーキに立てたろうそくを吹き消した。1本必ず火が残るのは毎年のこと。
    芳雄たちの間で最近よく話題になるのは人気テレビ番組のラビレンジャー。そしてここ2ヶ月の間に神降市で起きた猫殺し事件。その残酷さや、友人がかわいがっていた野良猫も被害にあったことから芳雄たち浜田町の子供で結成された「浜田探偵団」は犯人探しに乗り出した。とはいっても特に手がかりもない状態で、芳雄はつい鈴木太郎から聞いた「猫殺しの犯人」の名を出してしまった。鈴木太郎―自称・神様―によれば、彼は猫殺しの犯人も芳雄が36歳で死ぬこともすべて知っているらしいのだ。
    そうして、猫殺しの犯人もきっとすぐ捕まる・・・そう思えるようになったのに、浜田探偵団の「本部」に本物の死体が…!

    ミステリーランドのあおり文句として「かつて子どもだったあなたと少年少女のための ミステリーランド」 とあるのですが。…前半はともかくとして、後半はどうだろう…とマジで思ったんですが。少年少女向けじゃないだろ…というか読ませるべきじゃないだろーよコレ!と本気で思います。
    だって麻耶クンの作品だもんな…。当たり前といえば当たり前なのですが。
    巻末・作者紹介がなんだか笑えます。『罵詈雑言と絶賛を同時に浴び』『その理解不能さの余り非難の声さえも封じ込め』(我孫子さんの文だそうです。ステキ…v) 『本書がどのように読まれるか、読者はがきを楽しみにしております』の文はご本人が書かれたのかな?
    小学校の図書館に置かれるようなサイズ・装丁・文字の大きさ(漢字にはルビもふられてます)。文章も芳雄の一人称でやわらかく、確かに基本は正しく「子ども向け」。でも中身がまったく裏切っています。普通の探偵団ものになりえない要因はやはり「神様」なのです。すべてを知り、だからといって助けることもなく、親切に教えることもなく、ただ眺めて楽しむ…そんな神様。救われることなんて、ない。そんな神様から話を聞いてしまったら…幸せな話になんて成り得ないよねぇ;
    すべての謎に対しての真実は語られませんが、憶測で「こういうことかな…」と考えることはできるようになってます。けれど、そこにはどうしても残るこのもやもや感。…どーにかしてよぅ!!と私なんかは叫びたくなるんですが、麻耶ファンにはこのもやもや感こそが!!なんでしょうかね。難しいな…麻耶小説。

    追伸: 読み終えられた方、ぜひ私と答え合わせさせてください。(犯人がアレとした場合のトリックについて) ぜひメールを!是非!

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