神様ゲーム (ミステリーランド)

著者 : 麻耶雄嵩

• 講談社 (2005年7月7日発売)

感想・レビュー・書評

[みいこさんの感想 · 2019年3月13日]

初めてミステリーランド読んでみたのがコレでびっくり。小学生の子供には勧められないな。
神様が早々に犯人教えてくれるけど、読者も主人公目線で神様を信じるかどうか迷いながら読むのが正しいのか、
読者は神様は絶対のスタンスで推理して読み進めるべきなのか、わからなかった。
共犯者に関してはミスリードでもないしトリックでもないので騙された！って思いはなくただポカーンでした。

[ext3さんの感想 · 2015年12月18日]

陰獣みたいな終わり方してる

[のんたタイさんの感想 · 2015年6月11日]

ミステリー風絵本。
犯人の意外性はいいけど、最後に神様はどうなった？

[たまネコ♪さんの感想 · 2014年11月15日]

えっ!? 児童書!? でも、漢字の ほとんどに フリガナふってあるので やはり 児童書…刺激的過ぎます(^o^;)

[geometry0423さんの感想 · 2014年1月27日]

ん〜どうだろう…これ…

[jimecksさんの感想 · 2012年12月1日]

これは・・・　ミステリーランドが子供向けでないことはわかっていましたが、これは厳しい・・・ラストをどう解釈すればいいのか、未だにわかりません。

[aruhaさんの感想 · 2012年9月16日]

猫殺しの犯人を探していた少年探偵団。秘密基地が同級生にバレた！どうしよう……と思いきや、その同級生が……。しかも転校生は何でもお見通しの神様？
前半のあらすじはこんな感じで、最初はズッコケ三人組（ただし猫が派手に殺される）みたいなノリで読んでたのですが、後半の惨状は一体どういうことなんだろうか……。

[chisさんの感想 · 2010年10月26日]

なんということでしょう・・・！

これって児童書としてなのか、大人向けとして星つけるのか迷いどころ。児童書なんですかね？じゃぁふたつだよ！！怖いわっっ。猫殺しの話どこにいったの？麻耶さんってメルカトルといい「あいにくの雨で」といい悪いように裏切るよなぁ・・・そこが好きなんですけど、これはちょっと。うん。こえーよ。

[snowtopさんの感想 · 2008年6月30日]

　漢字にふりがな、可愛い挿絵と、完全に子供を対象としているかのように装っているが、それらがすべてトリックで、ラストの真相は大人でも飛び上がる。このあと、主人公の小学生(とこれを誤って読んだ子供)の心に残る傷跡を思うと少し趣味が悪い。

[root3さんの感想 · 2007年9月8日]

そりゃ・ないだろ，もう一回推理のし直し？〜僕は地方に住む小学校５年生。同じ地区に住む友達と鬼婆屋敷を本部に探偵団を作っている。最近の関心は猫を虐待して殺す犯人捜しだ。親友であっても住む地域でないから秘密を共有できない。その親友が本部の奥の鍵の掛かった外の井戸に使った状態で見つけた。密室状態だ。トイレ掃除が一緒になった鈴木君は自分が神さまだと云い，猫殺しの犯人を教えてくれ，天罰も与えることができるという。親友殺しの犯人に天罰を与えるよう頼むと・・・僕の憧れで探偵団の仲間でもあるミチルちゃんに天罰が下った。ミチルちゃんには共犯がいて，その共犯とエッチな関係を本部で持っていたのを親友に見咎められたのだ。その共犯は現場に真っ先に駆けつけた，刑事をしている僕の父以外に考えられないのだが，天誅を加えられたのは僕の母だった〜ねえ・・・天罰が加わって終わりで良いのに，そこでどんでん返しはないでしょう

著者プロフィール

1969年三重県生まれ。京都大学工学部卒業。大学では推理小説研究会に所属。在学中の91年に『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビューを果たす。2011年『隻眼の少女』で第64回日本推理作家協会賞と第11回本格ミステリ大賞をダブル受賞。15年『さよなら神様』で第15回本格ミステリ大賞を受賞。

「2023年 『化石少女と七つの冒険』 で使われていた紹介文から引用しています。」