- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062705868
感想・レビュー・書評
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通常お浅見光彦シリーズのひとつかと思ったのだが、内容はジュブナイルだった。だからといって手を抜いた内容になっているという訳ではないけれど、やはり少年向けということを意識しては、著者の社会に対する強いメッセージ的な表現が抑えられていて、少し物足りない感じはある。
おなじみの登場人物達の若かりし頃という内容だけれども、大人の性格がそのまま子供や若い時代になっているという感じで、少しひねりがあっても面白いのではないかと思った。 -
浅見光彦の少年時代のお話です…。
名探偵の少年時代って…、やっぱり一度は読んでみたいですね…。
今のイメージを決して裏切ることなく、うまくまとまってました…。
他の二人の今も…、ちょっと気になりますね…(^-^) -
浅見光彦、初の少年時代の物語!
光彦・小学校5年生の夏。クラスに軽井沢からの転校生・本島衣理がやって来た。初対面の印象は最悪!それなのに隣の席だなんて、女という生き物が苦手な光彦には辛い毎日だ。でも、待ちに待った夏休み、光彦は今年も恒例の軽井沢の別荘へ……。そこで、夏の友だち・峰男くんから偶然、衣理を紹介され再会する。話をするうちに光彦は、最近、軽井沢で行方不明になった女の人がいるという話を聞き、3人で現場に行くことに。すると、怪しげな「緑の館」の庭で大きな穴を掘り、何かを埋めようとしている男の姿が!その直後から不穏な空気が光彦の周囲に漂いはじめる。埋められた物は何だったのか?平和な軽井沢でいったい何が起こっているのだろうか!?
「浅見光彦シリーズ」でお馴染みの“あの人”たちも登場!
「浅見光彦」はテレビドラマでしか知らなかったけど、小説を読みたくなった。
2010/07/22 -
小学5年生の浅見光彦は、夏休みを軽井沢の別荘で過ごしていた。
夏の間の友達、峰男くんに紹介された「夏休みにおじいちゃんのトコにきている転校しちゃった友達」は、なんと光彦の隣の席の衣理だった。
その軽井沢で女性の行方不明事件が起きたという話を聞きつけ、3人は事件の起きた「妖精の森」へ出かけていくと、森の近くの「緑の館」で、大きな穴を掘る男を見かけた。
死体を埋める穴を掘ったのではないか、そう思った光彦は、警察にそのことを話した。
一旦は解決したように見えたが、光彦の周りに不穏な空気が漂い始める……。
現在刊行済のミステリーランド最後の1冊をやっと読むことができました。
内田康夫作品です。
それもあの浅見光彦の少年時代のお話。
これは浅見光彦シリーズのファンにはたまりませんね。
現在の浅見家を思い浮かべながら読むと、なるほど~と思わずニヤリとしてしまったりします。
大人も十分楽しめる、ドキドキワクワクのお話でした。 -
読んでて楽しかった。
2009.11.7 -
あのTVシリーズ「浅見光彦」の、小学生時代のひと夏のミステリー。
毎年夏休みは、軽井沢の別荘で過ごす光彦少年。
地元の少年峰男君と、いつも虫を採って遊ぶのが楽しみだった。
しかし今年は、ぐうぜん再会した東京でのクラスメイトの本島衣理と峰男君の三人で、ある事件に遭遇してしまった。
三人は、怪しい男たちがとある別荘の庭に大きな穴を掘っている所を目撃したのだ。
おりしも近辺では、女性の捜索願が出されていた。
好奇心旺盛な光彦少年が、大活躍します。