- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062720588
感想・レビュー・書評
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4062720582 222p 2001・2・20 1刷
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[ 内容 ]
「IT革命」という言葉が爆発的に広がった。
国策にもなった。
ITは、経済や産業・企業の構造のみでなく政治や文化や生活のあり方まで、すべてを世界的規模で変革し、より豊かな社会をもたらすものといわれている。
しかし、それは本当なのだろうか。
本書では、さまざまなIT革命論がどれも現実的な議論ではないことや、ITによって、インフレや景気変動がなくなり、持続的高度成長が実現するというニュー・エコノミー論が非常に怪しげな主張であることを証明し、IT革命などは起きていないし、これからも起きないことを示す。
[ 目次 ]
第1章 バラ色の未来を描くIT革命論
第2章 IT革命「モノから情報へ」のウソ
第3章 既に破綻の兆候を示す無惨な実態
第4章 技術からみたIT革命の限界
第5章 熱しやすく忘れっぽい日本人の現実
第6章 米国ニュー・エコノミー論の真贋
第7章 社会病理の根源としてのIT
第8章 根拠なきバカ騒ぎにつける薬
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