すしの蘊蓄 旨さの秘密 (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062722292

作品紹介・あらすじ

「旨いすしには理由がある」を食品学の権威が科学的に実証。旨いすし飯、握り方の秘密とは?白身・赤身・魚介等ネタを見るポイントは?全国の絶品ずしも紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 2003年刊。

     薀蓄というタイトルに恥じない網羅的情報。特に、全国の魚系の駅弁の取り上げ方は凄い。
     以下、備忘録。
     白身。
     カスゴは鯛系の幼魚。
     鰈は夏が旬、
     鰭は縁側。
     平目は秋から冬が旬、窒素含有量は鰈よりも多く、旨味を強く感じる。平目の寿司にあうのは昆布〆。
     鱸は脂含有量小、蛋白質多。
     カワハギは薄造り、肝も美味い、夏と冬が旬。
     シマ鯵は美味い、夏が旬。
     鰤は出世魚、関西ツバス→ハマチ→メジロ→鰤、関東ワカシ→イナダ→ワラサ→鰤。旬は冬。
     ヒラマサは晩春から夏が旬。

     赤身。
     鮪の代用としてのカジキ、夏の旬が多いが、冬も出回る。
     ミナミ鮪はクロ鮪より赤身が多く脂は少ない。

     関西寿司はシャリに昆布だしを使う。

     著者は鎌倉女子大学教授。

  • 070621-c

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著者プロフィール

成瀬宇平(なるせ・うへい) 鎌倉女子大学名誉教授。医学博士(食品学専攻)。監修に『食材図典Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』、著書に『和食の常識Q&A百科』『47都道府県・伝統食百科』『47都道府県・地野菜/伝統野菜百科』『すしの蘊蓄 旨さの秘密』『下ごしらえ便利事典』『魚料理のサイエンス』など多数がある。




「2016年 『和食の英語表現事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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