中国が「反日」を捨てる日 (講談社+α新書 276-1C)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062723480

作品紹介・あらすじ

日中対立を声高に、意図的に煽る人に気をつけろ!胡錦涛・中国、小泉・日本、すれ違いに潜む真実。

感想・レビュー・書評

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  • 中国の内部事情を書いた本

    目次
    <blockquote>序章 日中新時代の陣痛か、流産か
    第1章 「反日」デモの深層
    第2章 対日関係緩和の挫折
    第3章 「対日新思考」外交の登場
    第4章 「反日」騒乱の爆発
    第5章 サッカー「反日」騒動と「平和的台頭論」の挫折
    第6章 中国大衆的民族主義の源泉
    第7章 強硬派と大衆的民族主義の「同盟」
    終章 強硬派「支援」から協調派との連携へ
    </blockquote>
    徹底して中国側からみた、内部事情と対日交渉の一部を出しました。
    今年は尖閣問題があり、非常に重要なテーマになってます。
    その問題すら、この時点で既に明らかになっている。

    マスコミが言っている程度の理由で外交は動いてないのです。
    共産党の内部事情を考えれば、戦前の日本のような感じなのかもしれないと思いました。
    政治の派閥の違いや、軍との距離感などなど……。

    愛国無罪が成立してしまった過程もあります。
    ちょっとしたことが後々も影響を及ぼす。
    歴史認識がなどと言うのであれば、この本は一度読んでおくべきじゃないでしょうか。

  • [ 内容 ]
    日中対立を声高に、意図的に煽る人に気をつけろ!
    胡錦涛・中国、小泉・日本、すれ違いに潜む真実。

    [ 目次 ]
    序章 日中新時代の陣痛か、流産か
    第1章 「反日」デモの深層
    第2章 対日関係緩和の挫折
    第3章 「対日新思考」外交の登場
    第4章 「反日」騒乱の爆発
    第5章 サッカー「反日」騒動と「平和的台頭論」の挫折
    第6章 中国大衆的民族主義の源泉
    第7章 強硬派と大衆的民族主義の「同盟」
    終章 強硬派「支援」から協調派との連携へ

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    [ 参考となる書評 ]

  • 大学1年のときに、日中関係に詳しくなろうと思って読んでみたの
    だけど、近代の日中関係が簡潔にわかりやすくまとめられて
    いて本当にためになった。

  • 2006年1月19日読。

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