最強のコーチング (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
3.33
  • (10)
  • (17)
  • (51)
  • (7)
  • (1)
本棚登録 : 231
感想 : 29
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062723701

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ラグビーのことを知らないとイマイチわからない部分もあるものの、会社員でも活かせそうなことがとても書いてあった。
    場を作ること
    積極的に異動させること(メンタルケア必須)
    共感できるスローガンを作ること
    同士愛
    目標の数値化
    どれも活かしていきたい

  • ・指導者として最も大切な事は「当たり前に出来る事を一つ一つ教え,それを繰り返していくこと」
    ・「こうあるべきだ」「こうすべきだ」を常に言い続ける
    ・人間は「場」の力で飛躍する

  • 早稲田ラグビーを無敵にした哲学!ビジネスマン必読
    営業をやったから日本一の監督になれた!
    素人集団を史上最強に変えた指導力の秘密!
    改革の全記録をもとに体系化した必勝理論!!

    ラグビーの場合、勝つためにすべきことをチーム15人全員が高いレベルで共有することができれば、チームは間違いなく強くなる。そして、ラグビーというスポーツで実証したこの考え方は、ビジネスや会社組織にも当てはまるはずだ。会社という組織は、小さなグループから大規模なプロジェクト・チームまで、じつにさまざまな組織で構成された集合体といえる。したがって、会社組織全体を強くするためには、その組織を構成するグループやチームを強化する以外に方法はない。早稲田の監督になる前、私はサントリーでビジネスの最前線を経験している。このときの経験がラグビー・チームの監督として選手を育成することに役立った。同時に、早稲田で得たものはビジネスの世界にも十分通用すると確信することができた。

    ●真のコーチングが始まる「周辺視」
    ●「なぜ」を忘れたチームの行く末
    ●アナログな練習をデジタルに
    ●人間は「場」の力で飛躍する
    ●コンバートの鉄則
    ●チームを「掛け算」で変える人間
    ●朝令暮改の成果
    ●優先順位の設定に狂いがあると
    ●補欠が最後まであきらめない理由

  • 現在のトップリーグのヤマハの活躍を見て、監督をしている清宮監督に改めて興味を持ち、再読しました。以前の感想としては、異動の効用や何度も同じことをいいつづけることの大切さ等のプラス面の印象が強かったのですが、今回はアクの強い監督の性格という(自分にとって)マイナス面も目につきました。

  • ちょっと濃いです

  •  著者は元早稲田大学ラグビー部監督。本書は低迷にあえいでいた同部を立て直すために実践してきたコーチングの記録をまとめたもの。

    【メモ】
    1.周辺を見よ(周辺視)
    ・ミスの結果だけでなく、どうしてミスをしたか指摘。
    ・周辺を理解するためには、ボールが動き出すスタート地点から追う。
    ・なぜ、そうしたのか。コーチの仕事は、煎じ詰めればこの「なぜ」を選手に考えさせること。

    2.セオリーとは勝つための掟
    ・セオリーはチームの状況によって変化し続けることが重要。
    ・セオリーとプレー個性のバランスをとる。ただし、一定以上のレベルに達していない選手の個性を大切にするということはない。
    ・徹底して繰り返す。

    3.優先順位
    ・集中力の無いプレー、向上心の無いプレーを排除する。
    ・早稲田の当たり前、セオリーを愚直に繰り返す。
    ・練習でやってきたことを実戦で見事にやってのけることこそ優先順位の最上位に位置する。

    *おまけ 「荒ぶる・・・早稲田ラグビーの伝統精神」とは?
    ・「荒ぶるとは、部員たちの、とりわけ最終学年である4年生部員の純粋で透明で完全なる赤黒ジャージへの憧れである。」
    ・最後の一瞬まであがく。
    ・誰にもできないことをやる。

  • コーチングという名がついていたので手にとった本です。この本て書かれているコーチングとは、スポーツとか企業とかで、いかにメンバーのモチベーションをいかに上げ、維持させるか、そのためにコーチは何をすべきか、が書かれています。題材はラグビーですが、ラグビーの知識がなくても十分楽しめる本です。

  • 個人的には昔から『荒ぶる』という言葉の持つ意味が非常に気になっていたが,それはつまり早稲田の赤黒ジャージへの純粋な憧れであり,それを着て最後の最後まであがきたいという感情のことだった.

    仕事上,多くの人間を扱うことになるので,
    その荒ぶる精神を確立した清宮監督のラグビー哲学から学ぶことは本当に多いと感じる.

  • 元早稲田大学ラグビー部監督の清宮克幸氏による著書である。私は早明戦を中心としたラグビー観戦をよくしてきているので、この本で書かれているラグビーの実体験を元にした解説はすんなりと理解することができた。以下、備忘録のため本書のポイントを記載しておく。

    ・コーチングの出発点は「なぜ」
    ・「場」の活用法
    ・目的の明確化
    ・セオリーと個性のバランス
    ・コンバートの重要性
    ・モチベーションの高め方
    ・目標の数値化
    ・キャプテンシーの活かし方
    ・朝令暮改のすすめ
    ・優先順位と次へのステップ

  • 2010年度【請求記号】783.48||K【資料ID】91101159【配架場所】工大君に薦める

全29件中 1 - 10件を表示

清宮克幸の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×