- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062725354
感想・レビュー・書評
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いまの20〜34歳男子に多い。
第一世代は74〜77年生まれの31〜34歳、一部、団塊ジュニアとリンクする。
第二世代は78〜82生年まれの26〜30歳、90年代後半にプリクラブームを起こした世代。
第三世代はその下のバブルを一切知らない世代で、今の20〜25歳。
「右肩上がり」を知らない。
がんばった先にいいことがあるとは考えにくい。
したがって、コツコツ努力する気にもなれない。
「仲良くやろうよ」と、和を重んじる。
3高(高学歴・高収入•高身長)→3低(低姿勢・低リスク・低依存)
99年 労働者派遣法をほぼ完全に自由化→正規雇用と非正規雇用の賃金格差拡大
25〜34歳の未婚男子で年収600万以上は、たった3.5%。20人に1人もいない。
入社が決まった会社でずっと働きたいと考える20代男子は、
’05〜’08年までの3年間で、2割増。
現在の大学生が1人あたり食べる米の量は、
10数年〜20年前(バブル世代)の大学生が食べる量と比べて約2/3。
お嬢マン世代はひとりっ子も多い。家族のアイドル。
”女の子にモテたい”より、まるで親や社会に好かれる”社会モテ”をめざしているかのよう。
彼らは「自分が主役」として輝けるのであれば、それこそ軽いノリでも首をつっこんでいく。
・とりあえずビールも、いまは昔
・不良(ワル)には惹かれない
20代でタバコを吸わない、あるいは吸ったことがない男子は7割。
・食べることさえ、ムダ?
かつては酒もタバコも、会話を持たせるツールだった。
でも今の若者は、酒がなくても2”間”が持つ世代
・ゆるくつながる新社会へ
ゆるくつながる”MURAコミュニティ”
ひとり1つの時代から”仲間で1つ””家族で1つ”
の発想へ急速に変わっていくだろう。
クルマも家もMURAでシェア。
欧米では、すでにそれを実践する街もある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ははぁ。
最近、入社してきた新人世代がわかってくる。
なかなか興味深い。
著者の母性あふれる温かい(?)視線に好感がもてるが、
ここからマーケティングするのって、、
なかなか難しそう。
しかし、日本の内需を拡大するには、考慮しないと
生き残れない分野もあるんだろうな。
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日本人の飲酒の嗜好と接点は、原体験から始まって、5つの段階を踏む。少しずつトレーニングを重ねていって、発展期(成熟期)までに味が慣れる。
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素直、マイペース、穏やか、割り勘、家族と仲良し、紳士的
家中好き、セックスレス、エコ、合理主義 -
マーケティングライターの牛窪恵氏が、草食系男子(平成男子)とバブル期のオヤジの価値観の対立について明らかにし、お互いの価値観を認め合いましょうと主張している。ちなみに、本書では平成男子のことを「お嬢マン」と名付けているが、これは草食系男子の価値観が、少し前に話題になった「名古屋嬢」の価値観に似ていることに起因している。すなわち、母親や家族と仲が良くて、内面はおっとりしていて、いいモノを冷静に見抜く目があり、買い物は堅実で貯金を欠かさず、旅行や遠出よりも「おうちの周り」が好き。こういう男子を、温かい目で見守っていただけるとありがたいと私も思います(^-^;;
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自分はあまり男らしいタイプだとは思わないし、どちらかと言えば草食系だと思うけど、ここまでじゃないな…。一応本書によると「お嬢マン」第一世代に属するのだが…。まあマジメでガツガツしてないけどコスパに敏感という意味では自分はやはり本書のいう「お嬢マン」なのだろう。
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いわゆる「草食系男子」について、定量・定性の両面からいろいろと生態研究した一冊。
08年初版なので若干この手の本としては鮮度が落ちてますが、
おおむね、内容は今も当てはまるんじゃないかと思います。
大きな風向きをおさらいする上ではよかった。
あとはデータの引用元をなんとなく覚えておけば、
後々楽になるんじゃないかなと。 -
偏りもあるが、まあそれなりに…な一冊。ちょっと分析しきれていない気もしますが、興味深い部分もちらほら。★3
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こういうのはすぐに読まなきゃなあ。2年ではもう古い感じ。