人を見抜く技術 20年間無敗、伝説の雀鬼の「人間観察力」 (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062725521

作品紹介・あらすじ

動きの中に「欲」「弱さ」「醜さ」がすべて露になる。一流スポーツ選手から企業経営者までを魅了する本物の勝負師の「天運」を掴む真髄とは。

感想・レビュー・書評

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  • 自分は良く人間観察をする

    こういう本を読むと、自分の固定観念以外の見方を新たに見つけれて良いです

    ●調子の良いことだけ言ってるの見抜けたり
    ●目の動きで「嘘の確率」わかったり
    ●嘘ついてる際に動きが縦揺れか横揺れで「本当はどっちか」分かったり
    ●どのくらい心開いてるか、座り方で分かったり
    ●自分の話に興味無かったり、帰りたい人は身体が帰りたがっていたり【爪先か、肩が出口に向く】

    色々見落としがちの情報で溢れている(この本の内容とは別)

    個人的に人間を計るのに自分がやるのが…
    ①動物や自然が好きか質問する
    単純に自分本意型(動植物嫌い)か、他人本意(動植物好き)で行動する人か分かる…
    ※(動物好きでも犬だけ好きな人も自分本意になる)

    ②少し打ち解けたら相手に本を貸す
    本=人付き合い、仕事
    という見方が出来る。渡すのは人に合わせ漫画、小説、実用書で分ける

    【断る人】
    自分本意、意思をハッキリ言える

    【パラパラ見て大体内容把握して返してくる】
    仕事の要領がいい、調子がいい八方美人?

    【返すの遅い人】
    仕事の要領悪い、凄い真面目、トラブル起こしたら根にもつ

    【なかなか読まない】
    判断力がない、仕事の着手遅い、だいたいポッチャリ体型、少し困りながら本を受けとる場合は(嫌な仕事や無理な仕事を断れない)

    【読まずにお礼を言って返却してるのに読んだ風】
    嘘つきで論外(笑)
    、読めなかったとか認めて返せば正直者、自分には難しくては謙虚(ただし建前で言ってくれてる場合もあるので正直者か謙虚なのかは半々)

    こんな感じで観察します
    本貸しは人間性出るので面白いですよ
    試してみては?!

    ※だから結局俺が何を言いたいかって言うと
    【アイナジエンドさん、大怪我して顔にキズが出来てしまったけど彼女の前向きな姿勢はロックです。彼女だったらそのキズも自分のアクセサリーにしてしまえると思います!平気ではないと思いますが…頭がさがります!】って事!!

    • kuma0504さん
      ベルゴさん、
      20年間返していない人と、
      5年間返していない人がいます。
      ごめんなさい。
      だって、返すのはいつでもいいから、と言って未だに催...
      ベルゴさん、
      20年間返していない人と、
      5年間返していない人がいます。
      ごめんなさい。
      だって、返すのはいつでもいいから、と言って未だに催促一度もないんですよ。
      まぁまだ読んでないんですけど‥‥。
      私、真面目ですか?
      あと20年間返してくれない人がいます。
      催促は一度もしていません。
      2023/04/10
    • ベルゴさん
      おはようございます
      【返却遅い】の中の 真面目な人と判断する場合は、
      読むのが遅い、読み方が「熟読タイプ」だなぁと思ったら

      真面目なのかな...
      おはようございます
      【返却遅い】の中の 真面目な人と判断する場合は、
      読むのが遅い、読み方が「熟読タイプ」だなぁと思ったら

      真面目なのかなぁと思います


      貸した本の催促されない場合は
      貸してくれた方が
      忘れてる、本いらない、手元に無くても拘らない…って感じがします
      逆に自分が その方に本を貸す時は「この本帰ってこないかも…」と思った上で貸しそうです
      2023/04/10
    • kuma0504さん
      ベルゴさん、
      良かった。真面目じゃなかった(^ ^;)。

      多分忘れているんだろな、とは思いながらもいつか返さなくちゃと思います。
      思い出さ...
      ベルゴさん、
      良かった。真面目じゃなかった(^ ^;)。

      多分忘れているんだろな、とは思いながらもいつか返さなくちゃと思います。
      思い出させてくれてありがとうございます。
      2023/04/10
  • 麻雀にとても強い人らしい。
    麻雀に強いので 勝つ極意があるかと思ったが
    そのことは この本の中では ほんの少ししか 書かれていない。
    著者がいうように
    『人間に関しての話に終始している』のだ。

    『絶え間なく変化していく物事に対応できる柔軟な観察力を磨く』

    彼の特徴は 言葉に対して 敏感であることが
    大きな特徴で、日頃の『振る舞い』などから、
    ニンゲンを 考察していく。

    情報過多による 『精神のメタボ症』
    精神の肥大化、精神の破裂、
    『情報も、食べ物も、ゆっくりと自分の中で噛み締めながら、時間をかけて消費していく。量は腹八分でおさえる。現代を生きる人間には、そういった自己制御力が必要とされている。』

    その場にある 
    『違和感』『まずい』『不都合な動き』『貧乏ゆすり』 

    『人間性がでるのは、山から牌をとる時ではなく、捨てる時だ。』

    『不意打ち』『虚を衝かれる』
    『最後の最後でぶれてしまう。過信したり、守りに入ったり。』
    『柔よく 剛を制す』

    勝負の三原則は 『臨機応変』『適材適所』『柔軟性』
    『その隙をついて遊ぶ』

    『失敗だ』『ダメだ』『どこか足りない』『負けた』

    人間の精神は 外と内と核、この三つがあって初めて精神が生まれ、人は人としての道を歩むこととなる。

    自分中心でしか物事が見られず、厚みがどんどんと薄くなる。

    それにしても、なぜ振り込め詐欺が おきるのか
    いろいろなことに 巧みにだまされる。

    縦の線とは上下の関係、ヨコの線とは仲間意識。

    しがらみは 存在の空洞をつくる。

    無茶はいいが 苦茶はいけない。

    すぐに根に持つ人の真実。
    身になる努力より身にならない努力をしているときのほうが人は熱心で熱い。
    熱しやすく、さめやすい。

    イヤー。言葉が 平易でおもしろいですね。

  • 観察力というより、
    ・人としてどう生きるか
    ・自然体であることのススメ
    を繰り返し説いていた。

    恐らく桜井章一さんの観察力なんて、我々が得ようとしても得られないし、言語化なんかできるようなもんじゃないんだろう。
    だから、せめて伝えられるものは何か?ということを考えたら、こういうことに行き着いたんだろうなって感じた。

  • 伝説の雀鬼、桜井章一氏による人間観察についてのエッセー。

    本書の内容を簡潔に表現するのは難しい。著者がこれまでの人生経験を元に人間を観察する場合のポイント=著者の“モノサシ”を紹介している、というところだろうか。
    (「はじめに」に、人が人を見るときにはその人の“モノサシ”が使われるとある。)

    とにかく、その桜井氏の“モノサシ”について、思い付くがままに書き著されているという感じで、一冊の本としての構成、まとまりなどは考慮されていないような印象を受けた。

    だが、さすがに随所に感銘を受ける話がある。文章表現については決して素晴らしいとは言えないが、その背景にある主張は、なるほどなぁ、そうだよなぁ、と思わせる本質を捉えているものが多い。

  • 見抜く力について知りたくて読書。

    他人の動作、仕草、癖にはそれぞれ意味があり、理由がある。人と会うことは観察力を磨く訓練の場であり、己を知る修行でもあるということ。

    他人を通して己を知ることについて考えさせられた。

    異常に謙虚さを装う人は確かに存在する。その人の深層心理、原因をもっと知りたいなと読んでいて思い出す。

    読書時間:約50分

  • あんまり深い感じはしなかった。こういうことを考えている人もいるんだなぁと思ったくらい。1個人の価値観を書き連ねた感じ。

  • さすがの人間観察力。仕事においても参考になります。人を見抜く目は養わないといけませんね。全体眼、いいですね。

  • 現代人が忘れそうになっている、当たり前の'感覚'。日頃違和感を感じている人には染み入る内容でしょう。古武術、骨ストレッチ、野口整体…日本人が忘れつつあるものが再認識される今、読んで間違いなしです。

  • マイブーム、桜井先生
    目の感覚のみで生きてる日頃の自分の反省ができた ぎゃふん
    五感まるごとでぶつかってわかったことを信じないとダメだね

    精進

  • 学者でもない。教育者でもない。それでもここまで説得力を持っているのは、ただただ人との関わりを大事にアナログ的な生き方をしてきた著者だからこそなのかもしれない。

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著者プロフィール

1943年東京・下北沢生まれ。昭和30年代から、麻雀の裏プロの世界で勝負師としての才能を発揮。“代打ち”として20年間無敗の伝説を築き、“雀鬼”と呼ばれる。現役引退後は、「雀鬼流漢道麻雀道場 牌の音」を開き、麻雀を通して人間形成を目的とする「雀鬼会」を始める。
主な著書に『決断なんて「1秒あればいい』(ソフトバンク文庫)、『感情を整える』(PHP文庫)、『努力しない生き方』(集英社新書)、『体を整える』(講談社)、『「実践」で身につけた本物の教養』(クロスメディア・パブリッシング)、『超絶』『金メダリストの条件』(以上、竹書房)などがある。

「2021年 『瞬間は勘と愛なり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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