ハリウッドではみんな日本人のマネをしている (講談社プラスアルファ新書)

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  • 講談社 (2009年11月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062726184

ハリウッドではみんな日本人のマネをしている (講談社プラスアルファ新書)の感想・レビュー・書評

  • アメリカ人トラブる→HAHAHA! 日本人ならこんな時こうするんだぜ!→ワオ! 日本人すごい! 見習うべきネ! みたいな日本自慢、日本礼賛が繰り返される。「実はすごい日本」みたいな話は好きなんだけど…。う〜ん。

  • 読んでて気分は悪くないけど…どうなんだろう?話半分って感じだと思う。

  • 父親が、外国人が日本の社会や文化について書いた新書を探していながら、タイトルがわからないというので、検討をつけて探してみた一冊。
    著者はおそらく日本人ながら、ハリウッド・プロデューサーというきらびやかな肩書で、アメリカの映画世界の事情通です。

    最近では、ハリウッドで日本文化やその精神が取り上げられ、ちょっとしたブームになっているということは知っていましたが、この本では徹頭徹尾、アメリカ人がよしとする日本の美徳について採り上げられており、(そんなにハリウッドでは日本万歳的なのか)と驚きました。
    著者が書いている通り、「ハリウッドの日本化」といった流れが今の風潮なのだろうとは思います。
    確かにアメリカをはじめ、海外で大活躍するスポーツ選手やアーティストはいますが、それはほかの国の人でも同じことで、私達が知らないだけで、他のアジア国出身でアメリカで成功している人は相当多いだろうとも思います。

    まあそれにしても、私達にとっては当たり前に感じることが、よその国では新鮮に、驚きと感動を持って受け入れられるというのは不思議な感じ。
    大リーガーから、デパ地下まで、さまざまな項目に見られる日本への熱い視線が紹介され、あらためて(便利でよい国に住んでいるんだなあ)と思います。

    日本のスポーツチームやマンガ、アニメは、「コンテンツの元となるコンセプトが良くて、コンセンサスがとれている」のだそうな。
    なぜ「クール・ジャパン」というのか、ハッキリわからずにいましたが、緻密な人物設定と複雑なストーリー展開の日本のマンガが「クール」と評されることからきているようです。

    演歌のジェロが日本に受け入れられたのが、アメリカ人にとっては不思議と書かれていたのには、なるほどと思いました。
    日本人がカントリーウエスタンを歌っても、アメリカでは全くはやらないそうです。

    聖徳太子の「和をもって貴しとなす」の精神が今でも日本人の生き方にしみついており、そこが海外に評される理由だとはわかりますが、そのほかにも、真新しいものを柔軟に受け入れる態度もまた、日本精神なので、どの時代にも対応していけるのですね。

    著者は、海外の知人が来日すると、必ず喫茶店に連れて行き、客は誰もが感動するそうです。
    スタバ以上の喫茶店という空間がないんだとか。
    確かに、海外では、あまり「カフェで読書をして一日過ごした」などと聞かないので、カフェは合理的にお茶を飲んだら、すぐに出る場所として存在しているのかもしれません。

    また、今アメリカ人が最も欲しがる日本製品「三種の神機」とは、ウォシュレット、指圧マッサージソファー、魚焼き機だそうです。
    なるほど。それにプリウスも入りそうです。
    アメリカが日本化されていくとは、かけらも思えませんが、さまざまな形で日本文化が輸出され、その良さが伝わるというのは喜ばしいことです。
    茶の湯や江戸文化などは、かなり閉ざされた性質のもので、オープンに魅力が伝わるとは考えにくいものばかりですので。

    アメリカ人は、アメリカの生活が世界一だと思っているでしょうけれど、ちょっとしたスキマに、ミステリアスでクールな日本のなにかが入るというのは、嬉しい限り。
    たしかに、「ZEN(禅)」だといわれると、なにか素晴らしい奥義を教えてもらえるような気になるという、日本マジックが存在するのだとわかりました。

    いまだに知人に「日本にはサムライはいるの?ニンジャは?」と聞かれたりするので、まだまだハリウッド映画が作り上げたイメージは濃いと感じますが、デフォルメされたキャラクターでも、日本のイメージを深める強力なアイコンになっており、それがひいては日本への興味につながるので(中国カンフーと一緒ですね)、強烈なイメージアイコンがあるのは素晴らし... 続きを読む

  • いいとこいっぱいなハリウッドのジャパナイズ事情。まあ話半分くらいでもかなり元気になる内容。いい日本人であるよう背筋を正しますか。

  •  日本、特に北海道にいると経済が悪いせいもあり、なんとなく自信を無くし心が下を向いてしまうように思います。
     著者はハリウッドで映画作りに携わって35年の方です。35年もかの地にいればすっかりアメリカナイズされてしまって、「日本人はどうしてこうなんだ!」という批判的な本を書いてもよさそうなものですが、
     「日本の強みとは一つの目標に向かって団結すること」
     「その過程で周囲に配慮をしながら一人ひとりが動いていく」
     というなんだそうです。

     あらためて書くこともないようなことですがアメリカ、特に筆者が身を置く映画産業では

     「自分はその道のプロなのでそれ以外はできないし興味もない」という姿勢の人がほとんどなんだそうです。

     日本人のこうしたマインドが実は隠れた強みになっている、と書きます。
      

  • ハリウッドではみんな日本人のマネをしている と思う。

  • 「みんなマネをしている」とは
    言いすぎじゃないかなーというところもなきにしもあらず、
    だけど、面白かった。

    本書でも日本人の勤勉さ、誠実さを始め、
    (この二点は失ってはいけないものだと思う)
    日本、および日本人の良さが多数紹介されていて、
    そういうの見るとちょっと気分がいいもの。

    あちこちからよく叩かれる日本だけど
    けっこういいとこあると思うんだけどなー。

  • ハリウッドはこんなことがはやっている・・・よくテレビの報道で目にする。

    今が単なる日本ブームなのか。

  • ハリウッドで活躍する日本人プロデューサーによる、アメリカでの日本文化論。なるほどと思ったり、誇らしく思ったり、それは言い過ぎでは?と思ったり玉石混合な感じ。

  • 著者は、ハリウッドでプロデューサーをする日本人。ハリウッドの映画人を中心としたアメリカ人が今、日本に大きな関心をもち、日本からいかに必死に吸収しようとしているかを、豊富なハリウッド人脈とビジネス経験から、具体的に語っている。

    たとえば10歳の天才野球少女を主人公にした映画の企画会議中に、重役がいった、「『スラムダンク』を知ってかい。あのマンガがまさにリアルタッチなんだ」。だからこの映画もリアルタッチで行こうというわけだ。この重役は、『スラムダンク』だけでなく、『大きく振りかぶって』や『バッテリー』など、近年のリアル系スポーツ作品を読んでいたという。

    映画関係者が集まるブレインストーミング(自由に意見を出し合う)の場でも、「いま日本で何が流行っている?」が合言葉なのだそうだ。日本のマンガをアイディアの源泉にする脚本家もいるという。流行にもっとも敏感で、つねに最先端の面白いものを探している彼らの最新トレンドが日本のサブカルチャなのである。
    日本発がかっこいい=クールというのが、いまやアメリカ都市部の共通認識になりつつあるという。

    さらに著者は、自身の経験から、現在のアメリカは日本文化を抜きにしては考えられなくなっており、とくにアメリカ文化の「進化」、「成長」と思える部分で、日本に学んだ部分が多いと指摘する。

    著者のこういう主張が容易に信じられないという人には、このブログでも取り上げた『ジャパナメリカ』を合わせて読んでもらえば、ある程度納得してもらえるかも知れない。今、アメリカに大きな影響を与えている「日本発ポップカルチャー革命」を丹念に報告している。

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