英語が社内公用語になっても怖くない グローバルイングリッシュ宣言! (講談社+α新書)
- 講談社 (2011年2月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062727006
作品紹介・あらすじ
世界60ヵ国のビジネスパーソン4万人を指導した「グローバル人材育成」の第一人者。「英語嫌い」を脱却し、世界で戦えるプロフェッショナルになる「24のレッスン」。
感想・レビュー・書評
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想定通り、そうそう簡単には理解できない。
最後のほうは流し読みになってしまった。
この前に読んだ本で知った「素読」を
英語に結びつければいいのかもしれないな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
単なるHow-To本ではなく前半2/3は船川さんの「英語」についての見方、考え方が書かれている。
英語に対して苦手意識を持っている多くの日本人は、
「ネイティブの英語」が今日のビジネスの場で、そして世界中で多く使われている「英語」ではなく、実は「ネイティブの英語」は英語話者に占める割合が少数派であるという
現実をしっかり受け止めて、
「英語が出来ない」事を、世界で戦わない、または戦えない言い訳に使っている場合じゃないとの話。
一方、「ネイティブの英語話者」に対しては「貴方たちは実は英語話者の仲では少数派なので、多数派が理解できるような"グローバルEnglish” を身に着けるように」と主張する。
世界の英語話者の多数派である非英語ネイティブ話者への配慮を、
世界の英語話者の中での少数派である英語ネイティブ話者にしっかり主張すべきである事を再認識した一冊。 -
職場でグローバル人材養成が活発化しているのだが、英語学習において疑念が生まれた。
自身の考える英語と研修で学ぶ英語に相違を感じていたからだ。そこで、英語学習に対する意義を見いだしたい、助言が欲しいと思い購入に至る。
結果として、悩んでいたことは解消できた。感じていたことがグローバルイングリッシュの学習法として本質であった。
やはり積極的に取り組むべき。出来ないことを嘲笑すべきではない。その姿勢が英語嫌いにしている理由の1つだ。
学び方、取り組み方、英語に対する意識を再構築できた。
学習本を読む前の一冊として推薦できる良書だと思う。 -
英語というよりも外国人とのコミュニケーション全般における心構えとか技術について教えてくれる。英語はツールに過ぎないことを忘れてはいけない。
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3/13読了。以前に著者の本(「人気MBA講師が教えるグローバルマネジャー読本 」)を読んで共感し、小ネタをあちこちで活用させてもらいましたが、本書のネタは日本人の英語力向上です。
著者に共鳴するのは、ありがちな欧米文化大礼賛でもなく国粋主義的な外人嫌悪派でもなく、ネイティブの人間にも異文化への理解と柔軟性を求める点。誤解を恐れずに言えば、英語がコミュニケーション・ツール以上でも以下でもないことを強調しています。具体的な学習法の有用性はともかく、英語学習に対してやる気の出る一冊と言ってもいいでしょう。 -
題名の期待感から比べるとあんまりかな。要は形式に必要以上にこだわらず、あくまでツールとして利用しろってこと。
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英語、嫌いです。いや、正確には嫌いでした。本書の例でも書いてあったように、私も中学のときの英語の先生に、英語の間違い回答をみんなの前で笑い者にされたのが原因で英語が嫌いになったのを思い出しました(笑)。おかげで社会人になってからの英語の再勉強に苦労しています...。
「英語」について感じていた"もどかしさ"を本書では清々しいほどにズバリと言ってくれています。言語としての英語、コミュニケーションとしての英語、本質は何なのか、痛快な言葉で解いてくれます。著者、船川氏の人材育成セミナーに参加させていただいたこともありますが、大変魅力的な方で、熱さを持った方です。英語に苦手意識や違和感を感じている人に本書は答えを与えてくれます。 -
外資広告代理店にいたときもクリエイティブは英語で話す機会は少なかったが、昨年独立したら英語に接する機会が殆どなくなってしまった。なので社内公用語が英語になる会社なんて羨ましいくらいだ。本書のポイントは「世界のビジネスシーンで使われている英語の多くは非ネイティブのブロークンイングリッシュなのだから、臆することはない」ということ。日本人の傾向としてやはり「完璧な英語でないと恥ずかしい」というバリアを勝手につくってしまう。もっと自分に自信を持って、表現よりも内容をしっかり充実させる事が大切だと思う。言語による、英語〜高コンテンツ低コンテクスト/日本語〜低コンテンツ高コンテクストという比較が興味深い。
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ST行きのJetStarで読みきりました。実際のビジネスで必要なグローバルイングイッシュを認識することが出来ました。現在レベル2のわたしとしては、レベル3そしてさらにグローバルイングイッシュ力を高めていくための指針となる本でした。