yuusou21さんの感想
2013年11月3日
小説としてではなく、日本の現実を知る本として読みました。題名や表紙から受ける印象よりも、読みやすい。会話が多く、知らない単語もなるべくわかりやすくしているし、内容も絞ってあるからだと思う。 でも、読後はものすごく暗い気持ちになる。 だめだこりゃ、という感じ。どこまでも体制側が優位になるようになっているし、今の政権がもっとそれを進めていくだろうし。 一人でも多くの人にこの本を読んでもらいたい。 まあ、でも次の世代のためにできることをやっていかないと、とは思う。いつでも日本を出られるように準備しつつ。
順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授。1958年神奈川県生まれ。千葉大学医学部卒業、同大学大学院医学研究科修了、医学博士。専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー病の分子生物学など。日本抗加齢(アンチエイジング)医学会理事などを務める。 「2013年 『長寿県長野の秘密 白澤卓二が解き明かす』 で使われていた紹介文から引用しています。」