はじめての論語 素読して活かす孔子の知恵 (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062728058

作品紹介・あらすじ

1日1章句。毎朝5分「論語」を素読するだけで、仕事も人間関係もうまくいく!
陽明学者・安岡正篤の孫娘で、現在、安岡活学塾の講師として湯島聖堂(東京)や弘道館(水戸)ほか、全国各地で老若男女に論語を教える著者が、
●論語の素読の効用
●論語を仕事に活かすための読み方
●“政治家”孔子の思考法を通して論語の実践法を学ぶ
●祖父・安岡正篤と論語
●21世紀版、「仁」の新解釈
など、きわめて実用的な論語の使い方を解説。
一流企業の研修講師としても論語をテキストにした仕事の進め方を提案し、好評をよんでいる著者の、類書にあるような、お勉強としての論語ではなく、これまでになかった、実生活で活かすための実践編・論語の読み方、使い方の一冊!

第1章 実生活に活かす論語の読み方
●論語の基本3大要素
●孔子が説く仕事の心構え
●祖父・安岡正篤から教えてもらった生き方
●知識、見識、胆識

第2章 孔子を知ると論語はさらにおもしろい
●世界一短い自叙伝
●なぜ孔子は失脚したのか
●孔子が理想とした徳治政治
●「天は私を滅ぼした」と号泣

第3章 21世紀版「仁」の新解釈
●「ラージ仁」と「スモール仁」
●ビジネス版「仁」の新解釈
●渋沢栄一は論語でできている
●ホスピタリティとして求められる「仁」の心

第4章 論語の素読は、なぜ効くのか?
●素読で孔子の哲学を刷り込む
●社員の結束を高める素読
●素読で体調管理もできる!

第5章 素読して覚える、状況別仕事で役立つ章句
理想の上司像を教える章句/コミュニケーション力を養う章句/落ちこんだときに読む章句/仕事力が伸びる章句/セルフマネジメントのための章句/自己反省するための章句

感想・レビュー・書評

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  • 作者の論語への愛が伝染しそうな、まさに入門にぴったりの本です。格調高い漢文をそのまま素読することは、ただ口語に訳されたものを読むよりも、気持ちのいいものだということがよくわかった。

  • 論語をかじってみようかなぁ、と思い手に取りました。少数精鋭の論語と孔子や弟子との人間関係などを説明してありわかりやすかった。

  • 論語の味わい方、著者ご自身が素読を教えておられるときの印象深いエピソード、安岡正篤のお孫さんとしてのお話など、もっと論語を知りたくなる本。

  • 子曰。巧言令色。鮮矣仁。
    子曰。吾十有五而志于學。三十而立。四十而不惑。五十而知天命。六十而耳順。七十而從心所欲。不踰矩。
    朝聞道。夕死可矣。
    仁遠乎哉。我欲仁。斯仁至矣。
    知者不惑。仁者不憂。勇者不懼。
    論語好!渋沢栄一和福沢諭吉学習論語。所以,他太棒了渋沢栄一。

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著者プロフィール

安岡定子事務所代表

「2018年 『壁を乗り越える論語塾』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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