イスラム聖戦テロの脅威 日本はジハード主義と闘えるのか (講談社+α新書)

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著者 : 松本光弘
  • 講談社 (2015年8月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062729017

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イスラム聖戦テロの脅威 日本はジハード主義と闘えるのか (講談社+α新書)の感想・レビュー・書評

  • なんで警察庁の人が書いてるんだろうと思ったら、最後の方に理解できた。もっと中立な視点からの意見も見て見たかったが、改めてイスラム同胞団〜ISまでの潮流が理解できた感ある

  • 対テロ捜査の最高指揮官である警察庁外事情報部長が書いた、「グローバルジハード」の新書改訂版。著者はジハード主義者の行動理論を分析し、日本への攻撃をどうすれば防げるのかヒントを示している。アルジェリアやシリアでの邦人人質事件が起きた時、中東某国にいるテロ対策担当者は私に、「日本のインテリジェンスオフィサーの影も形も見えない」と吐き捨てた。日本政府は外国情報機関への依存、独自の情報取集・分析体制の脆弱さを露呈してしまったのだ。著者は最後に「日本の治安維持システムには、伝統的な法治国家の犯罪取り締まりの枠組みしか存在しない。それで国民、国家を守り切れるのか」と焦りを吐露している。対外情報機関の設置、テロ対策機能の充実、法制の整備……。日本の課題は山積であることを再確認する本である。(竹内明)

  • イスラム過激派の勢力拡大に日本はどう立ち向かうのか?
    外事警察の司令塔による情勢分析。
    佐藤優、高橋和夫、福田和也各氏絶賛!

    各界の第一人者を驚嘆させた『グローバル・ジハード』を、最新情報によって全面改定新書化!

    「日本に対外インテリジェンス機関を設け、テロ対策を行うことは非現実的。本書はその理由を適切に指摘した」 佐藤優氏――佐藤優直伝「インテリジェンスの教室」Vol.054(2015年2月13日号)読書ノート

    「松本氏の議論は、テロリズムが市民社会に突きつける究極の問いである」 高橋和夫氏――東京新聞2009年1月11日付書評

    「豊富な事例の提示も含めて、現在、日本語で読める本のなかで間違いなくベストと言い切れる本」 福田和也氏――「福田和也の闘う時評」週刊新潮2008年12月25日号

    「悪夢が始まる」――〈イスラム国〉の日本攻撃宣言(二〇一五年一月)は記憶に新しい。
    そもそも〈アルカイダ〉も、かねて日本への攻撃を明言している。彼らの主敵・米国と緊密な関係を結び、西側経済の一極を占めるわが国は格好のターゲットだ。公共交通機関やインフラ施設、大規模イベントは守るのが難しいし、メディアや国際機関、米軍基地、多国籍企業なども狙われてきた。
    日本の「ムスリム」(イスラム教徒)コミュニティは新しく小規模であることを、安心材料とする見方もある。しかし、〇四年鉄道テロの舞台スペインでは、ムスリムの大多数が一九九〇年以降に入ってきた。
    テロリストは想定外を突く。オリンピック招致とサミットで活気づく〇五年七月のロンドンは、同時多発自爆テロに襲われた。その直前、政府は脅威評価を下げており、ロンドン警視総監やMI5(英国保安庁)長官もテロ抑え込みに自信を表明していた。
    「ジハード」(聖戦)主義者にとっては、仲間以外は殺してよい。アルカイダ・イデオロギーの「ゴッドファーザー」サイイド・クトゥブによれば、わが国も滅ぼすべき「ジャーヒリーヤ」(無道無明世界)である。(「はじめに――日本の悪夢」より)

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イスラム聖戦テロの脅威 日本はジハード主義と闘えるのか (講談社+α新書)の作品紹介

イスラム過激派の勢力拡大に日本はどう立ち向かうのか?
外事警察の司令塔による情勢分析。
佐藤優、高橋和夫、福田和也各氏絶賛!

各界の第一人者を驚嘆させた『グローバル・ジハード』を、最新情報によって全面改定新書化!

「日本に対外インテリジェンス機関を設け、テロ対策を行うことは非現実的。本書はその理由を適切に指摘した」 佐藤優氏――佐藤優直伝「インテリジェンスの教室」Vol.054(2015年2月13日号)読書ノート

「松本氏の議論は、テロリズムが市民社会に突きつける究極の問いである」 高橋和夫氏――東京新聞2009年1月11日付書評

「豊富な事例の提示も含めて、現在、日本語で読める本のなかで間違いなくベストと言い切れる本」 福田和也氏――「福田和也の闘う時評」週刊新潮2008年12月25日号

「悪夢が始まる」――〈イスラム国〉の日本攻撃宣言(二〇一五年一月)は記憶に新しい。
 そもそも〈アルカイダ〉も、かねて日本への攻撃を明言している。彼らの主敵・米国と緊密な関係を結び、西側経済の一極を占めるわが国は格好のターゲットだ。公共交通機関やインフラ施設、大規模イベントは守るのが難しいし、メディアや国際機関、米軍基地、多国籍企業なども狙われてきた。
 日本の「ムスリム」(イスラム教徒)コミュニティは新しく小規模であることを、安心材料とする見方もある。しかし、〇四年鉄道テロの舞台スペインでは、ムスリムの大多数が一九九〇年以降に入ってきた。
 テロリストは想定外を突く。オリンピック招致とサミットで活気づく〇五年七月のロンドンは、同時多発自爆テロに襲われた。その直前、政府は脅威評価を下げており、ロンドン警視総監やMI5(英国保安庁)長官もテロ抑え込みに自信を表明していた。
「ジハード」(聖戦)主義者にとっては、仲間以外は殺してよい。アルカイダ・イデオロギーの「ゴッドファーザー」サイイド・クトゥブによれば、わが国も滅ぼすべき「ジャーヒリーヤ」(無道無明世界)である。(「はじめに――日本の悪夢」より)

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