「絶対ダマされない人」ほどダマされる (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062729116

作品紹介・あらすじ

発覚しているだけで年間400億円、1万人以上が優にダマされる「特殊詐欺」被害。電話によるキャッチセールスや押しつけの訪問販売も、単なる「オレオレ詐欺」からどんどん巧妙化が進み、「自分は絶対に引っかからない」とタカをくくっている人ほど落とし穴にハマってしまうリスクがある。急速に進化する最新の詐欺テクニックを、体当たり取材が定評の著者がモデルケースを示して詳細に解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 「絶対ダマされない人」ほどダマされる。多田 文明先生の著書。特殊詐欺、キャッチセールス、押しつけの訪問販売、「絶対ダマされない人」ほどダマされるのが現実。絶対騙されないという自分勝手な思い込み思い上がり高慢ちきな自信過剰は騙される第一歩。絶対騙されないという自分勝手な思い込み思い上がり高慢ちきな自信過剰は捨てて謙虚になることが騙されないための近道なのかな。

  • 進化している詐欺・悪徳商法のテクニックを事例をもとに解説した本。

    社会の不安が増大するとき、詐欺被害も増えています。新型コロナによる社会不安が続く現在、不安につけこむ詐欺・悪徳商法が多く発生しています。

    詐欺・悪徳商法に引っかからないために大事なことは2つ。1つは「儲け話を持ってくる者は全て怪しいと思え」ということ。もう1つは詐欺・悪徳商法の最新事例を把握すること。

    本書は、2015年時点での詐欺・悪徳商法の手口が具体的に書かれています。

  • 世の中には、多種多様な詐欺の手法がある。怪しいと感じていても罠を仕掛ける側の思惑に、ずるずると引きずり込まれる可能性を誰もが持っている。自分だけは大丈夫だと古い情報のなかで安心していると知らず知らずのうちに彼らの罠にはまる危険性がある。テクノロジーが進化するように新たな詐欺の手法も進化する。情報難民にならようこういった書籍で彼らの手口を理解し、詐欺被害に遭わぬよう私たちも賢くなる必要がある。身近に落とし穴があるかもしれないと感じる。読み進めるほど怖くなる本。

  • 発覚しているだけで年間400億円、1万人以上が優にダマされる「特殊詐欺」被害。電話によるキャッチセールスや押しつけの訪問販売も、単なる「オレオレ詐欺」からどんどん巧妙化が進み、「自分は絶対に引っかからない」とタカをくくっている人ほど落とし穴にハマってしまうリスクがある。急速に進化する最新の詐欺テクニックを、体当たり取材が定評の著者がモデルケースを示して詳細に解説する。

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著者プロフィール

ルポライター、キャッチセールス評論家、悪質商法コラムニスト。1965年北海道旭川市生まれ、宮城県仙台第三高等学校、日本大学法学部卒業。雑誌にて『誘われてフラフラ』の連載を担当。2週間に一度は勧誘されるという経験を生かしてキャッチセールス評論家になる。これまでに街頭からのキャッチセールス、アポイントメントセールスなどへの潜入は100カ所以上。キャッチセールスのみならず、詐欺・悪質商法、ネットを通じた詐欺商法にも精通する。2022年「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)、「情報ライブ ミヤネ屋」(ytv系)などで旧統一教会に約10年間在籍していたことを公表し、大きな反響を呼んだ。著書に『ついていったら、こうなった』(彩図社)、『あなたはこうしてだまされる 詐欺・悪徳商法100の手口』(産経新聞出版)、『だまされた! 「だましのプロ」の心理戦術を見抜く本』(方丈社)、『マンガ ついていったらこうなった』『迷惑メール、返事をしたらこうなった。』『あやしい求人広告、応募したらこうなった。』『サギ師が使う 人の心を操る「ものの言い方」』『サギ師が使う 交渉に絶対負けない悪魔のロジック術』(イースト・プレス)などがある。

「2022年 『信じる者は、ダマされる。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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