18歳の君へ贈る言葉 (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062729529

作品紹介・あらすじ

開成の校長先生は、生徒たちにこんな話をしています!――東大合格者数35年連続日本一の名門進学校・開成。その校長先生である著者が、入学式や卒業式、始業式や終業式で生徒たちに語り聞かせている厳しくも温かい訓話が一冊に。与えられた才能「ギフテッド」は誰にでもある。その才能を伸ばし続ける36の知恵。
是非親子で読んで欲しい一冊です!――先生は「日本の18歳は世界一優秀だ」と言い切ります。でも、出る杭を打ち、その才能を目減りさせているのは大人社会の責任だとも。本書に収められた若者へのエールは、大人たちにも多くの「気づき」を与えます。

感想・レビュー・書評

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  • 日本の18歳は世界一賢い。なぜなら、日本の大学は入り口主義なので他国よりも難しい入試問題を乗り越えて入学してくるからだ。しかし、他国の大学は出口主義で、入学してから勉強しないと卒業が難しい。そのため入って勉強しない日本の学生と入ってから勉強を頑張る他国の学生とどんどん差が開いてしまっている。

  • 生徒の前で話すにあたって、
    皆、何を話しているのだろうと気になり、
    ネタの一つでもいただこうかと思って読んだ本。

    開成だって、生徒に伝えたいメッセージは一緒だよね。
    特別、変わったことを言っているわけではない。
    でも、それをどのタイミングで、
    どういう声音で伝えるかが肝心。
    開成の皆は、どういう気持ちで聞いていたのかな。

    日本はこれから変わらねばならない。
    変わる、変わるといって先延ばしにしていた教育にも
    ついにメスが入る。
    我々教員も、心してかからねば。

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著者プロフィール

柳沢幸雄 工学博士。東京大学名誉教授。元ハーバード大学大学院准教授・併任教授。シックハウス症候群、化学物質過敏症研究の第一人者。現在、開成中学・高等学校校長。

「2019年 『空気の授業』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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