ビジネスZEN入門 (講談社+α新書)

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著者 : 松山大耕
  • 講談社 (2016年10月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062729611

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ビジネスZEN入門 (講談社+α新書)の感想・レビュー・書評

  • 禅の本を読むと、まったくわからないか、煙にまかれたような読後になるが、本書も読みやすいがまったく理解も納得もできない内容だった。禅とは余計なものをなくし、本質にせまることがひとつの主旨なのに、なぜ回りくどく、合理的なないのだろう。
    ・日本の子供たちは座禅のとき、素直に言うことを聞くことが美点。ヨーロッパの子はじっとしていられない。
    →単にいう事聞くのが美点?思考停止なだけかも
    ・尼僧が毎朝3時に起きてごま豆腐をつくっていたが、高齢により手が遅くなったので1時に起きてつくるようにした美談として語る。
    →いやいや、寝ようよ。休んだほうがいいよ。完全にブラック企業体質じゃない。
    ・「なぜ毎日落ち葉掃除をしないといけないの?」「じゃなぜ君は毎日ごはんを食べるの?」
    →掃除しななくても死ななないけど、食べないと死ぬよ。

    とこんな具合で、一つ一つがまったく納得行かず、完読が非常に辛かった。これで禅の普及になるとしたら、思考停止している人だけだろう。それが狙いなのか。
    もしくはこれで禅への疑問が、読者に考えさせるという反面教師的な効果を狙っているのなら、相当な策士。
    ちがうと思うけど。

  • やはり禅だ。禅は大切だ。

  • 新書/文庫紹介

    『ビジネスZEN入門』
     松山 大耕 著
     講談社(講談社+α新書)
     2016/10 208p 840円(税別)

     はじめに ダボス会議で「禅」を求めたリーダーたち
     1.世界のリーダーはなぜ“ZEN”が好きなのか?
     2.外国人に「禅」はわかるのか?
     3.禅は「グローバル」に通じる道
     4.ビジネスパーソンに贈る「実践できる」禅の教え
     5.「おわりに」に代えて

    【要旨】かのスティーブ・ジョブズが日本の「禅」に傾倒していたことはよ
    く知られている。それ以外にも外国人の経営者やデザイナーなどで禅に影響
    を受けたと公言する人は多い。米国では禅を含む仏教を信仰する人が近年増
    えているとも聞かれる。しかし、それらすべての人が本来の禅の教え、禅の
    本質を理解しているとは限らないのではないだろうか。本書では、海外に禅
    を紹介する機会も多い禅僧である著者が、真の禅の教え、他の宗教や瞑想法
    との違いなどをわかりやすく解説。海外や国内のさまざまな人々との交流の
    エピソードを明かしながら、ビジネスにも応用可能な禅の理解の仕方や実践
    について紹介している。著者は京都にある妙心寺退蔵院副住職。日本の禅宗
    の代表の一人として前ローマ教皇に謁見、ダライ・ラマ14世との会談、ダボ
    ス会議への出席など幅広い活動を続けている。
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    ●禅は言葉ではなく「体験」で教えを伝える

     禅の本質は、次の言葉で表されます。「不立文字、教外別伝」。「不立文
    字」とは、文字や言葉ではなく、実際の体験によってこそ釈迦の本当の教え
    を体得できるということ。「教外別伝」とは、仏様の教えを弟子に伝えると
    きには、経典の文字や言葉によるのではなく、心から心へ、その人の全人格
    とともに伝えられなければならないということです。

     禅では、文字で書かれたものは解釈次第で変わってしまうため、言葉によっ
    て仏教の本質を伝えるのは難しいと考えます。だから、文字や言葉ではなく、
    体験によって悟りを目指す。そしてその経験を人から人へと伝えていかねば
    ならない、とするのです。

     禅は、体験がすべてだといっても過言ではないほど体験や実践を重視しま
    す。座ることだけではありません。掃除や料理といった日々の体験のすべて
    を禅は重んじます。それ自体が禅にとっては修行なのです。そのことが、禅
    を誰にも開かれた宗教にしていると言えるでしょう。

     外国の方が禅の体験をすると、「なぜこんなことをするのだろうか」と疑
    問に感じられることは多いようです。なぜ掃除がそんなに大切なのか。なぜ
    こんなに一生懸命庭の草引きをしなければならないのか。なぜ食事の作法が
    こんなに細かいのか。

     私たちはこれを「働きを見る」という言い方をします。人間はすべて論理
    だけで動いているわけではありません。つらい仕事をしなければならないと
    きもあるし、自分の意には反するけれども謝らなければいけないときもある。
    論理を超えたいろいろな状況に直面します。そういう理屈を超えたところで、
    即座に反応して適切に行動できるかどうか。それがここで言う「働き」の意
    味です。

     重要なのは、「まずやる」ということ。その体験を繰り返し、まず実践す
    る習慣を身につけること。そういう姿勢ですべてのものに向き合うのです。
    頭で考えて終えるのではなく、実践する。姿勢や身のこなしなど、細かな一挙
    手一投足を正すことも、正すとすぐに何か結果が出たり... 続きを読む

  • 禅は、ゲインでなくルーズである。何かを身につけるためではなく、身についたものを削ぎ落とすために行う。その過程で、本当に大切なものに気付いたり、自分自身の本質に目を向けることができる。飽くなき「即効的/直接的ゲインの世界」の先に何もないことが判りつつある現代だからこそ、仏教やZENが再び注目を集めているのではないか。

  • 先日講演を聞く機会があった松山さんの最新著書。
    何かをすることで何かを得る「物資的な豊かさ」から、余計なものを削ぎ落とし本質を見つめることで「精神的な充足」を得る。これがZENの考え方。考え方はいたってシンプルなんだろうけども、ウーン、深い。でも、何かこう痺れるようなカッコ良さがある。この著書を読むと、ちょっとだけ大人の階段を登れるような気がします。

    ・働きを見る。意味の無いことにでも、意味の無いことにこそ、どのような心がけで対応しているかで、その人の本質が透けてみえる。どんな些細なことにでも心を砕いて対応出来る人間なんかを見る。

    ・陰徳。誰が見ているわけでもないが、良い行いをすること。良いことをしていれば主張しなくても、自ずとその行いはわかるもの。そしてその人の人格が磨かれ、にじみ出るものが出てくる。

    ・禅は本当にシンプル。しかし、ただ手を抜いただけの単純なものとは異なる。考え抜いたあげくの究極形。無駄なものを何一つつかっていない。だからこそ、そこに見る人の気持ちが反映され人をの心を動かす。

    ・キリスト教やイスラム教は一神教。人類を超越した絶対なる神を崇め、神に導いて貰う、すなわち何かをすることでゲインするというスタンス。一方の仏教は、お釈迦様も同じ人間であり、お釈迦様同様、1人の人間が修行を通じて、悟りを開けると考えるもの。何かを信じた対価として救って貰うのではなく、自らの修行で道を切り開くというスタンス。同じ宗教でもスタンスは全く異なる。

    ・マインドフルネスと禅は似て非なるもの。マインドフルネスは心の安定を求めて行うもの。一方、禅は瞑想なら瞑想を、走るなら走ることそのものを、ただ集中して行う。つまり行動の対価を求めるか否か、が根本的に異なる。確かにマインドフルネスにより、一時的には心の安定がもたらされると思うが、この安定は長く続くものではない。一方で、禅は、一時的な安定がすぐに得られることはないが、突き詰めて行けば永い安定がもたらされるもの。

    ・無意識の意識。人が意識出来るのはわずか5%。95%は無意識がしめる。人間は極限を超えることで初めて無意識の領域に働きかけることができる。この無意識の領域をも正していくために、極限を超える修行を行う。

    ・今、我々が豊かな生活が出来るのは先代が築き上げてきたものがあったからこそ。先代の遺産を食い潰してばかりで、未来に残す種を植えられているのか。危機感を持つべき。

    ・不二。白か黒かといった二次元的な捉え方はしないという考え方。何事も二つの立場に分けることはできず、その間には無限の立場や考え方があると捉えるのが日本流。グローバルというと、海外の考え方に我々が歩みよらねばならないと考えがちだが、大事なのはお互いの国の考え方やスタンスを尊重すること。日本には日本の考え方があるのだからそこはもっと自信を持つべき。不二というスタンスを持つ日本だからこそ、相手の国を尊重出来るし、また、日本人の曖昧さはマイナスのイメージでとらえられがちがだが、ビジネスの世界で考えるなら、この曖昧な態度が非常に交渉しにくい、ハードネゴシエーターに映る、武器になる。

    ・日本では守破離という言葉がある。型を学び、型を突き詰めた後に、型破りのステージが来る。形無しの型破りは長続きせず、一発屋で終わることが多いのではないか。これをクリエイティブという考えに置き換えると、西洋では生まれる数は多いが形の無い斬新さ、目新しさが多いのでないか。一方で、日本では生まれる数は少ないかもしれないが形を突き詰めて研ぎ澄まされた普遍的に受け継がれるものが多いのではないか。

    ・リーダーシップというのは身に付けようと思って身に付くものではなく、人として当たり前のことをし続けた先に自ずとついてくるもの。... 続きを読む

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ビジネスZEN入門 (講談社+α新書)の作品紹介

「本来の禅の教えを現代のビジネスパーソンに
示唆できる人、それが大耕さん!」
――伊藤穰一(MITメディアラボ所長) 推薦!


スティーブ・ジョブズがアイデアやインスピレーションにおいて、
禅に影響を受けたことは、ビジネスパーソンなら周知の事実です。

欧米では今や「マインドフルネス」が、グーグルやアップル、ナイキ、
インテルといった世界の優良企業で、経営や社員研修のやり方、
リーダーシップの育て方などを実践するために取り入れられています。
そのメソッドは、日本にも最近「輸入」されてきました。
この「マインドフルネス」は、仏教の瞑想法に由来しているところから、
同一視する人々もたくさんいます。

この本では、世界のビジネスリーダーたちが、たしなんでいる「ZEN」を、
どのように皆さんも実践できるのか、について、
とても分かりやすくお伝えする入門書です。

著者の松山大耕さんは、京都にある妙心寺退蔵院副住職として、
TEDに登壇したり、ダボス会議に出席したり、世界の宗教者たちと交流を続けている、
仏教界の若き知性の代表的存在として注目されています。

ビジネスZEN入門 (講談社+α新書)のKindle版

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