ビジネスZEN入門 (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062729611

感想・レビュー・書評

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  • zenを通した世界観、世界から見た日本、物事の考え方をしるしてくれている一冊。おもしろい。
    禅を通して、日本についてどういうところなのか、位置付けを語って頂けていることもよい。


    メモ
    ・マインドフルネスと禅の違いは根本にある瞑想する動機、目指すべき方向が全く異なる。効果があるからやろうというゲインの考え方がマインドフルネス。禅は御利益のためではなく、それを実践することが目的になる。
    ・日本の価値観。懐石料理にはメインがない。believe in somethingでなく、respect for something
    ・グローバルリーダーに大切な資質は感動できること。心が大切。日々自分の心に向き合い、心に問いかけながら過ごすこと。それが禅を通じて目指していること
    ・不二の態度。二つに完全に切り分けて考えない。

著者プロフィール

妙心寺退蔵院副住職
1978 年京都市生まれ。2003年東京大学大学院農学生命科学研究科修了。埼玉県新座市・平林寺にて3年半の修行生活を送った後、2007年より退蔵院副住職。2009年5月、政府観光庁Visit Japan大使、2011年より京都市「京都観光おもてなし大使」。2016年『日経ビジネス』誌の「次代を創る100人」に選出される。2011年には、日本の禅宗を代表してヴァチカンで前ローマ教皇に謁見、2014年には日本の若手宗教家を代表してダライ・ラマ14世と会談し、世界のさまざまな宗教家・リーダーと交流。2014年世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席するなど、世界各国で宗教の垣根を超えて活動中。

「2016年 『ビジネスZEN入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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