- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062729840
作品紹介・あらすじ
「史上最強にわかりやすい!」とひっぱりだこ!! ビジネス数学の第一人者が教える、たちまち自分のアタマを論理的に変える方法。そのために数字や計算は一切出てきません。
使うのは、「数学コトバ」。この言葉を使って話せば、理解力と思考力が驚くほど上がり、結果、ナンバーワンの説得力がつきます。
デキる人はひとり残らず「数学コトバ」を使っていたと気づいていますか?
孫正義氏の新卒採用のプレゼンは、15秒に1回は「数学コトバ」。稲盛和夫氏の「名言」は数学的にできていて、堀江貴文氏や小泉進次郎氏のメッセージも人の心をつかみます。上手なプレゼンターのスライドは「数学コトバ」でつなげています。わかりやすい説明は例外なく数学的。「数学コトバ」とは、実は論理的な人が日常的に使っている表現。
〈言い換えると〉〈しかし〉〈たとえば〉〈したがって〉〈つまり〉などなど。この「数学コトバ」でもっとも身につくスキルは、(1)ものごとの構造が把握できる、(2)結果、1%の矛盾もなく論証できる、(3)だから、最もわかりやすく説明できるの3点。意識的に「数学コトバ」を使えば、自然と自分の脳力をアップさせられる。極めて実践的な1冊です。
感想・レビュー・書評
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ブログをこちらに書きましたので、宜しければお読みください。
↓
http://sommelierofbooks.com/business_economy/howtothinklikemath/
説明がわかりにくいといつも言われる、
理解する能力が自分には足りないと思っている、
『論理的に考える』というのがいまいちよくわからない。
そんな人に最適な本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ミニコメント
ビジネス数学者が教える、論理コトバ(=数学コトバ=接続詞)を使う考え方を学ぶ本。
説明の仕方を整えてシンプルにしたい方に。
計算は出てこないので、数学が苦手な方でも大丈夫。
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1184893 -
数学のようにシンプルに物事をとらえよう
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20201220読了
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計算を使わずに、数学的な考え方を学ぶ本。
非常に面白かった。数学の勉強にはならなかったが、数学的に考える事はこういうことなのかと理解した。
構造把握、論証、説明
本書に書かれている骨子を言えばこういうことになる。
数学の本質とは、言葉の使い方を学ぶ学問であると言う意見にもしっくりきた。
誰かに何かを説明する時、まずは目的地を示す、そして、わかりやすく簡潔な説明をする。
そのためには、まず構造把握。どこに何があるか、それらの関係性は?それを理解した上で、別の言葉に置き換えてみる。
次に論証。自分で納得すること。
最後が説明。まず、前提を定義する。そのあとで説明をする。
数学的思考において、人生の無駄を省くことができる。自分のすべきことを定義して、そのために必要な具体的な行動を説明する。
人生の目的を明確にすると言う事はよく言われることだ。そのために必要な具体的な行動についても、因数分解で考えていくと良いだろう。
頭の中がごちゃごちゃになりやすい人はぜひ読むといいと思う。 -
いつも通り、非常にためになる本であった。
その中で特に気になった点についてメモしておく。
・わかっているのに説明できない症候群から脱却するためには、次の順序で考える必要がある。
構造の把握→論証→説明
例えば、以下のようにする。
構造把握:なぜ転職したいのか、その理由を整理する
論証:上司や同僚に説明できるようなストーリーを組み立てる
説明:その内容を相手にわかりやすく伝える
・発表するときは、いかに気をつける。
短文にし、話を終えるごとに間を取る。
数字言葉を使ったら間を取る。
※伝えると言う行為は、夫婦のジョギングと同じ
・物事を説明するときは、選択肢として2つある。
一方がダメならもう一方を選ぶしかない。
例えば、犯罪を立証するケースであれば、
刑事が立証する or 犯人自ら立証する
※消去法もいわゆるひとつの手段。 -
数学的に正しい言葉を使い、正しく伝える。