- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062731546
作品紹介・あらすじ
お母さんを殺したのはお姉ちゃん……
三姉妹をねらう魔の手。危機の連続にハラハラのシリーズ第15巻!
「君のお母さんは殺された。そうだろう?」怪しげな老人にささやかれ、三女・珠美は思い出した。三姉妹の母親を殺した犯人が、長女の綾子であることを……。三姉妹に襲いかかる魔の手、姉妹間にわだかまる疑惑。そしていつも不在の父親にも不倫疑惑が!一体、誰が何故、三姉妹を追い詰めるのだろうか?
感想・レビュー・書評
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相変わらず、お父さんがいない時に事件に巻き込まれる。3人の活躍は相変わらず面白い。
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読書録「ふるえて眠れ、三姉妹三姉妹探偵団15」3
著者 赤川次郎
出版 講談社
p45より引用
“しかし、綾子にも言った通り、辻本とはあまり
に気が合ってしまうので、会えばつい「誰か
呼んで騒ごう!」というノリになっていまい、
真面目な話をする雰囲気でなくなってしまう
のである。”
目次から抜粋引用
“白い粉
不運
友情の終わり
花束
海面”
おっとり長女、しっかり次女、ケチ三女の
三人姉妹を主人公とした、長編ミステリー小説。
人気シリーズ第十五弾。
ケチで仕方がない三女の珠美だが、損得
関係なくお年寄りを助けた。そのお年寄りに
誘われて、甘いものを食べに行ったのだが…。
上記の引用は、長女綾子の高校からの友人
が頼み事をしてきた場面での一文。
気になる男性にお付き合いの申し込みを言って
ほしい、とのことですが、会ってしまうと友達の
ノリになるのなら、手紙でも渡せばいいのでは
と思います。まぁ、そうするとお話が始まらないの
ですが。
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ここまでくると殺人トリックが流石に複雑になってきたように思われる。
冊数を追うごとに面白いシリーズ。