ふるえて眠れ、三姉妹 三姉妹探偵団(15) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.38
  • (7)
  • (11)
  • (41)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 207
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062731546

作品紹介・あらすじ

お母さんを殺したのはお姉ちゃん……
三姉妹をねらう魔の手。危機の連続にハラハラのシリーズ第15巻!

「君のお母さんは殺された。そうだろう?」怪しげな老人にささやかれ、三女・珠美は思い出した。三姉妹の母親を殺した犯人が、長女の綾子であることを……。三姉妹に襲いかかる魔の手、姉妹間にわだかまる疑惑。そしていつも不在の父親にも不倫疑惑が!一体、誰が何故、三姉妹を追い詰めるのだろうか?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 相変わらず、お父さんがいない時に事件に巻き込まれる。3人の活躍は相変わらず面白い。

  • 読書録「ふるえて眠れ、三姉妹三姉妹探偵団15」3

    著者 赤川次郎
    出版 講談社

    p45より引用
    “しかし、綾子にも言った通り、辻本とはあまり
    に気が合ってしまうので、会えばつい「誰か
    呼んで騒ごう!」というノリになっていまい、
    真面目な話をする雰囲気でなくなってしまう
    のである。”

    目次から抜粋引用
    “白い粉
     不運
     友情の終わり
     花束
     海面”

     おっとり長女、しっかり次女、ケチ三女の
    三人姉妹を主人公とした、長編ミステリー小説。
    人気シリーズ第十五弾。
     ケチで仕方がない三女の珠美だが、損得
    関係なくお年寄りを助けた。そのお年寄りに
    誘われて、甘いものを食べに行ったのだが…。

     上記の引用は、長女綾子の高校からの友人
    が頼み事をしてきた場面での一文。
    気になる男性にお付き合いの申し込みを言って
    ほしい、とのことですが、会ってしまうと友達の
    ノリになるのなら、手紙でも渡せばいいのでは
    と思います。まぁ、そうするとお話が始まらないの
    ですが。
     
    ーーーーー

  • 三姉妹探偵団は、三姉妹は無事だという前提で読んでいました。
    今回だけは、三姉妹の中で、殺人へと進みそうで、ちょっと怖かったです。

    催眠術で、お母さんを殺したのは長女だと思わせられる三女。
    長女を殺そうとする三女。

    読み進むべきか、やめるべきか悩みながら読みました。

  • ここまでくると殺人トリックが流石に複雑になってきたように思われる。
    冊数を追うごとに面白いシリーズ。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

赤川次郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×