果つる底なき (講談社文庫)

著者 : 池井戸潤

• 講談社 (2001年6月15日発売)

感想・レビュー・書評

[kooさんの感想 · 2016年3月18日]

一気に読めばまだ楽しめたのかな。

銀行内の買収や、人の企みなどがすっとは入らず。

ちょっと開けると誰だかわからなくなってしまい
強引に流し読みした箇所もあった。

[中村圭児さんの感想 · 2022年12月31日]

池井戸さんの初期　ミステリー要素ありでした。


難易度　やや難
感動☆☆☆☆☆
涙線☆☆☆☆☆
興奮☆☆☆☆☆
感心☆☆☆☆☆
伏線★☆☆☆☆

[佐保さんの感想 · 2018年10月20日]

おそらく、一気読みしなかったのが原因だろうが、あまり理解できなかった。
ただでさえ頭が足りないのに、それが敗因。難しかった。

[ちてこさんの感想 · 2018年10月15日]

果つる底なき/池井戸潤：第４４回大賞受賞。１９９８年
当時ドラマで見た記憶がある。銀行員というキーワードは思出せるが、ストーリーは覚えてないんだけど。
銀行出身らしく、銀行員を主人公にしている。融資していた中小企業を救えなかった主人公。その娘とねんごろになるんだが（ねんごろ：死語）。
なんかね、登場人物が入ってこないまま読み進めて、犯人知っても、え誰だっけ？だったの。
★★なのは、そんなこちら側の事情のせい。
今では、どんどんドラマ化映画化されてる作家さんです。

[もらさんの感想 · 2024年1月27日]

銀行員の仕事とは、ただの金貸しではなく時には誰かの人生を左右するものだということ。

[おおつぼさんの感想 · 2023年11月6日]

半沢直樹劣化版？銀行員が事件解決のため捜査していくとか、おれ的には全然面白くない。

[彩海本さんの感想 · 2021年5月3日]

今回の池井戸潤は、スッキリ爽快大どんでん返しはなく。

なんだかひっそり終わりを告げられる上に、よく人が死ぬストーリーで、、、爽快を期待していたわたしには、、いつもの池井戸潤節が感じられなくてとてつもなく残念、、、、

面白くなくはないんだけど、期待が大きかったのと、爽快な気分を味わいたくて読んだ本だったためにどーしても、、、暗い重い雰囲気のまま終わってしまったのがとても、とても、、、残念、、、、

一発逆転。して欲しかった、、、、、

[なーなさんの感想 · 2020年7月27日]

あまり面白くなかったです。

[shiroさんの感想 · 2020年4月20日]

外出自粛のご時世ということで、池井戸潤の初期作品に手を出してみた
子供のころからミステリー好きの少年だった作者　夢は「江戸川乱歩賞」
（そうだったのかぁ。驚）
第44回　江戸川乱歩賞受賞作である
半沢直樹シリーズや下町ロケットの中で繰り広げられる「お仕事小説だが、あの手この手の策略・裏切りの大どんでん返しトリックは、作者独自の作り上げられたミステリーの形だったのだ」と納得

銀行員の伊木の同期　坂本がある日車の中で死ぬ　原因は蜂によるアナフィラキシー
取引先の社長は倒産に追い込まれ自殺　上司は何者かに刺される　などなど
次から次から見えない敵に襲われていく　主人公とその周囲の人たち

銀行の手形の出し方や倒産会社からの回収など　素人には少しわかりにくかったが
次々と明らかになる事実は　ミステリー好きにはたまらないのかもしれない。

池井戸潤好きな方　作者の原点の本　手に取ってみては？

[まぜるな危険！さんの感想 · 2019年5月22日]

専門用語はなかなか難しいけど、たっぷり楽しめました。
1/5/22

著者プロフィール

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『不祥事』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『シャイロックの子供たち』『ノーサイド・ゲーム』『ハヤブサ消防団』などがある。

「2023年 『新装版　BT’63（下）』 で使われていた紹介文から引用しています。」