| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
-
単純なものに惹かれるからだと思う。-略-なるべく、統一された思考に身を任せたい欲求が人間にはあるのよ
― 344ページ -
道徳なんてものが、そもそも単純化の最たるものでしょう?つまり、知識のない子どもや頭の悪い大人にルールを教えるための記号なんだから。世の中のものを全部、一応マルかバツに分類した方が、マニュアルとして書きやすいし、馬鹿な教育者でも教えられるからね。―省略―誤解しないでよ。今のは極論なんだから。こんなふうに割り切ろうとすること自体が単純化だし、こんな分析を続けても意味はないわ。何も生まれない。
― 331ページ -
たぶん、死を迎えるための高貴なる欺瞞を、「成熟」と呼ぶのだろう。
― 655ページ
みんなの感想・レビュー・書評
森さんのS&Mシリーズ、9巻目。 今度は模型オタクがテーマになっています。 いつもとは勝手が違って、模型オタクのディープな世界に翻弄される西之園の姿が新鮮な感じの一冊です。 では早速粗筋を。 犀川の妹・儀同世津子(ぎどうせつこ)は新進気鋭の小説家・大御坊安朋(だいごぼうやすとも)に取材する為、彼の従姉妹である西之園に口利きを依頼した。 実は大御坊は模型オタ... 続きを読む »
S&Mシリーズ9作目。一連の作品も残り1作。今回は初期に戻ったような感じ。シンプルな推理が続く。
本編は久しぶりに?萌絵さん活躍してて面白かった。金子くんの衝撃のラストがうけたw犀川先生と萌絵さんは相変わらずの距離感で永遠にくっつかなさそうですねー。
作品に引き込まれ、意外とスラスラ読めました…が、会話の意味・考え方は自分には難しいや。
もう一度ゆっくり読み直します。
このシリーズもあと1作か。読みたいような、読み終わりたくないような。
自分の尺度で他人の価値観をはかってはいけないと思うけれど、人は自分の尺度でしか物事をみることができない。・・・気がする。
これに関しては、もう少し考える必要がある。
とにかく面白かった。
あとがきも面白いっていうのが、このシリーズを読んできて強く思うこと。ほんと、貴重。
これは難しい。
トリックうんぬんより考え方が。
ほとんどわかんないけど、必死に考えてる時間がすき。
間を開けて何回も読み直したい!
すべてがFになるを読むまでは結構渋ったのに、読み始めるとシリーズはもうあと1冊。
楽しみだけど寂しい。
S&Mシリーズの9作目。
「異常」と「正常」っていうのが中心のテーマになるでしょうか。考えさせられても、やっぱり答えは出ずに。
自分の中で印象に残ったのは、儀同世津子が大御坊安朋にインタビューしてる場面。森さん自身が小説を書くことに対して、実際こういう風に考えてるんだろうな、って。興味深かったな。
S&Mシリーズ10作目。
模型作りが趣味の人には、倍楽しめる内容かも。
隣接した場所で、2つの殺人事件が起こり、関係しているのは明らかだけれど、どう繋がるかがなかなか分からない。
なぜ犯人は被害者の首を切ってもちさったのか。
なぜ犯人は人を殺した後で弁当を食べたのか。
最後やはり犀川先生が見事に推理。
正常と異常の違いとは?
厳密に定義したって意味がないという犀川先生のセリフが印象的だった。
萌絵が危なっかしすぎて逆にイライラする。犀川先生ちゃんと手綱を引いといてください。
プラモの展示会は行ったことあるけど、フィギュアのはないなぁ。
S&Mコンビ第9弾。
同じ頃に異なる場所でモデル女性と女子大学院生の死体が発見。
2つの事件が複雑に絡み合う謎を追う物語。
約700ページ・・・。
気が遠くなるかと思いきや出張の往復の新幹線の中で読めました。
森さんの作品は読み易いというか、次を読ませる文章ですね。
なので700ページなんかあっという間に読むことが出来ました
やっぱり本作品も「謎」を追う過程が非常に楽しかったです。
特に犯人がなぜその行為をしたのかという「謎」がです。
いくつもの謎が巧みに重複してさらに謎が深まっていきます。
でもやっぱり私の女神様である国枝先生と大御坊との出会いが印象でした。
大御坊「まあ、貴女……、女性?」
国枝先生「失礼ですが、貴方は男性ですか?」
なんのこっちゃ(笑)
文庫で700ページあるって重いよ。
今回は盛り込みましたね、イロモノを。弁当食ったとか異常と正常にこだわった演出がなされる。オタク要素が入ってるのもこれの伏線なのかな?
ミステリーは相変わらず謎を盛り上げてくわりにラストでさらっと解答。森さんは会話を楽しむ読み物です。といった感じ。
しかし犀川先生、随分と今回はどん臭くなってたなぁ。
人間は1かゼロか、模型は対象あってのモノなのか、やたら哲学的な文章がいつもより多いなあと思ってたら、納得いくようでいかない動機の伏線だった。
登場人物の小さなウソに気づいてそこに固執してしまった。それはまた別のお話だった…
西之園さん飛び込み過ぎ。でも面白かった。常識とは何なのだろ。どこまでいっても幻想でしかないみたい。確かなものなんて何一つないってことを感じさせてくれる作品。

S&Mシリーズ9作目。今までの犯人たちの中で一番気味が悪かった。型にはまらない、むしろ型を壊すように思考と行動が矛盾している。
人々を社会という単位で一まとめに単純化するとそこには一貫した常...






