- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062732710
感想・レビュー・書評
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疲れたというか、感心させられたというか、そんな気分です。
読み終えて、みんな、こんなにたいへんなことやってるんだなあ、とひとしきり感慨に耽りました。もちろん自分も少しくらいはやってるわけですが。
世間でおこなわれている「ホメ」を、ひたすら書き連ねたエッセイです。OLどうしのホメ合いから始まって、相手のファッションをホメる、嫁が姑をホメる、友人の彼氏や夫をホメる、料理をホメる、得意先や上司へのおべっか、メディアに氾濫するさまざまな賞賛の声、といった例について、事細かに語られています。
ゲームか何かだと思って、積極的にホメてみようと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読みながら何度も笑ってしまいました。もう5年以上前の本なのに、やっぱり人間の根底に流れるものは不変なんでしょうかねぇ。これを読んで、褒められて有頂天になる自分も再確認できたし、人の彼氏の愚痴に同意しない、とかオンナのちっちゃな常識も身に付いたので良かった良かった。もっと早く読むべきでした。
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著者のほかの本とかぶってるの内容も多々ありましたが、楽しめました。
ためになります(笑)
実践可だと思いますが、あまり調子にのってやりすぎると確実に嫌味になってしまうので 要注意です。
人の彼氏・人の子供・・ ホメるとこがないときの対処法が がっつり書かれてて、かなーーーーーり当てはまります。
リアルで誉められても こうゆう場合はこうなんだよな~~~とか裏をかいてしまうと、こいつ嫌味行ってんじゃねーかー!と 素直に喜べなくなるので、、、、
今 現在自称素直だと思ってる方は読まないほうがいいです。
自称根性悪ですな方は 根性悪に磨きかかると思われます。 -
「褒める」ことに関するエッセイ。
「天然ボケという女性は、この世に存在しない」というのは、人それぞれの感じ方・考え方だからなんともいえないが、適度な「ホメ」は生きる上で必要だと思った。
解説の読後感の悪さは、どうなんだろう。
ああいうのは解説とは言わない気がするんだけどなぁ。 -
いろいろなホメ話。なるほどなーと納得したり、アルアルーと思うのもあれば、「私はそこまで深く考えていないし、腹黒くない」と思えるのもあって、酒井さんと比較して、私はまだ純真なのだ、と思えたりもするし、あーやっぱこういう事考える女の人って私だけじゃないのね、と安心したり。ちょっと、ながい。
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なんて、面白くて、ある意味ヤバいエッセイなんでしょう・・・
笑顔の裏で、こんなことを思っているというのが赤裸々に暴露されていて、ある意味発禁ものです~
日本でしかこういう形のホメ文化って無い気がします。実はすっごく高度なテクニックですよね・・ツラが割れそうになるもの(笑) -
私はこんなに色々考えながら暮らしてないので、
もっと気を遣って生きるべきなのか?と考えてしまった。
共感したのは、
・本人ではなくその友人等に褒め言葉を伝えて、本人に伝えてくれることを願うホメ
・こんなの初めて!のホメ
くらいかな。
一番面白かったのは、
「天然ボケ」という女性は、実はこの世に一人もいません。
と断言しちゃってること 笑
少しくらいは実在する気がするんだけど、私も騙されてるのかなー 笑 -
男はおだてとけばいいのよ。
この人のエッセイ?はとても好きである。
しかし、この解説ものすごく失礼なんだけど。
いっそ載せないほうがいいと思ふ。
わざわざ載せるなんて文壇での権力者なのかなぁ。
文章へた、所詮お嬢ちゃんエッセイストとか書くなよ。 -
2008/10/09
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タイトルがすべて。別に1冊の本にするほどじゃない。