- Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062733564
感想・レビュー・書評
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当たり外れの差の大きい御手洗シリーズにおいて、個人的には大外れに位置する一冊。収録された四編とも御手洗というキャラクターが如何に優れているのかを誇示するためにのみ文字が割かれており、内二編は完全に同人誌のノリ。ミステリーはどこへいったのやら。
顔も良くて頭も良くて機知と才能に溢れていて何をさせても完璧でってはいはいそんな人間が本当にいたらそれこそ脳科学の奇跡ですね、と、半ば逆ギレの境地へと至りつつ読了。買い置いている「眩暈」にこのまま進んでいいものか、正直悩む。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
島田荘司は本格とか言いつつフェアじゃない気がするので、★2つ。フェアそうにべらべら喋っているけど、あまりにも御手洗が決め付けすぎている上に石岡がヘタレすぎて読んでて苛々する。いっそメルカトル鮎ぐらいまで突き抜けてればいいのに。根拠薄弱なのに自明の理と突き進んで断言するので……。もー花粉症だから木を切り倒すって意味わかんない。
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御手洗潔の第3短編集。「IgE」「SIVAD SELIM」「ボストン幽霊絵画事件」「さらば遠い輝き」の4編。2編はミステリじゃないのでちょっと物足りないけど、「IgE」は美女と便器の取り合わせが面白かった。
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たぶん読み終われない。気を持たせすぎてイライラする。御手洗シリーズ人気だと聞いたのだけれど・・。読む順番をまちがったかな。