ペルシャ猫の謎 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2715
感想 : 198
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062734509

感想・レビュー・書評

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  • 国旗シリーズなんだんめなのだろう?
    とりあえず家にあったので。

    なかなかに読みやすく面白いです。
    猫が好きなので最後の方の話好きでした。
    男の子のやつなんかはかわいいですなぁ。
    ペルシャ猫。

  • 切り裂きジャックを待ちながら

    わらう月

    暗号を撒く男

    赤い帽子

    悲劇的

    ペルシャ猫の謎

    猫と雨と助教授と

  • 国名シリーズ第五段。
    「切り裂きジャックを待ちながら」「わらう月「暗号を撒く男」「赤い帽子」「悲劇的」「ペルシャ猫の謎」「猫と雨と助教授と」赤い帽子は森下刑事が主役。火村先生がいなくても謎が解けるんだね

  • 猫がちらちらと出てくる作品。
    最初の「切り裂きジャックを待ちながら」が1番ミステリィしてた。ドラマ版と設定が結構違ってたので意外。
    「わらう月」も面白い。ふむふむなるほど。
    「暗号を撒く男」は何かと思ったら、ドラマのあのシーンの元ネタこれだったのか。
    「赤い帽子」は火村アリスコンビの登場無しで森下くんメイン。終わり方がえっここで?!って感じでびっくり。
    「悲劇的」は、読んでてやるせない気持ちになる。
    「ペルシャ猫の謎」はそういうオチ?!ってちょっと肩透かしをくらったけど、とりあえず猫が可愛かった。
    最後の火村先生と猫の小話もほっこり。

  • 国名シリーズ、第五作。どれも面白かったんですが、特に好きなのは「暗号を撒く男」「赤い帽子」と「ペルシャ猫の謎」の三篇。表題作の結末はアリスファンとしては予想外でした…。

  • 解説でも触れられていたが、「朱色の研究」に引き続き、色々釈然としない結末。
    森下刑事が活躍する話や、猫を愛しむ火村先生が見られる話もあるので、全体としてはわるくないけどね!

  • この本は今までのアリス火村シリーズを思うとちょっと雰囲気が違う。まずわらう月がアリスではなく、第三者の一人称だったのが最初とっつきにくかった。最後まで読むとなるほどこの方が、と思えた。赤い帽子では、いつになったら火村が出てくるんだ?と待ちかねていたので最後まで森下刑事でびっくり!掲載誌の状況がわかってみればこれもなるほど、で、これはこれで堪能した。賛否両論ありそうなペルシャ猫は想像がついてしまったけれど私はこれもアリだと思う。火村の一面が覗ける2話はミステリーとは言えなくてもファンとしては嬉しい。

  • こちらも再読。
    ほぼ覚えていたのは「わらう月」。月の描写が印象的。第三者視点の火村とアリスもいい。
    「赤い帽子」森下くんが主人公。警察の内部事情がわかって興味深い。
    表題作は…これはアリなのか?

  • 題名と表紙の猫ちゃんに惹かれて手に取った。短編集だが、全て舞台が大阪で、登場人物たちがみんな関西弁を話すのが新鮮だった。アリスや火村をメインとする普通の推理ものだけでなく、脇役の刑事が主役のもの、そもそも推理ものでないもの、意外なおちのもの、などレパートリーにとんでいたが、後書きを読んでその理由に納得した。題名の付け方も何かのオマージュだったりして面白い。一番好きなのは、本の題名でもある「ペルシャ猫の謎」。火村と同じく猫が好きだからという理由で。他の作品も読んでみたい。

  • A04-05

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。89年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。

「2023年 『濱地健三郎の幽たる事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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