黒猫の三角 (講談社文庫)

  • 4271人登録
  • 3.53評価
    • (270)
    • (523)
    • (989)
    • (64)
    • (10)
  • 438レビュー
著者 : 森博嗣
  • 講談社 (2002年7月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062734806

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

黒猫の三角 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • Xシリーズに先に手を出してしまったから、真犯人が暴かれたところで「え?なんで〜?」と腑に落ちず、でも最後まで読んでスッキリ!
    まさかの仕掛けに相変わらず脱帽です。
    動機に重きを置いていない森博嗣ミステリィ安定の構造に安心感。
    Vシリーズは、突拍子もないキャラ設定の人が多いように感じるのは、まだまだ森ミステリィ初心者という証拠なのかしら?
    にしても、苗字も名前も読みにくくて、何度も登場人物紹介ページと本編を行ったり来たりした。

    久しぶりにシリーズ物を読み始めることにワクワクしている!

  • vシリーズ1作目。慣れていないこともあるけど、名前が読みにくい。そして、相変わらず密室に拘りがあり、動機に関してはあまり拘りがないように見受けられます。でも、連続殺人鬼の動機なんてそんなものかもって気もします。これを読む前に、このシリーズの短編を読んでいたこともあって、犯人には騙されてしまいました。この作品は登場人物の紹介的な感じで次以降からが本格的な始動になるのかな。

  • いや~そう来たか~。   
    面白かった。     
    いや~まさか探偵が推理しないとは思わなかった。   
    まさか探偵役がいないとは思わなかった。   
    そう来てしまったかーって感じ。 信じていたのに……。 


    とっても良いキャラクターたちですので、このシリーズも楽しめそうです。

  • S&Mシリーズのような「天才感」は無いのかな、と思いながら読んでいましたが、じわじわと裏切られていきました。ラストのぽんぽんぽーん!と真実を見せられる展開が痛快。ドラマ版『すべてがFになる』で森作品に触れた時、ほかのシリーズにものめり込んでいくなんて予想もしませんでした。しかしどんどんと読み進めたくなる。

  • Vシリーズ(というらしい)一作目。
    格安アパート:阿漕荘に住む住人たちと隣の立派なお屋敷桜鳴六角邸…の片隅の離屋:無言亭に居候している元所有者だった瀬在丸(せざいまる)紅子が主な登場人物。
    個性あふれる登場人物たちは、名前も個性的。保呂草(ほろぐさ)潤平、小鳥遊練無(たかなしねりな)、香具山紫子(かぐやまむらさきこ)、ついでに紅子の元執事の根来機千瑛(ねごろきちえい)と、この名前が何か後にキーになるのでないのなら、やめてほしいと懇願するレベル。こんな個性的な名前の人間が同じアパートにかたまってたまるかという感じです。
    シリーズの最初である事件は、相変わらずそう来るかという結末。推理物に関しては深読みはあまりしないたちなので、疑いもせずに読了してしまったのでした。
    元旧家の御令嬢だった瀬在丸紅子は、森さんお得意の天才タイプですね。
    でもS&Mシリーズより読みやすいです。

  • Dr.森のVシリーズ第1作。お嬢様であり科学者の瀬在丸紅子、探偵であり便利屋の保呂草潤平、女装癖がある小鳥遊練無、関西弁で屈託のない香具山紫子、以上の4人がこのシリーズを形成する。お決まりの密室殺人が起きる。”ゾロ目殺人”と呼ばれ、被害者の年齢は、11、22、33、44とゾロ目になっており、今回の被害者が44歳であるため、連続殺人の匂いが漂う。さて、今回の作品は冒頭で記されているように、保呂草潤平が体験したこの事件を時系列順に追って、説明しているレポート形式となっている。(ただし、文章は小説である) 密室を謎解くヒントは、「行列」、「バッテリー」、「四文字熟語」だろうか。ミステリー定番の犯人は意外な人物と謳い文句があるが、本作はこの言葉が一番相応しいだろう。

  • Vシリーズ①

    ・登場人物に嘘を付かれたならば、推理をいくらしても真相には辿り着けないだろう。
    ・なぜ、この作品がシリーズの1作品目なのか?トリックが分かれば納得する。
    ・登場人物は、名前が読みにくく、非常に個性的な面々。
    ・『クロネッカーのデルタ関数』なるほど…遠い記憶だなあ。
    ・へっ君=後の犀川助教授なのね?!

  • 肝心の事件が些か拍子抜け。とは言え、魅力的なキャラクターが揃っているし、シリーズは引き継ぎ読んでいこうと思う。動機へのアプローチは大変興味深かった。

  • まだまだシリーズの序章

  • 久々の森博嗣作品。登場人物の理屈臭く理解困難な言い回しが個人的には好き。この先生の作品を読むのにはやっぱり注意力がいるんだなぁと。雰囲気を味わう小説とはまた違う面白さがある。(もちろん、この小説にも雰囲気はある。)

  • 2017年2冊目。
    読み始める前の登場人物紹介ページでもしや?と思って調べたら、2年前に檀れい主演でドラマ化されてた作品の原作だったことに気付いた。
    なかなか面白かったので、ストーリーもほんのり覚えていたから何とかついていけたけど、コレ、まっさらな状態から読んだらきっとあたしにはサッパリ理解出来なかったと思う。
    間違いなくあたし自身の思考が完全にそのようになってしまっているからだろう。
    Vシリーズの1作目ということで続きの作品も読んでみたいけれど、理解できるか自身がないので、時が来たら挑戦してみたい。

  • 計算された、無駄のない登場人物とストーリ。その流れに身をまかせる贅沢を教えてくれるのがこの作者だ。

  • レビューというより個人的な感想に過ぎないのですが、

    天才が天才にしか理解できない言葉で語った本は苦手です。

  • Fシリーズの方が好みだった。
    動機はどうでもいいから、トリックの方を洗練させてほしい。特段動機がないことを話させているが、ないことが動機であり、それを話すのにページが割かれて、結果としてそれに焦点が当たった印象。今シリーズはそっちに重きをおくとしたら、あまり興味がない。
    2作目を手に取るのに躊躇わされる出来。

  • またまた会社の方に貨していただいた。

    犀川先生のシリーズに大嵌りした私だが、こちらのシリーズはどうだろう?
    期待度が高すぎて★★★評価にさせてもらったが、十分楽しめる。

    個性豊かな登場人物で、物語は実に軽快。

    この物語のテーマの1つに殺人の動機があるのだと思うが、先日この本を貸してくれた会社の女性が、森先生は京極夏彦先生と交友があるということを教えてくれた。

    そういえば、京極先生も殺人の動機について「魍魎の匣」で綴られていたことがあったように記憶している。

    お二人で、そんな話をすることもあるのかな?何となく興味深く読み進められた。今は借りている本が山ほどあるが、一段落したら、また京極堂シリーズも再読したい。

  • 登場人物の名前になかなかうまく話に入り込めないVシリーズ1作目。
    でも、ラストの犯人判明あたりからはぐいぐい引き込まれました。
    マジかー!いやいや、まだ枚数あるし、どんでん返しあるよねーと読み進めたら、二回目のマジか!!(笑)
    これがあるから森ミステリーはやめられない。

    そして、ネタバレサイトをうっかり見て感付きましたよ。へっ君……。そうか、そうなのか。
    紅子さんのキャラも最初はあんまりやなーと思ったけど、クライマックスでヤラレタ。かっこいい……。
    装丁も素敵やし(S&Mの白色の方が好きではあるが)このシリーズも集めよう。

  • 動機とか理由とかにはいみがない、後付けにしかすぎない
    ルールに縛られてだんだんばかになる
    という思想はよくわかる

  • VシリーズNO.1
    3年続けて決まったルールに基づいて行われる殺人事件。今年のターゲットと思われる女性に脅迫状が届いた。探偵・保呂草は依頼を受けて桜鳴六画邸を監視するが、衆人環視の密室で依頼人は殺されてしまう。
    新シリーズになり、新メンバーが出て来ました。紅子さんはまだ摑みどころにない感じです。シコちゃん、れんちゃんともにいい感じで楽しみです。紹介がかったところはさておき、ゆったりとした中で話が進んで行きます。登場人物の漫才のような雑談の中に様々なヒントがあり、油断出来ない感じ。硬直した思考は、何も生み出さない、との言葉が本当に印象的で、こんな緩い流れなのに何か色々ぶっ込んでくるなーと感じました。
    最後のインパクトが驚きで、いい感じに次につながるなーと思いました。

  • 3
    推理小説。答えを全部出さない感じでもやもやが残るが、なかなか面白い。パズルとかなぞなぞが好きな人には合いそうな感じ。

  • 表紙が素敵。
    以前2時間サスペンスで観た気がしてきて、早い段階で犯人とトリックだけ思い出した(出演者とかは今でも思い出せないのに!)…自分が悪いと思う。

  • 密室のトリック、なんだよ…
    普通に歩いて 運良く幽霊と思われるって。
    本当にそうなの?

  • 年に一度決まったルールで起こる殺人事件
    3年前は7月7日に11歳の少女
    2年前は7月7日に22歳の女子大生
    1年前は6月6日に33歳のOL
    今年は6月6日に44歳になる小田原静子に脅迫めいた手紙が届いた。

    探偵(というか便利屋)の保呂草は依頼を受けて監視をするが、密室のなかで殺人が起こる。
    そんなミステリィ。

    読みながら、いくら考えたって絶対に犯人分からんという安心感がある。
    今回も見事に分からなかった。

    ただのミステリィ小説に終止せず、殺人者の理解できない美学を通して子供の頃から刷り込まれている固定観念(人を殺してはいけないとか、殺人に理由をつけて安心する心理)に揺さぶりをかけられる。

    Vシリーズの1作目。

  • 森氏の作品は2作目。
    個性的なキャラが縦横無尽に入り乱れ、密室殺人が発生。
    面白いのは誰が探偵役で誰がワトソン役か最後まで分からない事。複数の一人称で描かれているのでそれぞれが迷推理を繰り広げる。
    ロジックの面白さだけでなく、キャラの面白さ、それぞれが展開する独自の人生観?も面白い。
    が、一方でそれゆえ本格モノとしてのストレートな展開が削がれてしまっている。十分に意外な犯人設定は良いが、犯人を暴くロジックや密室殺人のトリックなどは若干弱いのが残念。
    作者の作品の多さの一方で、このレベルの作品を維持しているのであれば間違いなく鬼才ではあろうが。
    とりあえず次の作品を読んでみよう。

  • 再読?何回も何回も読んでる。

  • S&Mシリーズか、四季シリーズのどこかで出てきたような紅子さんやら保呂草さん。保呂草さんについては、そーだったのかー!という「してやられた感」
    それぞれ登場人物にも魅力があって良い。
    でもS&Mの方が好きかなw

全438件中 1 - 25件を表示

黒猫の三角 (講談社文庫)に関連する談話室の質問

黒猫の三角 (講談社文庫)に関連するまとめ

黒猫の三角 (講談社文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

黒猫の三角 (講談社文庫)の作品紹介

一年に一度決まったルールの元で起こる殺人。今年のターゲットなのか、六月六日、四十四歳になる小田原静江に脅迫めいた手紙が届いた。探偵・保呂草は依頼を受け「阿漕荘」に住む面々と桜鳴六画邸を監視するが、衆人環視の密室で静江は殺されてしまう。森博嗣の新境地を拓くVシリーズ第一作、待望の文庫化。

黒猫の三角 (講談社文庫)の新書

ツイートする