花面祭―MASQUERADE (講談社文庫)

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著者 : 山田正紀
  • 講談社 (2002年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062734882

花面祭―MASQUERADE (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 芦田挿花の事件に関する頼子の推理にはかなり無理(科学的に)がありますが、その他の章のトリックや挿花の日記に仕掛けられたトリックはよく出来ていると思いました。幻想的な雰囲気も良かったです。
    また、最後の探偵役(山岸)の扱いが酷過ぎる気がします。幻想の世界から現実へ引き戻された感じで残念です。

  • 好きな感じのテイスト。小さなミステリ×四を取り巻く大きなミステリ一つ、という構造が素敵です。
    でもなんかイマイチ。たぶん、探偵役の山岸が嫌いなんだと思う。
    夏の人のキャラクタと経営担当の伊沢さん好き〜。

  • 「しきの花」に取り付かれた塘松流先代家元・芦田挿花が密室で変死してから40年が経った。次期家元と称される藍草が刺された事件を皮切りに第二、第三の殺人が勃発する。
    挿花が日記に残した輪廻転生の「しきの花」にはいったいどんなものなのか、この一連の事件との関係は?


    本編を読み終わったと同時に、とても違和感が残った。何だろう・・・と考えつつあとがきまで読み進めてゆくと、その謎は解明された。
    この作品は、プロ・エピを除けば6章立てになっている。その中の4章分が先に短編ものとして雑誌に掲載され、残り2章が今回の文庫にするにあたって書いているようだ。
    もともと、作者の頭の中に全体構想があったのかも知れないが、これはかなり違和感を感じる。読んでいてペースをそがれる。
    確かに、うまく繋げているし、章区切りで読むといいんだが、1本の長編小説と取るにはこれはちょっといただけない気がする。

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