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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
4+
読み進めていくと、割と早い段階で敢えてあることについての言及を避けている節が見受けられ、作中のある仕掛けについて容易に予測することは可能なのだが(実際その予測はあたっていたのだが)、それでも整合感があり説得力も十分でなかなか面白い。騙されなかったのに面白いのだから拍手するしかない。
視点切りかえ構造の盲点をつかれたというか、すっかり騙されてしまいました。古典もいいけどこういうミステリもいい!
連続少女殺人鬼が、なんと模倣犯の犯行現場に居合わせる。殺人鬼と模倣犯という二人の犯人はいったい誰なのか。そしてその動機は何かってミステリー。
上手な話術で一気にだまされた。解決が近くなったところで読み手が混乱し、なんやこれ? とよく読みなおしてみると、最初から先入観に自分が支配されていたことに気づく。確かにおもしろい作品だ。
しかしながら、たまたま一致する被害者とか、無理矢理くっつけたような読者への落とし穴とか、あまりに重なってしまう偶然とか、ちょっと不自然な感じというか違和感が残るのも事実。
題材が少女殺人だし、(おきまりの)美人被害者も癖ありすぎだし、ちょっと非現実な感じが鼻につくなぁ。総じて登場人物の作り込みが薄い感じがする。ま、傑作といえば傑作だが、人物描写とかだまされ方でいうなら「慟哭(貫井作品)」が一枚上かな。
文体、テンポ、ストーリー、メッセージ。。。おもしろかった!
殺人という事実の見方、ジャーナリズム、心理、人の主観など随所にふと立ち止まるべきテーマがあって、楽しいというよりおもしろい。
人は何かと理由を見つけて納得したがるけど、それは自己満足に過ぎない。それに善悪があるわけではないけど、その自己満足を無為に押しつけるエゴは好きじゃない。ただ、あるのは事実だけで、真実なんて人によって違うものだし、それでいいと思う。
最後のどんでん返しにつぐどんでん返しは読み応えあり。知能の高い異常者には誰もかなわないということか!こいつ上手くやったなあという思いと、この作品のその後を思うとすっきりしないものが残る作品
最高のミステリー小説。
とても美しく、感動すら覚える。
ミステリー好きなら、絶対に一度は読んでおくべき一冊。
可能であれば、こんなレビューなど読まず、なんの先入観も持たずに。
どんでん返しがスゴイという評判なので読んでみた。
伏線がしっかり張られているけれど、期待以上のどんでん返しではなかったかな。悪くないけど期待が大きかっただけに残念。
オチへの期待感から読み進めたけど、そうでなければ冗長に感じてしまったかもしれない。オチの後のトリック説明も、お笑いでなんで面白いのかを説明するみたいな感じで読んでいてちょっと恥ずかしい。
2012.4.12読了。
女子高生が殺され、死後に喉にハサミを突き立てられている連続殺人事件が発生。登場人物の一人は実はその殺人犯なのだが、最新の事件は目当てにしていた対象を、そっくりな方法で先に殺されてしまった。その死体を発見した自分に容疑が向かないか調べて行くと…という話。
猟奇殺人犯「ハサミ男」が、計画していた次の犠牲者を自らの模倣犯に殺されてしまうところから始まるミステリー。
とても読みやすいです。読者と警察が同じ目線で騙されているので、叙述ミステリーにありがちな「え?え?」という混乱もありません。仕掛けを差し出される快感が一気に押し寄せてきて、読み返しては笑ってしまいます。
医師の台詞回しがいちいち憎たらしく、面白い。終わり方もすっと寒いです。猟奇殺人者に相応しい最後に大満足でした。
2人の少女を殺したハサミ男が3人目の少女を殺そうと計画していたが、その前に別の誰かによってその少女が殺されていた。真犯人はいったい誰なのか...。この作品は主に主人公の「わたし」と警察官たちの視点で進行していきます。真相解決まで徐々に狭まっていく両者の距離にドキドキしながら読みました。ただ、ラストが僕が予想していたものとは違って、少し煮え切らない分星4つでした。1回読んだだけですが、アイデンティティがテーマの一つなのかなと感じました。再読してみようと思わせてくれる一作です。
殺人犯を主人公にしたミステリー小説。
情景を頭に浮かべやすい書き方だから話もスッと入ってくる。
はじめは読みやすい文章を書く人だなぁという印象しかもってませんでした。
淡々と進むストーリー。何か物足りないなぁと思い始めていたらまさかこんな展開になるとは・・・
物語は本書の8割を過ぎたあたりから急展開で進みます。
今まで思い描いていた情景が実は間違っていたことに気付かされ、後半は「えっ?!こいつが?」、「うそっ!」と独り言ばかりでした笑。
小説は久しぶりでしたがこんなに読むのが楽しいものだったとは・・・
ミステリー小説ハマってしまいそうです。
本全体が文章の書き方のせいか軽い印象を受けます。
最後がなんかごちゃごちゃした感が・・・。
おすすめかどうかと聞かれるとそうではないかな。

どんでん返しの名作だと知ってて、構えて入ったせいか先が見えてしまいそれ程驚きませんでしたが、面白かった。
こういう本は本当に伏線の書き方が素晴らしいです。
真犯人はちょっと予想外で驚きましたが。
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