ST 警視庁科学特捜班 毒物殺人 (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062735391

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    毒物殺人 ー ST警視庁科学特捜班シリーズ2作目《文庫本》
    2002.09発行。字の大きさは…字が小さくて読めない大きさ。
    2023.08.21~22読了。★★★★☆
    ブックオフ、110円で購入2023.08.21

    警視庁科学特捜班、通称「ST」を率いる百合根友久警部の活躍の物語です。

    百合根警部は、代々木公園と世田谷公園で発見された変死体からフグ毒が検出されたことで、この特殊な毒を使った殺人についてSTの異能の5人の若者が、暴力団とその傘下の自己啓発セミナーを摘発する。

    この事件は、傲慢で、自己中心的な美しい女子アナ八神秋子の愛をえるためにおこなった事であるのに、驚きが禁じ得ない。不況で苦しいなか、一途に愛して、秋子を繋ぎとめるために一流のレストランで食事をし、一流のホテルに泊まりと、苦しみながらも秋子への愛を貫いた男が最後には、秋子の前で死ぬことで秋子の心に自分を残そうとした。

    【読後】
    テンポかよく、展開が早く、面白いですが、字がありまりにも小さいために苦労しました。読後感は、面白いという点では良いのですが、八神秋子のあまりにも身勝手さに気分が悪くなりました。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~
    ST警視庁科学特捜班シリーズ一覧
    13.プロフェッション
    12.化合
    11.沖ノ島伝説殺人ファイル
    10.桃太郎伝説殺人ファイル
    09.為朝伝説殺人ファイル
    08.黒の調査ファイル
    07.緑の調査ファイル
    06.黄の調査ファイル
    05.赤の調査ファイル
    04.青の調査ファイル
    03.黒いモスクワ
    02.毒物殺人       2023.08.22読了
    01.ST警視庁科学特捜班 2023.08.21読了
    ※シリーズを発行順に並べると上記のようになります。が、2023.08.21に読了した2014年5月に発行された「エピソード1」は、1998年3月に発行されたシリーズ1作目「ST警視庁科学特捜班」の改題新装版です。
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  • STの5人と百合根、菊川のキャラが前作より安定して分かりやすく、殺人事件の全容が楽しめた。秋子みたいな考え方…案外ありがちかも。

  • ちょっとぉーしっかりしてよ百合根さん!もっと自分のチーム信じてよって思うけど、最後はちゃんとチームを守ってくれたので許してあげよう。
    あらためて洗脳ってこわいなー。

  • 変死体が自己啓発セミナーに繋がる。「宗教とは自己啓発の場」「宗教と自己啓発は切っても切れない」・・・、だからうちの社長が自己啓発セミナーを勧めてきた時「宗教の勧誘みたい」と感じたのか。変なところに納得。

  • 公園で若い男の死体が見つかった。所持品は無かったが事故と処理されそうになったが、毒殺の可能性から殺人の可能性もあり、STメンバーが動き出す。毒殺という事て山吹が活躍します。SCアカデミーと言う自己啓発セミナーの存在も浮かび上がり。愛が重すぎて犯してしまった犯罪だったが、その様に仕向けた人にも責任がある。

  • シリーズ第ニ弾。テトロドトキシンによる毒殺事件。今回の主役は山吹。無事、事件を解決し、ST解散の危機からひとまず脱出。テトロドトキシンでゾンビに至る筋は読めなかったなー。

  • 10年以上前にドラマきっかけで第一弾読んで、やっと読んだ第二弾。
    STメンバー、それぞれの特技で収集する情報、違法性は無いけど証拠能力も無いもんね。
    アナウンサーの八神悦子のキャラ、モテ街道歩いてきたデキる女性のスタンダードだよね。
    結局、犯人二人って八神悦子に振り回されたってことになるけど、彼女自身は何もしていないんだよね。

  • 菊川×STがイイ感じ

  • たまたま図書館で見付けた。初めて今野敏さんの小説を読んだが、すっかりはまってしまった。

    何より今までない感じの小説で特捜班の5人がそれぞれの個性を活かしながら事件を解決していくのが面白い。

  • シリーズ二冊目。キャラが魅力的なのでとにかく読みやすいです。STメンバー5人、というより百合根と菊川を含めて7人で1チームですね。一冊目を読んだときはドラマのイメージが先行していましたが、今回は青山くんを始め、少しずつ脳内で違うキャラになり始めました。今回印象深かったのはやはり山吹さん。翠と黒崎さんのポリグラフも。読んでいて楽しかったのでまだ続編がたくさんあるのが嬉しいです。それぞれのメンバーの活躍はもちろん、百合根がまだまだ頑ななので今後どのように成長していくかも楽しみです。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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