今ふたたびの海 下 講談社文庫 こ 51-4

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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062735766

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  • ゴダードの歴史小説、下巻。
    どんでん返しの続く後半の構成にやや慌ただしさを感じた。
    いつものようにハッピーエンドだが、ゴダード作品には珍しくヒロインが悪人だったのが意外。

  •  18世紀のイギリスを中心にした歴史小説。でも、ゴダードなのでエンターテイメイントに仕上がっている。
     明らかに階級差別があった18世紀。主人公は、陰謀に巻き込まれ翻弄されていくのだけど、あくまで受身であり、使える立場にある。だから、主人公としてすごく弱いように見えた。ゴタードってホント駄目男好きだよなぁって思いながら読んでた。
     が、最後にがらっと印象が変わる。それは、物語の鍵を握る女性についても言える。時代的に、ただ男に従うしかないようでありながら、実は舵を握っていたそのしたたかさに、感嘆を覚えた。
     さすが、ゴタード!! 面白かったよぉ!!

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著者プロフィール

1954年英国ハンプシャー生まれ。ケンブリッジ大学で歴史を学ぶ。公務員生活を経て、’86年のデビュー作『千尋の闇』が絶賛され、以後、作品を次々と世に問うベストセラー作家に。『隠し絵の囚人』(講談社文庫)でMWA賞ペーパーバック部門最優秀賞を受賞。他の著作に、『還らざる日々』『血の裁き』『欺きの家』(すべて講談社文庫)など。

「2017年 『宿命の地(下) 1919年三部作 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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