人生うろうろ (講談社文庫 し 31-27)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062736312

感想・レビュー・書評

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  • これは、人生のイベントをいろいろクリアした大人が読んだほうが笑えると思う。
    ばかばかしくて結構笑えるんだけど、痛いところも突かれるのでちょっと苦笑い、
    ってところもありました。

    2014.02.28

  • 先祖や家族の為にお墓を買った男、就職の為の面接で自分をアピールしようとする若者、単身赴任のお父さん、狭いながらもやっと「我が家」を買った男、孫を巡った祖父母の金出し合戦、40歳を前に「このままじゃいけない」と自分の人生を変えようとする男女、義母の介護に精を出すお嫁さん。

    私たちの多くがこの本に出てくる誰かと似た状況にあるんじゃないかな。特に「このままじゃいけない」。長い人生でそんなふうに思う時って誰でも何度かはあるのだろう。

  • エッセイと物語を合わせたような一冊。サクッと読めました。
    人生で体験する、様々な転機や出来事について。

  • 墓を建てる  出産  就職面接  単身赴任  家を建てる  結婚を決める  
    孫が産まれる  離婚を決める  仕事の独立と妻の再就職  老人介護

    人生には色々な転機がある

    そのたびに悩んだり、困ったり、行き詰ったり。
    それまでの人生が変わるとき、ちょっと思い出したい一冊。

  • 思っていたより真を付かれてグッときた。さすが清水さん。

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著者プロフィール

1947年愛知県生まれ。愛知教育大学教育学部国語学科卒業。1981年『昭和御前試合』でデビュー。1986年『蕎麦ときしめん』が話題となり、独自のパスティーシュ文学を確立する。1988年『国語入試問題必勝法』で第9回吉川英治文学新人賞を受賞。2009年、名古屋文化の神髄紹介とユーモアあふれる作風により第62回中日文化賞受賞。『永遠のジャック&ベティ』『金鯱の夢』『虚構市立不条理中学校』『朦朧戦記』等著書多数。また西原理恵子との共著として『おもしろくても理科』『どうころんでも社会科』『いやでも楽しめる算数』『はじめてわかる国語』などがある。

「2021年 『MONEY 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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