架空通貨 (講談社文庫)

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著者 : 池井戸潤
  • 講談社 (2003年3月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062736794

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架空通貨 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 2015.2.16(月)読了。

    面白かった!
    けど、難しかった!!
    何回も読み直したし調べたし。

    ただ、そんなことが実際あったら
    えらいこっちゃだ。

    しっかし
    銀行っていろんな事があんだなー。
    頭が良くなきゃ出来ないわけだ。

    感想が幼稚だなー 笑

  • 専門用語が多くて難しかった。

  • 今どきの架空通貨ではなく、ちょっと昔の話。
    金に群がるイヤな話の中で、ほんのり甘い話も。

  • 元金融アナリストとはいえ、教え子の会社が倒産する
    という設定でここまで首を突っ込むのか?
    女子高生とは思えない話し方や機転の数々、、
    とまあ、いろいろ思うことはあるが、一転二転と物語が進んでいく設定はおもしろいかな。読み手自身も頭を使い疲れました(笑)

  • 元商社マンの高校教師が、教え子の父親の経営する会社の破綻をきっかけに企業城下町に巣食う闇の金にかかわっていくという金融ミステリー。
    日本各地にある企業城下町で同じような事態が発生したらと思うと、ぞっとする内容。非常に読み応えがある内容でした。

  • 高校教師 辛島が教え子の会社が倒産の危機にあい、それを救うために、奮闘する話なのだが。

    教え子の会社の取引先のある町はその取引先企業が新たなる通貨を浸透させている。
    ちょっと浮世離れした話だった感じがする。

  • 副担任をしている生徒の少女の父親の会社が倒産を向かえそうになり、その倒産を何とか回避させたくて少女が遠回しにではあるが、主人公の先生に相談したところから物語は始まっている。

    その父親の会社が社債を引き受けていた大口の取引先に何とか期前償還が出来ないかと調べていた彼女の行動が気になり、いても立ってもいられなくなり協力しようとする主人公の先生は高校の先生になる前に商社の信用調査部に所属していたエリートだった。

    彼女と一緒に調べていくうちに、取引先の会社がその影響力を使って下請けの会社に社債を引き受けさせ、その代わりに自社の通貨を償還時に利子も含めて返済するというものが出回っている事が分かり、それを追い続けるうちに・・・

    企業を巻き込む様々な人々の欲などが絡み結末へとすすんで行く。

  • 15年くらい前の話なのに全く古くなかった。いわゆる池井戸節の王道かな。

  • 専門用語がびっしりで始めはなかなか進まなかったが、途中から会社経営のからくりに引きずりこまれ一気に読み終えた。自分の知らない世界を知ることができるのは読書の醍醐味ですね。

  • 創造力と想像力の豊かさに驚かされました。マネロン、通貨の発行、破産、期失、差押など、自分にとって身近なことが多いので、親しみやすさもありました。
    ミステリーとしても、金融関係の本としても面白かったです。

  • 池井戸さんの第二作品とのことで、ちゃんと読んでみました。

    すごい、これもすごいおもしろい。

  • イマイチ。

    ある地方企業の城下町で流通する独自通貨と、マネーロンダリングの話。

    元銀行員の池井戸潤らしい金融とビジネスの話だが、とうにも説明が頭に入りにくくスッキリしなかった。

    独自通貨とマネロンの2つのテーマが絡み合ってるんだけど、それが逆にわかりにくくしてたような…

    雰囲気はいいのですが、こなれてないということで評価はいまいちです。

    他の本を読んだほうがいいかも。

  • 田舎の企業城下町で流通している、田神札なる地域マネーが繰り広げるお話。
    話の展開としては想像とはちがうところに進んでいくので面白かったが、主人公にあまり惹かれないからかそこまでハマれなかった。
    独特の救いようのない下請け業者の我慢するところや、最後みんなの気持ちが爆発するキッカケになったところは映像化されてもいいような大きな"うねり"を感じるシーンでした。
    わかりやすいハッピーエンドがよかった…

  • 非常に長く感じた。
    そして救いが無かった。
    面白いのだろう。
    だが、期待と何か違った。

    立場の弱い企業を利用して生き延びようとする強い立場の企業。
    その方策が実は。

    そんな話。

  • 田舎町に君臨する企業が私募債や振興券と名付けた私通貨を使って引き起こす独善的なマネーゲーム。どんどん不幸になる人が増えて救いがない。お金が主役の企業小説だけに、他の作品のような勧善懲悪のスカッとする結末であって欲しかった。

  • ずしりとした読み応えある作品。

  • +++
    女子高生・麻紀の父が経営する会社が破綻した――。かつて商社マンだった社会科教師の辛島は、その真相を確かめるべく麻紀とともに動き出した。やがて、2人がたどり着いたのは、「円」以上に力を持った闇のカネによって、人や企業、銀行までもが支配された街だった。
    江戸川乱歩賞受賞第1作『M1』を改題
    +++

    商社マンから教師に転身した辛島が、父の会社の窮地に悩む、教え子の麻紀の相談に乗るうちに、ただならぬからくりに気づき、昔の人間関係をも頼りながら、裏のからくりに迫っていく。田神亜鉛という会社で成り立っているような田神町で起こっている事態の深刻さは、留まるところを知らず、ワンマン社長の安房正純の目論見と、彼に恨みを持つ者たちの復讐劇がもつれ合った混沌は、目が離せない。ハッピーエンドというわけではないが、膿は出し切った感はあり、あしたは暗くはないかもしれないと思わせてくれる一冊だった。

  • 辛島は 商社から 高校の先生に転職した。
    この教師は 一人の生徒 黒沢麻紀 にかかり切りである。
    麻紀の父親が 経営する会社が 不渡りをだしたのだ。
    その取引先が、田神亜鉛 という会社で、
    田神という街を 支配していた。
    そして 田神札 という 通貨 を使っていた。

    会社の経営状態は 粉飾決算であり、
    南米からのリチウムで食いつないでいる ということ。
    その リチウムは マネーロンダリングの可能性がある。

    コンサルティングの加賀が 田神亜鉛にアドバイスしていたのだが、
    それには 理由があった。
    その理由で 田神亜鉛は 崩壊するのであるが。
    だけど 辛島は ひたすら 走っているような感じを受けた。

    専門用語が結構 キイワードになっていて
    面白かった。

  • ある街に流通する通貨の話からマネーロンダリング、計画倒産、女性コンサルタントの復讐劇と色々な要素が絡み合い、なかなか面白い展開だった。

  • 池井戸潤の長編2作目。江戸川乱歩賞受賞第1作「M1」を改題)。
    女子高生、麻紀の父が経営する会社が破綻。かつて商社マンだった社会科教師の辛島は、その真相を確かめるべく麻紀とともに動き出したが、二人がたどり着いたのは、「円」以上に力を持った闇のカネによって、人や企業、銀行までもが支配された街だった。
    架空通貨に蝕まれた街が舞台のためちょっと暗いというか重い感じはあるが、ストーリーの設定は面白いと思った。

  • 田神札なる、ある街に存在する通貨が物語のキー。高校教師で元商社社員の主人公・辛島が、教え子である黒沢麻紀とともに、彼女の父の会社の危機を救うべく奮闘する。
    田神亜鉛なる企業から押し付けられた社債の期前償還を目指し、田神亜鉛の城下町である田神町に向かう。彼らは田神札に支配され、黒い街となってしまった田神町の悪の根源である、田神亜鉛の安房に直接対決を挑む。

    今回は、池井戸小説の中でも1番難しく、終始重い作品だったかも。そしてイマイチ入っていけなかったのは、主人公がそこまで教え子(しかも担任じゃなく副担任)の家庭の事情に自分の夏休みを割いて、命の危険を冒してまで首をつっこむかなぁ?という大きな違和感。
    黒い町の描写はリアルで巧かったのですが、リアリティにかけていた為、また最後の結末までの終盤があまりにも急に駆け足だったため、評価低めにしました。
    実写にしたらまた違う印象になるのかもしれないけど。

  • 2016年4月5日
    田神札、復讐、裏切り、破産
    マネーロンダリングを始め、専門用語が少し出てくるが解説されているのでわかりやすい。
    企業小説。

  • 面白かったけど何だか暗い気持ちが残ってしまう話だった。話の展開はさすが池井戸潤という感じ。それにしても怖い話だった。お金って本当に怖い。知らないうちに蝕まれる。

  • 一つの企業に依存する町。町経済自体の依存はその一つの企業がなくなると…

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