奇術探偵曾我佳城全集 秘の巻 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062737609

作品紹介・あらすじ

曾我佳城。若くして引退した美貌の奇術師。華麗なる舞台は今も奇術ファンの語り草である。もう一つの貌は名探偵。弾丸受止め術が自慢の奇術師がパートナーを撃ち殺してしまった。舞台に注目する観客の前で弾や銃を掏り替えた者は誰か。佳城は真相を見抜けるか?-など究極の奇術トリック満載の「秘の巻」。

感想・レビュー・書評

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  • 奇術とミステリーが合わさった作品です。ボリュームがあります。奇術とミステリーの両方が楽しめる分、やや難解。人物名も凝っているので、読みづらかったです。じっくり向き合うための本というところです。

  • ショート小説てテンポもよく、サクサク読めるし楽しい。

  • 引退した奇術師が探偵訳を務める。
    伝聞としての登場のため、霧がかかったようでうまくつかめなかった。
    伝説の人を表現してもせれは思い出なので他人には形を捉えることはできない。
    最初の作品が時に好き。探偵が思い出として登場するのもいい。
    他の作品はちゃんと登場するが、上記の理由からぼやけてしまって印象が薄い。

  • まぁまぁ。
    どことなく寂しげな感じ。

  • 戯の巻へ。

  • 「曽我佳城」を主人公とした短編ミステリーシリーズの上巻にあたります。
    奇術探偵というタイトルどおり、すべてマジックに関するミステリです。


    短編ミステリも悪くないな、と思わせてくれた良作ぞろい。
    ぜひ購読を!!とまではいきませんが、昼下がりのミステリ読書には良いと思います。

  • 読んだのはハードカバーで。佳城さんの最後の事件というから、寂しくて読みたくないなんて思ったもの。

  • これは瞬発的な驚きのすごさではなく、これだけ質の高いミステリをたくさん読めることがすごい。

  • ようやく読み終わった!

    短編集。

    「消える銃弾」「ビルチューブ」が好き。
    「真珠夫人」は自分の中では推理物とは言えないが、短編小説としてはなかなかのでき。こういう考え方は面白い。

  •  引退した奇術師、曾我佳城が名探偵の短編集。
     解説にもあるとおり、佳城に欠点が無く、影が薄い気がする。

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著者プロフィール

泡坂妻夫(あわさか つまお)
1933~2009年。小説家・奇術師。代表作に「亜愛一郎シリーズ」など。『乱れからくり』で第31回日本推理作家協会賞。『折鶴』で第16回泉鏡花文学賞。『蔭桔梗』で第103回直木賞。

「2020年 『秘文字』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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