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この作品からのみんなの引用
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「心なんてものはないんです。ないものを信じて生きてると、どん詰まりになりますよ。死ぬの生きるのと云う苦悩を背負うことになりますから。愚かです。人は生きているんだから、生きればいいだけ。躰が生きていると云うことにこそ意味があるんです。意味を求めて生きるのも、勿論意味を求めて死ぬのも、だから本末転倒です」
― 704ページ -
「あのなあ。お前等ひよッ子たア年季の入りようが違うんだよこのボケがッ!」
― 568ページ -
「この世は理想郷ではない。何故か。それは外側を造るからです。どうであれ、あなたはあなたの眼を通じてしか世界を識ることは出来ない。それなのに、あなたがたは 内に理想を求めず外に理想を求める。外側を取り込める程あなたがたは大きくも ないし、外側に真実などないのです。ですからね、あなたが見ているこの世界の相は悉く昼寝の夢のようなモノです」
― 520ページ
みんなの感想・レビュー・書評
いやーすごい。
支度をずいぶん前に読み終わっていたんだけど、始末のこの分厚さを見ると躊躇しちゃって。
読み始めたらガンガンに読んじゃうのはわかってるんですけどね・・・。
事実ガンガン読んじゃったし(笑
ここまで序章から色んなことが絡んでくるとは。
言葉も文も内容も難しいから一度で全てなんて全然理解出来ないんだけどそれでも面白い。グイグイひきこまれてしまう。やっぱりすげぇなぁ。
家族とは日常を共に繰り返すこと――。
特に変わったことや刺激を求めるものではないし、喧嘩してもいつの間にか仲直りしてダラダラ過ごしていくことこそ家族というものだ。
そういったことを改めて再認識させられる作品。
また、百鬼夜行シリーズを読んでいる人からしてみると、
中禅寺秋彦さんの内面がすこーし分かって何だか嬉しくなる回。
憑物落としを生業とする彼も随分と悩み苦しんでいるのだと改めて認識。
なにやら中禅寺さんの天敵存在になりそうな人も登場。
印象的な場面といえば、あの飄々としていつも明るい榎さんが中禅寺さんに説教をたれたところ。
榎さんに怒られて決意を固める中禅寺さん。このやり取りで、二人の関係がどのようなものか薄っすらと見えてきた感じ。
なんかビックリな結末です。このシリーズの中では少し種類の違うお話じゃないかと。しかしやっぱり京極堂が出てきた後が一番面白いです。にしても宗教は恐ろしいです。
今までとは一味違った事件でした。消えた村やら謎の新興宗教やらの話で序盤から引き込まれました。
それにしても今回は一段と登場人物が多いですね。
今回ばっかりはこの世には不思議な事もあるもんなんだ、なんて思っちゃったり…いやいや、やっぱりこの世に不思議な事なんてないのだよ!
クライマックスの大騒ぎは、まさに宴。京極堂の苦悩、榎さんと木場さんのコンビネーションがいい。青木くんも頑張った!でも、あの人との決着がつかないままで、ちょっともやもや…。いつか、やっつけてほしいです。京極堂に。
長いし登場人物が多く、しかも宴の支度から時間があいたので、誰が誰だか、誰に何が起こったのかわからなくなってしまいました。
ゆっくりじっくり読み直さないと。
登場人物が多かったなぁ。
今回は着いていくのが精一杯でした。
もう一回読んだらすっきりするでしょう。
榎木津が好きです。
いちいち台詞が面白い。
仕事場で「小豆洗いが好きなんです」と言ってみたところ、 「ああ、うちの近所の川にいたよ」と真顔で返されたことがある。 私はまだ妖怪を見たことはないが、どうやら実在するらしい。 最近別の職場で「小さい頃作った妖怪は何だった?」と真顔で聞かれ、 日本における妖怪はまだまだ「生きている」のだなあと感じた。 もちろん、答えられた者はおりません…。 今更ながら京極堂シリーズに手を出したが、探... 続きを読む »
圧倒的なボリュームと次々に現れる登場人物に自分の脳は爆発寸前。妖怪に関する薀蓄もかなりの頁数が費やされており、『ひょうすべ』に関する記述が100頁超なのはさすがに閉口してしまいました。。
でもラスト200頁はまさに怒涛の勢いで、それまでの鬱憤を晴らすかのような展開でした。
長いのは覚悟の上だったのですが、とにかく登場人物が多い。あまりに多すぎて頭の中がひっちゃかめっちゃになってしまいました。
ラストの京極堂の憑きもの落としも、自分の中で人間関係が今ひとつ整理できていなかったものですから、いつもほどの衝撃を覚えることができず。
レギュラー陣総出演は豪華でいいですが、私の頭ではついていくのが大変すぎました。
「塗仏の宴」と「魍魎の匣」と「絡新婦の理」が京極堂シリーズでは面白い。
早く続きでないかな。
内容(「BOOK」データベースより)
「愉しかったでしょう。こんなに長 い間、楽しませてあげたんですから ねぇ」。その男はそう言った。蓮台 寺温泉裸女殺害犯の嫌疑で逮捕され た関口巽と、伊豆韮山の山深く分け 入らんとする宗教集団。接点は果た してあるのか?ようやく乗り出した京 極堂が、怒りと哀しみをもって開示 する「宴」の驚愕の真相。
支度の始末がしっかりなされていて流石と思いました。毎度の分厚さに加えて「支度」「始末」と分冊にもなり、大ボリューム。「支度」に時間がかかりすぎると感じていましたが、納得の「始末」でした。
面白くなるまでものすごい時間がかかったが,終盤はシリーズ最高レベルでの面白さだった。
やはり京極シリーズ最強キャラは朱美さんだ。
「支度」で仕掛けられた事件とか謎が、 いつものごとく京極堂によって収束される「始末」編。 そこに、シリーズ通してのラスボスっぽい堂島の登場。 前作からの絡みとか、 妖怪のこととか、 軍部の話とか、 宗教とか概念とか、 全く理解はできませんが、 薄暗い心理の描き方とか、 人間臭くてみみっちい人物たちとか、 旧時代的においのする雰囲気とか、 ... 続きを読む »

家族に対して常日頃から不平不満を抱いている人に読んで欲しい作品。
詳細をここでたらたらと書いても意味はないのでしないが、この作品にはいくつもの物語の骨があり、その中に家族の崩壊と再生という骨があ...






