魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 3660
感想 : 254
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062738941

感想・レビュー・書評

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  • Vシリーズ。
    こちらも面白い。

    ただ主人公の紅子の推理はもう少しドラマチックにならないのかな?
    S&Mシリーズの犀川助教授の推理劇は、犀川助教授がゾーンに入った時の感じが凄く痺れたんだけどな~。

    でも紅子さんが可愛いから許す。

  • 凄く面白かった。

    その考えは思い浮かばなかった!

    太田玲華の知的なって表現は中身空っぽって事なのか?

  • Vシリーズ5作目です。今回も新たな重要人物の登場(今後の活躍にも期待)で益々面白くなっていきます。リズム感とユーモア溢れる会話、保呂草・紅子のキレの良さに加えて、林・祖父江との微妙な距離感とそれぞれの絡み…この4人の関係性が、このシリーズの醍醐味の一つですね。上空密室での真実は、流石森先生。「死ぬために人は〜」と、哲学のspiceも加わり、今回もたっぷり楽しませていただきました。

  • 既読

  • 密室トリックは予想外で、悪くなかったし、事件そのものもある程度満足。ダイイングメッセージはできすぎだけれど。サイドストーリーが秀逸。最後の切なさがいい。仄めかした書きぶりが、かえってそこを際立たせて、強く印象付けられる。

  • Vシリーズ本作が一番好き

  • 面白かった!5作目にしてこのシリーズの楽しみ方がわかった気がする。投げ出しかけたが読み続けてよかった。

  • Vシリーズ第5弾。

    今回は森先生の大好きな飛行機のお話。
    へっくんの出番がいつもより多くてお母さんお母さんしてる紅子さんがとても可愛らしいです。
    そしてれんちゃんが切なすぎてとても心が苦しくなります。

    久しぶりに登場した天才キャラ、関根朔太先生との会話も必見。きっとVシリーズには絶対に欠かせない一冊。

  • 本シリーズで一番面白かった。
    保呂草さんは最初から妖しい人物として登場し、紅子さんは安楽椅子探偵ぶりを最大限に発揮し、練無君が珍しく心情を顕にし、七夏さんは変に可愛らしくと、レギュラー陣の個性が存分に発揮されています。
    最初からこんな人格という設定でシリーズを書き始めたのか、それとも書いているうちに勝手に成長したのかは分かりませんが、面白いことは間違いない。
    「各務さんの名前が脅迫状に織り込まれていた」というところは残念ながら何のことか分かりませんでした。..

  • 今まで読んだ森さんの小説の中でナンバー1でした。

    森さんの本の中でところどころ登場する詩?のような言葉。
    なかなか重みがあり、心にぐっとくる。

    今回は保呂草がまさかの逃亡劇を繰り広げるとは。

    練無と杏奈さんの最後が切ない。

    これは面白い!

    Vシリーズは読めば読むほどはまります。

著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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