中欧怪奇紀行 (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062739160

感想・レビュー・書評

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  • 田中芳樹と赤城毅による、対談と短編。

    ドイツについて語っているかと思いきや
    ドラキュラやら人狼やらの話まで。
    朝昼晩、と話を変えているので、それにあった時間帯話…
    にしても、濃いです。
    結局、怪奇話であって、この話誰か書いてくれないか、を
    結構呟いておりました。
    その度、編集者に「先生方が…」と言われて
    目を逸らしているのが面白かったですw

    ドラキュラがロリコン、と言われたら
    確かに条件を満たしています。
    そもそも、昔と違って今は女性のあり方が違いますし。
    短編も二人分、で面白かったです。
    赤城さんはドラキュラだったので、田中さんも
    そちらの方かと思ったら、全然違いました。
    題名の『鏡』が非常に大事でした。
    というよりもむしろ、そこかしこにヒントはあったのに…。

  • 田中芳樹と赤木毅のドイツ語文化圏・中央ヨーロッパの歴史や伝説、妖怪、怪物、怖いものについて対談。やっぱり吸血鬼・狼男・フランケンシュタインは外せない。書き下ろし短編二本。

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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