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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
UIAのシンポジウムでお話を伺った時に感じた
シークエンシャルで心地よい言葉。
そんな感じでグッと文章に引き込まれた。
ちょうどこの本を読んでいる時に、
研究室の先輩からモンサンミッシェルの写真を見せてもらった。
なんかの運命でしょうか。
見渡す限り何もない…そんな中に悠然と聳える城。
やっぱりフランス行った時に行くべきだったでしょうか。
日常の物の有り様が変わっていくことに気がつくことを言葉にする難しさというか、すごさというか。話されたこと以上に話したことにはすごい力がある。自分が知識でしか知り得なかったことを現実として突きつけられたときの静かな(いや、決して其れは静かなものではないのだけど)心のさざなみが見事に描かれていると思う。
パリに留学していたころを思い出して、
とても懐かしい気持ちになった。
もっとフランス語やフランスについて学べばよかった、
そしてやはりモンサンミッシェルに行けばよかったと悔やまれた。
でも、正直この話が何を伝えたいのか、
私にはよく分からなかった…
空気観、というものを感じさせる文体だと思います。またこの間隔の広い字の並びもそれをいい感じ手助けしていると思いました。昔宮城谷昌光は立原正秋から「カタカナは文章のリズムを崩すから気を付けろ」と言われたそうですが、この人はむしろ堅い漢語が破調を生み出している、と感じました。
なんだかよくわからなかった。後から知ったが芥川賞受賞とのこと。フランスに興味があるのでもう少し読むことにはするけど…
堀江さんはさりげなさすぎる。
ストーリーも文章も言葉選びもとてもさりげない。ぜんぶにわざとらしさがない。今読みおわったとこなのに、なにも思い出せない。
さらりさらりときれいで、そのきれいさに気づけない。
雪沼とめぐらし屋を読んだ。もう少し読んでみよう。
文章がうますぎるのか、読んでると何だか落ち着かなくなることも。「うまく書こう」という気持ちが行間にあふれてるような。もう少しで、もっとすごい本を書いてくれそうな気もします。
フランスの田舎を舞台にした3つの短編。
×印のくまのぬいぐるみ。砂のお城。
三篇とも、静かな感じがとても気持ちがよいです。
表題作も印象的ですが、
『砂売りが通る』が一番気に入りました。
「ありがと」という「どんな状況でも押しつけがましさのない礼のひとこと」、が「彼女」のさっぱりとした人格や主人公との関係を象徴しているようで素敵です。
静謐な文章で淡々と進んで、最後に哀しいことに気づいてしまうという…心があらわれるように美しい文体なのに。雰囲気もたっぷり余韻もバツグン 哀しいけど。
二年ぶりに再読。改めて思うけど、すごく良かった……。 最近のわたしがずっと気にしている部分を深いところでぐさぐさ貫かれるようで、読みながらもう少しで泣くのではないかと思うくらいでした。彼の文章は淡々として見えながら、ふと気を許せば無造作にこころの中に入り込んできて、内側からわたしを、揺らすのです。今現在わたしが興味を感じている問題、切実に考えている問題が絶妙なトーンで言語化されていて、至ると... 続きを読む »
題名は中身を読まないかぎり意味不明。久々に渡仏した日本人である「私」が留学時代の友人に再会を果たし旧交を温める話。モン・サン・ミシェルは美しく、生ハムを挟んだ皮の固いカンパーニュや思いつきで焼いた人参のパイはいかにも美味しそう。「ノルマンディ記——モン・サン・ミシェルとユグノー、そしてユダヤ人街の葡萄の葉のファルシ——」というエッセイ、の風情。
芥川賞受賞作。
自分にはフィットしなかった。評論家などに評価されているその特長的な文体が単純に好きか嫌いか、によると思う。
3作の短編だが、表題作ともう1作がフランスを舞台にしている。
「ザッツ芥川賞」的な作品だった。
他の堀江氏の作品のほうが個人的には好きです。ですがこの文庫はとても魅力的だと思います。短編集なのに全体として非常に面白いからです。全部の話がまったく別の場所でつながっているはずもないのに、読んでいて、これさっきのあのシーンに……と思わせる描写がしつこくなく、ほどよく読み進めてきたときに出会えることに癒されます。これらを寄稿順にするとマギャクになるのですが、それにも意味があるように思えてなりません。むしろ寄稿順ではこのように思い出すことのすばらしさには出会えないと思います。短編集を並べるときは作者や編集社の意図があるとも聞きますが、この文庫本にはそれを感じずにはいられない作品集です。
三編の短篇が一冊にまとまった本だけど、その三編が同一人物による繋がった話としても、モチーフは共通ながらも別の話としても読める、幅のある一冊でした。
しかし、読みやすさの中にひゅっとよく切れるナイフのような鋭い文章もあって、心の底をゆさぶられる。
堀江敏幸、やっぱりおそるべし。
作家 川上弘美の解説も秀逸でした。
…川上さんの作品読んでみようかなと思っちゃったもんね。
+ + +
文章のレイアウトが特殊で最初は読みにくいけれども、冒頭の熊の背中のユメの内容にびっくりしてぐいぐい読まされ中。
いまは全然レイアウトも気にせず読めちゃってます。
…しかし堀江敏幸ってユニークな作家だなぁ。
2009.10.05.
わかりませんでした。
○| ̄|_
文学作品は、本当に理解するのが難しいです。
文章は読みやすかったです。
無駄に長くないのも魅力的でした。
文学作品に心を打たれるタイプの人間になりたいです。

モン・サン・ミシェルを見るところの描写が、会話の流れが、カマンベールが、凄く好きです。
あと、静謐っぽいのに凄く野蛮。ということを書こうと思ったら解説で川上弘美に書かれてた。
やられた。
...






