邪魔(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 4304
感想 : 359
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  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062739672

感想・レビュー・書評

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  • 上巻を読み終わって、まだ大きな展開なし。刑事モノでキレのある奥田節もなし。下巻に期待をかける。


  • 一つの事件を軸として、あらゆる面から描こうとしている。そのためボリュームは普通の倍以上に膨れ上がっているイメージがある。
    下巻でまとまるまであと何ページあるのか分からないが、今のところ期待はしている。

  • 感想は下巻にて。

  • 下巻へ期待を込めて

  • 高校生、主婦、そして刑事の3人の立場で話が進んでいく。それぞれが窮地に追い込まれていき、今後どう展開していくのか、先が気になります。下巻へ…

  • 感想は下巻で。

  • 3.5

  • 奥田サンの小説がこんなに面白いとは思わなかった。
    上下合わせて、2日かからなかった。

    事件は火事になったことから始まり、第一発見者である夫の放火が疑われる。

    でもこれは犯人探しが目的の作品ではない。
    一つの事件の裏側で交錯する想いとか、
    平凡な毎日が崩れていくことのはかなさとか、
    人間の強さとか、同時に弱さとか、、、。

    あらゆる立場の人物を、ここまで描ききったことが、すごいと思う。。特にこの夫の手癖の悪さみたいなことを表現する場面。

    と色々書きましたが、九野さんがいいです。
    母性本能をくすぐられました。


  • ドラマにありそうな刑事もの。

    ただ、夫が犯罪者かもしれないという疑心暗鬼に
    壊れていく主婦が、痛々しく、かつ
    少しずつ外れていく様がリアルでおもしろい。
    屈折した人だから組合や政治的活動家になる
    わけではないが、自然に傾倒していく様子は、
    考えさせられる。

    本編の事件の真相も気になる。

  • これぞ奧田英朗
    一気に読んだ
    一気に下巻へ

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著者プロフィール

おくだ・ひでお
1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライターなどを経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。2002年『邪魔』で大藪春彦賞受賞。2004年『空中ブランコ』で直木賞、2007年『家日和』で柴田錬三郎賞、2009年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『最悪』、『イン・ザ・プール』、『マドンナ』、『ガール』、『サウスバウンド』、『無理』、『噂の女』、『我が家のヒミツ』、『ナオミとカナコ』、『向田理髪店』など。映像化作品も多数あり、コミカルな短篇から社会派長編までさまざまな作風で人気を博している。近著に『罪の轍』。

「2021年 『邪魔(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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