邪魔(上) (講談社文庫)

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  • 講談社
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本棚登録 : 4304
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  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062739672

感想・レビュー・書評

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  • 奥田ひでお祭り

  • 新幹線に乗る暇つぶしにと思い、映画化されるということで何気に手にとってキオスクで購入。新幹線でサクっと読むどころか、読むのに途中何度も止まり結局1週間かかって読み終えました。
    目を背けてはいけないんだろうけど、目を背けたくなる内容です。現実問題、日本は豊かでここまで落ちている子供は日本にはいないと思う。けれども発展途上国では当たり前に数え切れない不幸な子供たちがいる。ただただ飢えをしのぐために、わずかな飢えをしのぐために繰り返されている幼児売買・売春。その子供たちを少しでも救うためのボランティア。そのボランティアっていうのもいったいなんなんだろう。救いたい思い、ただそれだけでがむしゃらに自らの命を危険に晒してまで・・・
    最終的に命の危険にさらされたときに出る本音、、、、
    ラストも衝撃的でした。
    映画見たいです。
    キャスト云々もいいですけど、とにかく見たい。

  • じゃまです

  • 久しぶりの奥田さん。長編は『最悪』の時も思ったけど微妙かな。。。短編は大好きで、伊良部先生シリーズとか『ガール』とかすごくお気に入りなだけに今回の作品は中だるみしちゃって全然進まない。下巻も読むけど、全然気が進まないなぁ。。。

  • 登場人物:郊外に一軒家を構えたサラリーマン一家、早くに交通事故で妻を亡くした刑事、やくざとつながりのある刑事、夜を徘徊する高校生。パートの主婦の権利を守るといいつつ活動資金をスーパーから獲得する政治団体。パート仲間に有機野菜や自然水の斡旋をする女性。
    サラリーマンの働く会社の放火事件をきっかけに、これら人物たちの生活にも色々な変化が起こる。
    人間とはかくも弱いものかと不安になった。

  • 上下巻なんですが、一気に読ませる内容でした。どこにでもいるような平凡な家庭の人々がどうやって犯罪を重ねていくか、詳細に描かれているように思います。

  • 最後まで救われない話でした。
    みんな自分勝手なんだもん。
    でもやっぱ女は強し!!ですね

  • 感想は下巻で。

  • おもしろかった。下巻を早く読みたい。

  • 周辺の話がアレコレ長くてうっかりすると本題を忘れそうになる。
    九野の義母への感傷が受け付けない。
    ダラダラした印象で読みづらい上巻だったがなんとか読みきった。
    下巻に期待。

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著者プロフィール

おくだ・ひでお
1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライターなどを経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。2002年『邪魔』で大藪春彦賞受賞。2004年『空中ブランコ』で直木賞、2007年『家日和』で柴田錬三郎賞、2009年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『最悪』、『イン・ザ・プール』、『マドンナ』、『ガール』、『サウスバウンド』、『無理』、『噂の女』、『我が家のヒミツ』、『ナオミとカナコ』、『向田理髪店』など。映像化作品も多数あり、コミカルな短篇から社会派長編までさまざまな作風で人気を博している。近著に『罪の轍』。

「2021年 『邪魔(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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