邪魔(下) (講談社文庫)

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著者 : 奥田英朗
制作 : 関川 夏央 
  • 講談社 (2004年3月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062739689

邪魔(下) (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 可愛そうではあったけれど、救いのない結末というわけではなかったので、私としてはいいラストだったと思います。
    上巻の途中からやめられなくて、眠らず朝まで一気に読んでしまいました。

  • 最初のほうはあちこちに話がとんで、ついて行けなかったけれど、進んでいくと気になって下巻は一気読みでした。
    普通の日常が些細なことでどんどん壊れていく様子が恐ろしい・・。恭子の豹変ぶり?開き直りぶり?が凄くて、先行きが気になる。
    物語のラスト近くで久野が感じる生きているという実感
    「人はしあわせになりたくて生きている」の一文が心に響いた。

  • 「サウスバウンド」の上原一郎が再び登場したかのような展開!
    ラストまで疾走していくスリルとスピード、意外に現実的なのかもと納得してしまいそうな結末、読みごたえのあるエンターテインメント作品。

  • なんかこう、じれったい。
    なにか他にやりようはないのか。
    しかしイライラはしない。

    寝不足にご注意を。

  • 評価は2.

    第4回(2002年) 大藪春彦賞受賞

    内容(BOOKデーターベース)
    もうどこにも、逃れる場所はない。2002年版「このミステリーがすごい!」第2位、第4回大藪春彦賞受賞。九野薫、36歳。本庁勤務を経て、現在警部補として所轄勤務。7年前に最愛の妻を事故でなくして以来、義母を心の支えとしている。不眠。同僚花村の素行調査を担当し、逆恨みされる。放火事件では、経理課長及川に疑念を抱く。わずかな契機で変貌していく人間たちを絶妙の筆致で描きあげる犯罪小説の白眉

  • え、え、どうなるの?とページを繰る手が止まらない。
    そして、読後は爽快さと不快さが込み上げてくる。
    本書の帯に「面白すぎて、終わりたくない‼︎」とあるが、本当にその通り。面白かった〜。

  • 疲れている、久野刑事は疲れている。疲れているとまあいっか、という事項が多すぎて、後から「え!」「あのときはこういうつもり...」といった事態が増えてきて取り返しがつかなくなる。
    及川夫妻、こういう夫婦はホントにいそうだ。穏便に過ごしていくのがよいのか、なんでも主張したほうがよいのか。どちらかというもんでもないんだろうが。いずれにしろ考えなしにちょいちょい何事がしでかすと取り返しのつかない事態が訪れる。
    『邪魔』はその二人の絡みが、大きくマイナス方向へ倒れていくという展開で、読んでいても辛い。つらいと思わせたら奥田英朗の思い通りであろうか。

  • 奥田さんの小説の疾走感というか、最近好き。
    この恭子の墜ちていく感じがリアルに描かれていて、自分は逮捕される恐れもないし心配になることもなくてなんて幸せなんだと思えた。
    旦那さんの放火の動機の整理をもう少ししてほしかったなー等最後の回収ができきってない感じがあっていまいちスッキリ終わっていない。

    本当に謎だったのは義母のこと。服部と佐伯の発言からして、事故時に亡くなっていたということは確かなのだけれど、じゃあそこまでは全部妄想だったのか!?!と思うと九野はおかしくなっていたと言わざるを得ない。確かにちらしずし作ってっていったのに自分で材料買いに行くところとか変かな・・・。うーんでもすべて妄想とか言われると変な感じだな。

  • 恭子のラストに衝撃。久野の義母に驚きの真実。
    フィナールが絶望ではなかったことが救いだった。
    自分にとって邪魔だと感じる他人。恭子ならば、夫、上司、警察、メディア、最後には自分の全てだった子供すら捨ててしまう。久野には、花村の存在が不幸の始まりであった。最後までタイトル通りの展開。

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